オレンジにはダークなものから明るいライトな色みまでさまざまな種類があります。少しくすんだニュアンスのある色みのオレンジは、ベーシックな色みをたちまち垢抜けさせてくれてトレンド感のあるコーデに。そんなおしゃれなオレンジカラーですが、何色と合わせれば素敵なコーデになるのでしょうか。そこで今回は、オレンジに合う色を9つ厳選して具体的なコーデと一緒にご紹介します。オレンジコーデに迷った時などに、ぜひ参考にしてください。
オレンジブラウンやテラコッタ、ダークオレンジやコーラルなどオレンジの色みもさまざま。それぞれどんな色と組み合わせたらいいのか迷いますよね。今回はオレンジと合う色を厳選して9つ選びました。まずは9つの色の配色のポイントをチェックしてください。
■オレンジに合う色:ベーシックカラー
・白:白はどんな色と合わせても上品で大人っぽいコーデにまとめてくれます。おすすめなのは、ダーク系のオレンジよりも明度高めなライトなオレンジ。
・黒:黒は白以上に合わせる色を選ばない色。オレンジはどんな色みとも相性抜群です。テラコッタとの組み合わせはおしゃれで旬な雰囲気に。
・ネイビー:一見難しそうな配色のオレンジとネイビー。濃紺との組み合わせは意外とオフィススタイルにも使えます。
・グレー:暖色系のオレンジのトーンを落ち着かせてくれて、おしゃれ見えさせてくれるグレー。くすんだ色みのオレンジと合わせると冬におすすめの配色に。
・ベージュ:同系色なので非常に相性のいい配色。ベージュの上品さがオレンジを引き立てて、オレンジは地味になりがちなベージュコーデに程良いアクセントに。
・ブラウン:同系色のオレンジとブラウンは濃淡のような雰囲気になるので、当然相性のいい組み合わせ。赤みの強いオレンジブラウンがおすすめ。
■オレンジに合う色:その他
・アイボリー:ダークオレンジとアイボリーの組み合わせは、おしゃれで上品な雰囲気になるのできれいめなスタイルにおすすめの配色。
・カーキ:オレンジとの組み合わせは大人っぽい配色になって、おしゃれ上級者の雰囲気に。ぜひ大人女子に挑戦して欲しいカラーコーデです。夏は2色とも褪せた色みにして大人のアースカラーコーデもおすすめ。
・インディゴ:デニムのインディゴカラーと濃いめのオレンジとの組み合わせは、秋っぽい雰囲気になっておしゃれな配色。
淡いライトなオレンジは白と合わせてオフィススタイルに。カジュアルなイメージのオレンジですが、白と合わせれば上品で女性らしい印象になります。白シャツはきちんと感と知的さもプラスしてくれます。ウエストと足元に少量の黒をプラスすると、コーデが引き締まります。
黒はどんな色みのオレンジとも相性がいいので、最もハズレの少ない組み合わせといえます。
オレンジの中でもテラコッタカラーとの組み合わせは、夏にぴったりでトレンド感があるので今最もおすすめの配色。ツートーンコーデできれいにまとめてもおしゃれですが、襟元にスカーフなどで他の色みを少量足せば、さらにおしゃれ上級者の雰囲気を作ることができます。
明度の高いオレンジでも、濃紺に合わせればオフィススタイルにも使える配色に。
ポイントはオレンジの分量を少なくすること。バッグや靴は白やベージュを選んで上品にまとめるのもポイントです。分量さえ間違わなければ、程良いアクセントになって好感度の高い配色に。
グレーを使った冬コーデには、ダークオレンジやテラコッタのような色みがおすすめ。グレーはカジュアルなオレンジコーデを上品にまとめてくれます。
ニット素材のグレーやコーデュロイ素材のオレンジが、色みにニュアンスを与えてくれて大人カジュアルにおすすめの配色に。
トレンドのオレンジブラウンのTシャツをベージュのスカートに合わせたコーデ。夏の終わりなど秋を感じる時期にぴったりなコーデです。オレンジとベージュは同系色なので相性のいい配色です。
合わせる色によっては地味になってしまうベージュコーデを、ぐっとおしゃれな大人カジュアルにしてくれます。
ベージュ同様、オレンジと同系色のブラウンとは相性のいい配色です。赤みの強いダークオレンジとは、濃淡のような雰囲気になって◎。
ベージュよりのブラウンとなら、オレンジブラウンの分量を少なめに。バランスのいい配色になります。
ダークオレンジとアイボリーの組み合わせは、上品でトレンド感のある雰囲気になるのでオフィススタイルにもおすすめの配色。カジュアルスタイルにも使える配色で、カジュアルが上品に仕上がるのでキレカジ系の方におすすめです。
ブラウンだとシック過ぎる、ベージュだと上品すぎる、といった時に使える今どきカラーコーデです。
カーキとオレンジの配色は難易度が高い分、マッチすればおしゃれ感がぐっと増す組み合わせ。オレンジのファーコートとカーキのスキニーパンツを合わせて休日の大人カジュアルスタイルに仕上げましょう。
インナーに黒を選んで、コーデ自体をクールな雰囲気にまとめたのがポイント。カーキとオレンジのいいつなぎ役になっています。
デニムのインディゴカラーはネイビーよりも生地感に表情があるので、どこか土っぽいニュアンスのある濃いめのブラウン系オレンジがしっくり馴染みます。
オレンジのアイテムをトップスに持ってくる時にはその分量がポイントで、トップスをパンツにインする着こなしがオレンジコーデのポイントです。
派手なイメージもあるオレンジ。なかなかコーデに取り入れづらい、と感じる場合はチェック柄からチャレンジしてみましょう。オレンジの面積が少ないので、トライしやすくなりますよ。
トレンドのフレアロングスカートは、白のVネックニットと合わせてシンプルに。キャメルのショルダーバッグとも相性がいいですね。
オフホワイトのニットにロールアップデニムというシンプルなコーデ。白やインディゴブルーとも相性がいいオレンジのパンプスなら、コーデになじませつつ印象を華やかにしてくれます。差し色にしても足元だけ浮いて見える、ということがありませんね。
上記でご紹介した色以外にも、オレンジに合う色はまだまだあります。それが黄色と水色。黄色はオレンジの同系色なので、お互いになじませやすいのです。また、水色はきつい印象にもなりがちなオレンジを柔らかく見せてくれます。
オレンジ・黄色・水色はいずれもアクセントカラーになる色ですが、相性のいい色同士なのでコーデが派手にならずにきれいにまとめられます。
グレーのプリーツスカートに黒のスウェットパーカーを合わせたトレンドのスポーツMIXコーデ。オレンジのキャップを加えれば、人と差をつけた旬コーデが楽しめます。
バッグと足元はきれいめにまとめると、カジュアル過ぎず大人女子にもよく似合うスタイルになりますよ。
オフホワイト×オフホワイトのワンカラーコーデ。淡い色味でワンカラーコーデを作るとぼやけた印象にもなりかねませんが、オレンジのニットを肩がけすればアクセントになり洗練された雰囲気に。足元は黒にすると全体の印象を引き締めてくれますよ。
ビタミンカラーであるオレンジのミニスカートは、元気でアクティブな印象。大胆に脚の肌見せをしてもいやらしくなく、ヘルシーに見えます。
トレンドのレオパードはオレンジとよく合う柄の一つ。子供っぽく見えることもあるカジュアル素材の台形ミニスカートを大人かわいく仕上げてくれます。
ニットにワイドパンツを合わせたベーシックコーデ。オレンジ×グレーなら華やかさがありつつも、上品で大人っぽい配色になります。新鮮な色の組み合わせはそれだけで垢抜けて見えますね。カーキに近いベージュのファーバッグも、オレンジのニットと好相性です。
水色の地にオレンジの花が描かれた、ガーリーでキュートなスカート。同じオレンジのニットなら自然になじんで見えます。オレンジをたくさん使っても、コーラルオレンジのように柔らかさのある色なら派手過ぎずかわいらしい雰囲気に仕上がります。
ベーシックアイテムで作るシンプルコーデは、誰にでも似合うものの無難な印象になってしまうことも。アウターでオレンジを取り入れるのは大胆ですが、ワードローブに取り入れるだけで毎日のコーデにアクセントを付けてくれます。白のニット×デニムのコーデもいつもと違って見えるはずです。
ポップな印象のオレンジのボーダーカットソー。ボーダーにも使われている白のパンツを合わせると、まとまり感がありつつ爽やかな印象の春コーデに。生地にとろみ感のあるトレンチコートを羽織ってこなれた雰囲気に仕上げています。
セットでもカーディガン単品でも使えて、着回し力の高いオレンジのアンサンブルニット。ボトムスにはアイボリーのプリーツスカートを選べば、通勤にも対応できるきちんと感のあるコーデに。足元はポインテッドトゥのフラットシューズで辛口な印象をプラス。
華やかなオレンジに落ち着いた雰囲気を加えてくれる黒。相性のいいカラーですが、春にオレンジ×黒の組み合わせにすると少し重たい印象になることも。黒を合わせるなら、素材感で軽さを出しましょう。
シフォン素材のスカートなら、柔らかな質感と透け感が春らしい軽やかさを感じさせてくれます。小物も白で明るい雰囲気に。
大人っぽく着られるくすみオレンジのTシャツ。ヘンリーネックが今っぽいカジュアル感を演出しています。
ボトムスにはアイボリーのパンツを。ナチュラルな雰囲気がありながら、センタープレスがきちんと感を演出して、きれいめカジュアルなコーデに。パイソン柄のミュールがコーデのアクセントになっています。
パッと目を引いてコーデの主役になる、オレンジの総レーススカート。夏に着るなら、白のサマーニットでシンプルに。小物は黒で統一して色味を抑え、スカートの華やかさを引き立てています。
大人の遊び心を感じさせるサロペット。ベージュのストライプシャツを合わせたコーデに、オレンジのニットを肩掛けして差し色を。耳元には大ぶりのピアスをプラスして、カジュアルなのに女性らしさを感じさせるコーデにまとめています。
透け感のあるベージュのニット。オレンジのトレンチスカートの印象を柔らかくしてくれています。足元はレオパード柄パンプスで女度をアップ。
デザイン性が高い、3種類のチェック柄が組み合わせられたコンビスカート。チェック柄の中にオレンジが使われているので、トップスのオレンジニットとの相性は抜群。色も柄も印象的なので、ニットやスカートのシルエットはベーシックに。
エフォートレスな雰囲気を作ってくれる、グレーのスウェットパンツ。合わせるアイテムによっては部屋着のようになってしまうこともありますが、オレンジのニットを合わせると華やかさが加わっておしゃれ度もアップ。裾から白のカットソーをチラ見せすると、旬な着こなしに。
重くなりがちな冬のコーデに明るさを加えてくれるオレンジのニットパンツ。アイボリーのスウェットを合わせれば、顔周りも明るく見せてくれます。トップス・ボトムスともに着心地がいいのが魅力。ベルトでのウエストマークでスタイルアップも叶います。
オレンジは明度の高いライトな色も大人可愛くて素敵ですが、ブラウン系のくすんだオレンジはコーデをぐっと旬な雰囲気にしてくれます。きれいめでオフィスに使える配色からカジュアルでおしゃれな配色まで、上手にオレンジをコーデに取り入れておしゃれを楽しんでください。