美容やおしゃれに必要なアイテムは多く、ブランド品とプチプラアイテムを上手に併用している方は多いですよね。今回は、ドラッグストアの乳液の魅力や選び方、おすすめの乳液をご紹介します。
【目次】
百貨店で販売されているデパートコスメの「デパコス」と比べると、ドラッグストア(薬局)で安い値段で購入できるコスメは、さまざまなラインナップがありますよね。
コスメと一言で言っても、女性が普段使用しているコスメは、たくさんの種類があります。
メイクをする際には、化粧下地やファンデーション、アイシャドウやアイブロウ、マスカラやチークなどのメイクコスメを使用します。また、普段のお肌のお手入れでも、化粧水や美容液、乳液やクリームなどのスキンケアコスメも美肌を作るためには重要です。
全てをデパコスで揃えようとすると、費用がかかりますので、お気に入りのブランドのコスメと、薬局などで購入できるドラッグストアコスメを上手に併用している女性は多いですね。
特に、お肌にうるおいを閉じ込める役割をしてくれる乳液は、デパコスに負けないクオリティのドラストコスメがあると口コミでも人気を集めています。
ドラッグストアで購入できる乳液を使用してスキンケアをするメリットは、何といってもリーズナブルにお肌の保湿ケアができるという点です。一般的には、化粧水や美容液の後に乳液を付けます。乳液は、油分でお肌に蓋をして、うるおいを閉じ込める役割をしてくれます。化粧水や美容液は、サラサラとした液体ですので、お肌に蓋をしてあげないと、うるおいが失われやすくなる傾向があります。また、お肌が乾燥すると、余分な皮脂が分泌されやすくなりますので、メイク崩れしやすくなります。
しかし、乳液には、お肌の調子をととのえたり、化粧水の浸透アップをサポートしてくれる役割もありますので、化粧水や美容液の前に使用するケースもあります。
したがって、乳液が必要ないと思われやすいオイリー肌や、皮脂の分泌が多くメイク崩れしやすい方、化粧水や美容液のみのスキンケアでお肌がうるおっていると感じる方なども乳液を使用するのがおすすめです。
ドラッグストアで販売されている乳液は、デパコスの乳液と比べるとシンプルな成分でさっぱりとした使い心地のアイテムも多いので、乳液のべたつきが苦手な方も使いやすいですよ。
ドラッグストアの乳液でしたら、比較的安い価格で大容量のものもあります。一度購入すると、長持ちしますので、お財布に負担もかかりにくいですよ。
乳液には、日焼け止め効果があるものや、美白効果が期待できるもの、化粧下地として使えるものなどもあり、ドラッグストアでも販売されています。
また、ドラッグストアの乳液は、デパコスの乳液と比べると、広告代やパッケージ代、テナント費用などにコストをかけていない傾向があるため、価格が抑えられているという一面があります。
したがって、リーズナブルな価格でありながら、クオリティの高い乳液も多いのがドラッグストアの乳液の魅力でもあります。
百貨店で乳液を購入する場合は、BA(ビューティーアドバイザー)さんや美容部員さんに接客してもらうことが多いですね。
しかし、ドラッグストアで乳液を購入する場合は、自分のペースでじっくり乳液を選ぶことができる所もメリットです。
ドラッグストアで購入できる乳液の種類は多く、販売しているメーカーや使用目的、配合されている成分などもそれぞれ異なりますので、自分の目で見て納得したものを買えるのは魅力ですね。
ドラッグストアで購入できる乳液は、コンビニや深夜まで営業しているバラエティショップなどでも購入できます。
比較的時間を気にせず乳液が買えるのは、忙しい大人女子にとって魅力ですね。
メリットが多いドラッグストアの乳液ですが、デメリットもあります。
例えば、デパコスの乳液のコストには、広告代やパッケージ代、テナント費用だけではなく、より効果的な製品を作成するための研究費用も含まれているため、価格が高くなります。また、より美肌に整えるサポートをしてくれる美容に効果的で高価な成分を使用したり、美肌成分を高い濃度で配合すれば、当然価格も高くなるものです。
したがって、デパコスと同じ美容成分を配合しているドラッグストアの乳液の場合、実は配合されている美容成分の量が少ないというケースはあるのがデメリットです。
ただし、デパコスの乳液に配合されている美肌に効果的な成分が肌に合わないと、肌への刺激になるというケースもあります。デパコスの乳液は、海外の人の肌に合わせて作られているケースもあるので、日本人の肌に必ずしも合うわけではありません。お肌がデリケートな方は、美容成分が少なく、低刺激だからこそ肌に合うというケースもありますね。
デパコスの乳液を購入する場合は、知識豊富な美容部員さんにお肌の悩みを相談したり、肌質をチェックしてもらって、商品を選ぶことができますので、知識のない方でも自分に合う乳液が購入できます。
しかし、ドラッグストアで乳液を購入する場合は、自分の知識を生かして商品を選ぶ必要があるのがデメリットではあります。
ドラッグストアで購入できる乳液には、たくさんの種類があり、いざ乳液を購入しようとすると、どれがいいのかわからなくなってしまう方もいると思います。
したがって、ドラッグストアで乳液を買う場合には、あらかじめ美容成分の役割を勉強したり、口コミをチェックするのがおすすめです。
そして、手軽に購入できるドラッグストアの乳液ではありますが、知識がないまま肌に合わない乳液を使ってしまうと、当然お肌の調子が悪くなることもあります。
また、ドラッグストアで販売されている乳液は、安価な材料を使用しているものもありますので、肌に合わないケースもあり、スキンケアすることがかえってお肌の負担になることがあるのもデメリットです。
特に、敏感肌の方は、無香料や低刺激の乳液を選ぶのがおすすめです。
化粧水や美容液でスキンケアを行う場合、お肌にうるおいが不足しないよう、やや多めに使用するのが効果的です。
しかし、高価なデパコスのスキンケアコスメは、もったないと感じてしまうと、使用量が少なくなってしまうことがありますよね。しかし、プチプラのドラッグストアのスキンケアコスメでしたら、安心してたっぷり使えますね。
しかし、乳液やクリームのようなお肌に油分をプラスするスキンケアコスメは、適正な量よりも多く塗ってしまうと、お肌に悪影響を及ぼすこともあります。
例えば、お肌が油分で満たされていると、皮脂が分泌されにくくなったり、お肌がうるおいを保持する力が弱くなり、乾燥肌になりやすくなります。
また、ニキビができやすくなったり、肌の機能が低下したことでくすみ肌になるケースもあります。毛穴が目立ちやすくなったり、赤みが出ることもあります。
したがって、プチプラだからといって使いすぎて過剰に保湿してしまうのは避けたいですね。
ドラッグストアで購入できる乳液は種類が多く、どれにすればいいのか迷ってしまうものです。
一般的な乳液には、保湿乳液や美白乳液の他、紫外線対策ができるUV乳液や、化粧下地になるティント乳液などがあります。
ドラッグストアの乳液を選ぶ際には、いくつかおさえておきたいポイントや使用する際に注意したいことがあります。
ドラッグストアで購入できる乳液は、コンビニやスーパー、ホームセンターなどでも購入できます。
また、Loft(ロフト)や東急ハンズのような雑貨店のスキンケアコーナーでも販売されていますよ。近年は、家電量販店でも乳液が購入できるようになってきましたね。
近くのお店で購入したい乳液が見つからない場合は、ドラッグストアの公式通販サイトやブランドの公式通販サイトの他、Amazon(アマゾン)や楽天などの大手通販サイトで購入するという方法もありますよ。
ドラッグストアで乳液を購入する際には、自分の年齢や肌質に合ったアイテムを選びたいですね。
■年齢
例えば、10代の場合は、肌トラブルは少ない傾向にありますが、ニキビができやすい方は、ニキビ予防にアプローチしてくれるような乳液を選ぶのはおすすめです。
20代に入っても、お肌に関するお悩みは少ない傾向がありますが、外部からの刺激に敏感になったり、ストレスによって肌トラブルが起こることがあります。したがって、お肌にうるおいを与えてあげ、肌サイクルが正常に働くようにサポートしたいですね。また、20代の内から美白やアンチエイジングをサポートしてくれるようなスキンケアを心掛けておくことで、お肌の加齢予防に効果を発揮してくれるといわれていますよ。
30代は、シミやそばかす、くすみやシワ、たるみや毛穴など、お肌に関する悩みが増えてくる傾向があります。したがって、シワや毛穴の開きの予防に効果的といわれるような美容成分が配合された乳液がおすすめです。また、シミやそばかす、くすみなどを改善してくれるような透明感アップにアプローチしてくれるような乳液を選びたいですね。
40代以降は、毛穴が目立ちやすくなったり、シワやたるみが気になることも増えてきます。また、お肌も乾燥しやすくなったり、吹き出物ができやすくなる方もいます。保湿力の高い乳液や、肌悩みに合わせた美容成分が配合されている乳液を選ぶのがおすすめです。
■肌質
そして、乳液を選ぶ際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことも大切ですね。
肌質は、
・普通肌
・お肌が乾きやすい乾燥肌
・脂性のオイリー肌
・乾燥肌とオイリー肌がミックスされた混合肌
・敏感肌
などがあります。乾燥肌にお悩みの方は、保湿力の高い乳液を選びたいですね。オイリー肌の方は、さっぱりとした付け心地の乳液がいいですね。混合肌の方は、さらっとした付け心地でありながら、しっとり感が続く乳液がおすすめです。敏感肌の方は、香料や着色料、防腐剤などのような添加物が配合されていない乳液や、低刺激の乳液、アルコールフリーの乳液やオーガニックの乳液などを選びたいですね。
ドラッグストアで乳液を購入する際には、配合されている成分にも注目したいですね。乳液に期待する効果に合った成分が配合されているかチェックしてみましょう。
例えば、
・保湿:セラミド、グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、トレハロース
・美白:トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、アルブチン、プラセンタエキス、コウジ酸、リノール酸
・ニキビ:アクネ菌や抗炎症に効果的なサリチル酸やグリチルリチン酸
・たるみやシワ:セラミド、コラーゲン、コエンザイムQ10、フラーレン、エラスチン
・アンチエイジング:コラーゲン、コエンザイムQ10
・毛穴の開き:毛穴の収れん効果が期待できるタンニン酸やクエン酸、ビタミンC誘導体やビタミンA誘導体、エラスチン
・毛穴のつまり:アミノ酸、サリチル酸
などの成分が配合されているか確認して購入しましょう。
ドラッグストアで乳液を購入する際には、使用感も重要です。
乳液には、さらっとした使用感のものから、こっくりとしたとろみのあるものまであります。
サラサラとしたリキッドタイプや、肌馴染みが良いクリームタイプ、浸透しやすいジェルタイプなど、好みのテクスチャーで選ぶのもいいですね。
肌がべたつきやすい夏は、さらっとしたタイプの乳液を使用して、乾燥しやすい冬は、しっとりとしたタイプの乳液を使用するという方法もありますよ。
そして、ドラッグストアの乳液を選ぶ際には、自分の肌に合うかどうかも重要です。
年齢や肌質、肌馴染みの良さやテクスチャーなどで乳液を選んでも、場合によっては自分の肌に合わないケースもあります。
万が一、自分の肌に合わない場合は、継続して使用しない方がいいですね。
その他にも、乳液を選ぶ際には、購入しやすいかどうかも大切です。
乳液は、頻繁に購入するわけではありませんが、継続して使用するものですので、価格や内容量などもチェックしたいですね。
近くのお店で購入できる乳液ですと、インターネット通販を利用した際にかかる配送料を節約できますね。
そして、ドラッグストアで乳液を購入した場合、乳液の付け方も工夫することで、より美肌にアプローチできますよ。
まず、乳液は、水分である化粧水の後に使用することで、その後に使用する油分を含むクリームを馴染ませやすくするという役割も果たしてくれます。
したがって、乳液を使用する際には、化粧水がお肌に浸透した後に、乳液の油分をプラスしてあげることでお肌に馴染みやすくなります。お肌の表面に化粧水がたっぷり残っていると、乳液が馴染みにくいので注意しましょう。
1度に塗る乳液は、10円玉程度が適量とされています。
そして、乳液を使用する場合は、お肌の表面に塗るのではなく、お肌に馴染ませ、浸透させるようなイメージで塗布するようにしましょう。始めに乳液を手の平に乗せて少し温め、乾燥しやすい目元や口元周辺に塗っていきます。その後、優しくマッサージするように顔全体に乳液を塗っていきましょう。乳液が顔全体に行き渡ったら、最後に手の平で肌をおさえてハンドプレスすることで、より乳液が肌に馴染みやすくなります。
美容液を使用する場合は、化粧水の後にしましょう。
最初にご紹介したい2,000円以内のおすすめのドラッグストアの乳液は、ELIXIR(エリクシール)の「エリクシール ルフレ バランシング おしろいミルク C」です。乳液の人気ランキングに必ずと言っていいほどランクインしているアイテムです。
頑張っている昼間の肌の毛穴やテカリを予防して、お肌の透明感をアップしてくれる朝用の乳液です。SPF50+、PA++++と紫外線対策もでき、化粧下地も兼ねているのが、20代以降の忙しい大人女子にぴったりです。クレンジング不要でオフできるので、お休みの日のUV対策としても重宝しますね。
ELIXIR エリクシール エリクシール ルフレ バランシング おしろいミルク C 35g / ¥1,980
プチプラスキンケアコスメとして注目度が上昇している菊正宗の「日本酒の乳液」も、2,000円以内のおすすめのドラッグストアの乳液です。
菊正宗の純米吟醸酒やナチュラルな発酵成分の他、アミノ酸やセラミド、プラセンタも配合されています。20代はもちろん、40代以降の女性からもしっとり感が続くと支持を得ています。
菊正宗 日本酒の乳液 380mL / ¥924
IHADA(イハダ)の「薬用エマルジョン」も、2,000円以内のおすすめのドラッグストアの乳液です。
高精製のワセリンが配合された医薬部外品で、肌荒れを予防する成分も配合されています。無香料、無着色などにもこだわっていますので、敏感肌の方向けのコスパ抜群の乳液です。
IHADA イハダ 薬用エマルジョン 135mL / ¥1,760
お肌にやさしいシャンプーやボディーソープが支持を集めているMINON(ミノン)の「アミノモイスト モイストチャージ ミルク」も2,000円以内のおすすめのドラッグストアの乳液です。
お肌にうるおいをプラスしてくれる、こっくりとした保湿乳液でありながら、肌にスッと馴染んでべたつかないと口コミでも人気を集めています。
Curel(キュレル)の「乳液」も2,000円以内のおすすめのドラッグストアの乳液です。
乾燥性の敏感肌の方におすすめの乳液で、セラミド機能成分や消炎剤が配合されています。お肌にうるおいキープをサポートしながらお肌の調子も整えてくれる医薬部外品の乳液となっています。
ELIXIR(エリクシール)の中でも「おしろいミルク」と並んで人気を集めているのが「エリクシール ルフレ バランシング ミルク」です。
お肌の皮脂と水分のバランスを取るサポートをしてくれる乳液で、20代や30代の毛穴や皮脂にお悩みの方におすすめのドラッグストアで買える乳液です。
Ⅰがさらさらタイプ、Ⅱがとろとろタイプとなっています。
ELIXIR エリクシール エリクシール ルフレ バランシング ミルク 130mL / ¥3,025
Obagi(オバジ)の「オバジ マルチプロテクト UV乳液」も2,000円以上のドラッグストアの乳液でおすすめしたいアイテムです。
シミ予防に効果的といわれているビタミンCが配合された化粧下地としても使える乳液です。
SPF50+、PA++++と紫外線対策も十分で、外部刺激からもプロテクト。水や汗に強い処方となっているのも魅力です。
Obagi オバジ オバジ マルチプロテクト UV乳液 30mL / ¥3,300
SOFINA beaute(ソフィーナ ボーテ)の「高保湿乳液」も2,000円以上のドラッグストアの乳液でおすすめしたいアイテムです。
「しっとり」と「とてもしっとり」の2種類の展開となっており、30代や40代以降の方におすすめしたい保湿力のある夜用の乳液です。
セラミドケアがお肌の保水力を高めるサポートをしてくれ、眠っている間にお肌の機能を整えるアシストをしてくれます。
雪肌精の「エッセンシャル スフレ」も2,000円以上のドラッグストアの乳液でおすすめしたいアイテムです。
ハトムギやセサミオイルなどの和漢植物エキスが配合されており、とろみのあるテクスチャーでありながら、さらっとした付け心地の使いやすい昼夜兼用の乳液です。
INFINITY(インフィニティ)の「パーフェクトプロテクション UV ホワイト」も2,000円以上のドラッグストアの乳液でおすすめしたいアイテムです。
SPF50+、PA++++で、UV対策ができるだけでなく、美白ケアやアンチエイジングケアもできると人気の医薬部外品の乳液です。
お肌の変化を感じてきたアラサー以降の幅広い世代の女性から支持されていますよ。
ドラッグストアで販売されている乳液にはさまざまな種類がありますので、購入する際には事前に情報をリサーチしておくのがおすすめです。ドラッグストアのスキンケアアイテムは、プチプラ価格とは思えない優秀なものもたくさんありますよ。気になった乳液があったら、ぜひ手に取って試してみてくださいね。