メイクのやり方でよく聞くCゾーン。実際にどこからどこまでがCゾーンで、どんな効果がある部分なのか知らない人もいるのではないでしょうか?今回はCゾーンの効果やケア方法、ハイライトの乗せ方についてご紹介します。
まずはCゾーンとはどういった部分なのか、どんな役割があるのかについてご紹介します。
Cゾーンとは、眉下から頬骨にかかったCの形をしているラインのことをいいます。この部分を立体的に見せることで、骨格がきれいに見えます。正面から見るとあまり変化のないように感じますが、横を向いた時に立体感のある美しい横顔に見える部分です。
この部分にしっかりメリハリがついていることで、小顔効果も狙えます。ファンデーションを塗っただけの肌よりも、Cゾーンにしっかり光を入れ込むようにメイクすることが重要です。
Cゾーンは、立体感だけでなく若々しさを演出する部分でもあります。ちょうどCゾーンに当たる部分は頬骨から始まるため、この部分をふっくらと見せることが重要になります。
ふっくらと見せるためにハイライトを入れることで、ハリのある若々しさを演出することができますよ。年齢を重ねた肌でも、Cゾーンの部分に光を取り入れることで、みずみずしさやふっくらとした印象に見せることができます。
Cゾーンは立体感や若々しさを作る部分ではありますが、その反面日焼けしやすいというデメリットもあります。立体感を出す部分=高さがある部分なので、他の部分よりも紫外線の影響を直に受けやすくなっています。
この部分をハイライトで仕上げることが大切ですが、それ以前にしっかりケアしてあげることが大切な部位になります。
続いて、Cゾーンのケアのポイントについてご紹介します。
Cゾーンのケアには、日焼け止めが大切になります。Cゾーンはもともと日焼けしやすい部分なので、日焼け止めを使ってしっかり紫外線対策をすることが大切になります。
高さがある部分はしっかり日焼け対策を行う必要があるので、日焼け止めを顔全体に塗ったら、Cゾーンや鼻など高さのある部分には二度塗りすることで、日焼けを予防することに繋がりますよ。
Cゾーンをしっかりケアしたいのであれば、美白系アイテムを使って保湿する用にしましょう。Cゾーン部分に溜まったメラニンは、しっかりケアしてあげないとシミやそばかすの原因になってしまいます。
Cゾーンをきれいに保つためにも、紫外線が多い季節には美白アイテムを取り入れるようにしましょう。Cゾーンは高さがあるため、塗り広げるようにするよりは、叩き込むように乗せるのがおすすめです。
Cゾーンをきれいに保つためには、保湿もしっかり行う必要があります。Cゾーンは紫外線による影響を受けやすい部分なので、乾燥を感じてしまうこともあります。紫外線によるダメージは、肌のバリア機能を破壊することで潤いをたもつことができなくなってしまいます。
それを防ぐためには、しっかり保湿して肌のバリア機能を保ち続けることが大切です。日焼け止めや美白ケアだけでなく、しっかり保湿することでCゾーン部分の美しさを保ちましょう。
Cゾーンに使うハイライトの選び方についてご紹介します。
Cゾーンに使用するハイライトは、程よくきらめくものを選ぶようにしましょう。ハイライトにもさまざまな種類のものがあり、ラメがたくさん入っているようなものやパール感が強いものまであります。
ラメやパールがあまりにもたくさん入り過ぎていると、その部分ばかりが目立ってしまい、ツヤというよりもテカリに見えてしまうことがあります。自分の肌に乗せても派手に感じないような、程よいきらめき感のあるハイライトを選ぶようにしましょう。
ハイライトにはさまざまな種類のものがあります。もっとも手軽に乗せられるのが、パウダーです。ブラシでサッと乗せるだけで簡単に立体感を生み出すことができます。
その他にも、クリームやリキッドタイプのハイライトもあります。クリームやリキッドタイプのハイライトは、パウダーとはまた違った雰囲気のツヤ感を出すことができます。
使いやすさや色味の発色など、それぞれ少しずつ違っているので、自分が使いやすいタイプのハイライトを選ぶようにしましょう。
ハイライトを選ぶ時は、ベースのメイクに影響がないものを選ぶことも大切です。ハイライトの中でも、特にクリームタイプやリキッドタイプはベースメイクを剥がしてしまう可能性があるので注意が必要になります。
特に保湿力が高いクリームタイプは、そのままスライドさせるように乗せてしまうと、ベースメイクをすべて剥がしてしまう可能性が高いので、乗せる時はポンポンと優しく乗せる必要があります。
濡れたような生っぽいツヤ感を出したい場合は、オイルなどの影響を受けやすくなるので、落ちにくいものを使うのがおすすめです。
ハイライトを選ぶ時は、自分の肌に合っているかどうかもしっかりチェックするのがおすすめです。ハイライトはツヤ感ばかりが強調されるわけではなく、ベースの色味によっても見え方が変わってきます。
真っ白な色味のハイライトもあれば、黄色っぽさのあるハイライトもあるため、自分の肌の色味によって合うカラーが変わってきます。自分の肌に合っていないと、どうしても悪目立ちしてしまうので注意しましょう。
特に色味にこだわりがない場合は、肌なじみの良いベージュやピンクベージュがおすすめです。肌色に近い色味を使うことで、派手な印象になりにくくなりますよ。
Cゾーンのハイライトの乗せ方についてご紹介します。
ハイライトを乗せていく時は、できるだけブラシやスポンジを用意するのがおすすめです。指で乗せてしまうと、どうしても指についている油分が影響してしまい、ベースメイクを剥がしてしまったり、ヨレやすくなってしまったりすることがあります。
ハイライト用のブラシにもさまざまなものがあります。大きすぎるものはNGです。高さを出したいCゾーンにピンポイントで乗せるので、チークブラシよりも少し小さめのものを用意すると良いでしょう。
スポンジを使用する場合も、ピンポイントで乗せられるような小さめなサイズ感がおすすめです。
ハイライトを乗せる時は、絶対にそのまま乗せるのはやめるようにしましょう。まずブラシやスポンジで取ったら、手の甲などでなじませます。そうすることで、乗せすぎを予防することができます。
ハイライトは最初にたくさん乗せるのではなく、足りない部分に少しずつ足していくのが1番いい乗せ方になります。少しずつなじませながら、輝きをプラスしていきましょう。
なじませたハイライトを、実際にCゾーンに乗せていきましょう。Cゾーンに乗せる時は、頬骨から眉下に向かっていくのが正解です。パウダーの場合はもともとヨレにくいので、滑らせるように乗せていきましょう。
リキッドやクリームタイプを使う場合は、ポンポンと少しずつ小刻みに動かしながら乗せていきます。絶対に横に滑らせることがないよう、丁寧に乗せていくのがおすすめです。
ここからはCゾーンに使えるようなおすすめのハイライトをご紹介します。
CEZANNEのパールグロウハイライトは高輝度なパールがぎっしり詰まったハイライトです。まるで肌の内側から発光したかのようなツヤ感が楽しめます。くすみやクマを光で飛ばして明るさを出して、お顔を立体的に見せます。
CEZANNEパールグロウハイライト / ¥660
CHANELのボームエサンシエルは肌に濡れたようなツヤをプラスするスティックハイライトです。頬やまぶた、唇など輝かせたい部分にのせるだけで簡単にツヤ感を与えます。異なる質感の2色があり、好みに合わせて選ぶことができます。
CHANELボームエサンシエル / ¥5,500
RIMMELのイルミナイザーは、しっとり濡れたような生ツヤ肌に仕上げるハイライトです。べたつきを抑える球状粉体を多く配合しているため、しっとりだけどべたつかない仕上がりです。長時間ヨレることなくつけたての美しい仕上がりが続きます。
RIMMELイルミナイザー / ¥1,320
LAURAMERCIERのフェイスイルミネーターは、自然で上品なツヤ肌に仕上げるハイライトです。しっとりなめらかなパウダーが肌に心地よくなじみ、透明感のあるツヤを長時間キープします。ブラシを使い分けることで、上品な輝きから、リッチな光沢まで自在に表現します。
LAURAMERCIERフェイスイルミネーター / ¥5,720
WHOMEEのハイライトパウダーは、素肌の透明感とピュアな色気を感じるようなパウダーです。肌なじみのいい色とテクスチャーで自然なハイライトになります。メイクの最後に使用すれば、素肌のツヤに隠れたおフェロっぽさをオンします。
WHOMEEハイライトパウダー / ¥1,980
Cゾーンについてご紹介しました。Cゾーンの部分にハイライトを乗せるだけで、顔の立体感や若々しさの印象がまったく変わってきます。小顔効果を望んでいる人や、立体的な顔立ちに憧れているという人は、ぜひCゾーンにハイライトを入れてみてくださいね。