くるんと上を向いたまつげは魅力的。しかし、ビューラーやマスカラを使ってもすぐにまつげが下がると悩む人も多いのではないでしょうか。本記事では、まつげが下がる原因とまつげのカールをキープするビューラーやマスカラの使い方、おすすめのアイテムをご紹介します。
【目次】
「ビューラーで上げても数秒でまつげが下がる」と悩んでいる女性は多いはず。まつげのカールがすぐに取れてしまうのはどうしてなのでしょうか。下がりまつげの原因を確認して適切に対処しましょう。
スキンケアの直後にメイクをしている人は、まつげに油分や水分が付いた状態でビューラーを使っていることが多いです。しかし、化粧水や乳液の油分や水分がまつげに付いていると、ビューラーで力を加えても上手くまつげが上がりません。
また、まつげが上がったとしてもすぐに下がることが多いです。それに加えて、まつげの抜け毛に繋がる可能性もあるため、油分や水分が付着した状態でまつげを上げるのは避けた方が良いでしょう。
メイク方法を間違えている場合も、まつげがすぐに下がることが多いです。例えば、マスカラを付けすぎると、重みでまつげが下がります。また、正しい方法でビューラーを使えていなければ、まつげに負担がかかってカールのキープ力が落ちてしまうのです。
グイグイとまつげを上げているつもりでも、すぐにまつげが下がるなら、使っているビューラーに問題があるのかもしれません。ビューラーが劣化していると、くるんと上を向いたまつげをキープできないことが多いです。
■ゴムの弾力が低下している
ビューラーのゴムの弾力が下がっていると、力を加えてもまつげが上がりません。また、きれいにカーブが付かず、上向きまつげを維持するのも難しいです。
■ビューラーのゴムの交換頻度は?
ビューラーのゴムは2~3ヶ月に1回程度の頻度で買い替えるのがベスト。買い替えのタイミングでなくても、ゴムの中心に線が入ったら、新しいゴムに取り換えましょう。
同じビューラーでもゴムを付け替えれば、見違えるようにまつげが上がるようになり、カールキープ力も高まります。
メイクをした後、ビューラーのお手入れをしていない人は多いかもしれません。しかし、メイク後に汚れが付いたビューラーをそのまま放置していると、まつげがすぐに下がるようになります。
マスカラやアイライナーが付いてカピカピになったビューラーを使っていると、まつげが上がりにくいです。思うようにまつげが上がらないと無駄な力を加えてしまうため、まつげの傷みに繋がります。傷んだまつげは弾力が低下するため、下がりやすくなるのです。
また、マスカラなどで汚れたマスカラを使っていると、汚れにまつげが絡まって抜けてしまうことも少なくありません。大切なまつげを守りたいなら、きれいなビューラーを使うことを心がけましょう。
なんとなく選んだビューラーを使っている場合は、カーブが目の形に合っていないことが原因でまつげが下がりやすくなっている可能性があります。
目の形に合わないビューラーを使うと、根元からまつげが上がらず、すぐに下がることが多いです。目の形に合わないビューラーは、まぶたに当たって痛みを感じることも少なくないので、ビューラーが自分に合っていないと感じたら、新しいものを探してみましょう。
髪は丁寧にお手入れしていても、まつげには何もしていない人は多いでしょう。しかし、ケアをしなければ、まつげも髪と同じように乾燥します。
まつげが乾燥すると、弾力がなくなって直毛になります。直毛のまつげはビューラーで上げにくく、上げた後もすぐに下がることが多いです。
また、まつげが乾燥していれば、抜け毛や切れ毛が起って本数が減ったり、短くなったりしやすいです。そのため、まつげを上げてもきれいに見えず、カールが取れていると思われることも珍しくありません。
一重さんや奥二重さんは、まぶたの厚みが原因でまつげが下がることが多いです。まぶたが厚い人は、まつげの根本にまぶたが覆いかぶさっている傾向にあります。
そのため、ビューラーで根元からまつげを上げられず、くるんと上を向いた理想のまつげを作るのが難しいです。さらに、ビューラーでまつげを上げてもまぶたの重みがかかるため、すぐにまつげが下がります。
目の形に合わないビューラーを使うと、まつげが上手く上がらず、下がりやすくなります。自分に合ったビューラーでまつげが下がるのを防ぎたいときは、次のポイントを押さえて選びましょう。
■目の幅
自然なカールを作るために、自分の目の幅を確認しておきましょう。目の幅に合ったビューラーを使えば、目頭から目尻まで無理なくまつげを持ち上げられます。
■カーブ
ビューラーのカーブはまぶたの形に合わせて選びましょう。一般的に、まぶたが厚めの人はカーブがゆるめのビューラーが合います。一方、目が丸く出ている人には、カールがきつめのビューラーがおすすめです。
■直毛の人はスプリングタイプがおすすめ
まつげが直毛で下がりやすい人は、力を入れやすいスプリングタイプのビューラーを使いましょう。スプリングタイプはまつげへの負担が少ないので、抜け毛や切れ毛が気になる人にもぴったりです。
まつげを下がるのを防ぐためには、しっかりと上げてくれるビューラーを選ぶのが重要です。次に、おすすめのビューラーを厳選5つ紹介します。
excel(エクセル) のスプリングパワーカーラーは、軽い力で上向きのまつげを作れるスプリングタイプのビューラー。日本人のまぶたにフィットするゆったりとしたカーブです。弾力性の高いゴムが使われているため、まつげへの負担が少なく、ダメージによってまつげが下がるのを防げます。
EYE PUTTI(アイプチ) のひとえ・奥ぶたえ用カーラーは、頑張って上げてもすぐにまつげが下がることが多い一重さんや奥二重さんにおすすめのビューラー。独自の構造でまぶたが厚めでもしっかりとまつげを持ち上げられます。アイホールにフィットするので、他のビューラーを使うとまぶたが挟まって痛い人にも良いでしょう。
替えのゴムがついているのも嬉しいポイントですね。
「まぶたにフィットして使いやすい」という口コミが多い資生堂のビューラー。適度に弾力があるシリコーンゴムで無理なくまつげを上げます。
まつげに負担をかけないので、ダメージでまつげが下がることに悩んでいる人におすすめです。
マキアージュのエッジフリーアイラッシュカーラーは、支柱がまぶたに当たらないのがポイント。まぶたにフィットする緩いカーブは、まつげを根元から上げてくれますよ。
shu uemura(シュウ ウエムラ) のアイラッシュ カーラーは、短いまつげもしっかりと挟み込んで根元からカールを付けてくれます。まつげが下がるのを防ぎ、理想の仕上がりを長時間キープします。こだわりの詰まった形状で、デリケートなまぶたやまつげにダメージを与えにくいといわれています。
ビューラーでくるんと上を向いたまつげを作れても、時間とともに下がることに悩んでいる人は多いでしょう。まつげのカールをキープできない原因についてチェックしていきます。
まつげのカールが続かない場合は、使っているコスメが原因かもしれません。カールキープ力が弱めのマスカラを塗ると、時間とともにまつげが下がることが多いです。
マスカラは大きく分けて「ロングタイプ」「ボリュームタイプ」「カールキープタイプ」の3種類があります。このうち、ロングタイプやボリュームタイプを使っていると、まつげのカールが持続しないことが少なくありません。
また、ブラシの形やマスカラに含まれる成分が自分に合っていない場合、まつげに負担がかかってカールのキープが難しくなることもあります。
メイク後に時間が経つと、まつげが下がる場合は、メイクのやり方を見直してみましょう。
■マスカラを塗りすぎている
カールをキープしたり、目元の印象をアップさせたりするためにたっぷりとマスカラを使っている人は逆効果かもしれません。マスカラをたっぷりと重ね塗りすると、重みでまつげが下がることが多いです。
■根元にマスカラを塗れていない
まつげのカールをキープするためには、根元にマスカラを塗る必要があります。まつげを根元からグイッと上げるようにしてマスカラを塗れていない場合は、マスカラの塗り方を変えるとカールをキープできるでしょう。
まつげのカールをキープできない場合は、髪型に問題がある可能性もあります。前髪が目にかかる程度の長さの場合、前髪がまつげに付きます。せっかくビューラーでまつげを上げても、前髪の重みがかかるとカールが取れてしまうでしょう。
下がりまつげを直して一日中、くるんと上を向いた理想のまつげをキープしたいなら、正しい方法でビューラーを使いましょう。ビューラーを使ってまつげをカールする方法を解説します。
化粧水や乳液の水分や油分が付いた状態でメイクを始めると、すぐにまつげが下がることが多いです。上を向いた可愛いまつげをキープしたい人は、初めに水分と油分を取りましょう。
まつげの水分と油分を取るときは、ティッシュやコットンを使います。清潔なティッシュやコットンを目元に当て、化粧水や乳液、涙などを取りましょう。
まつげの間は水分や油分が溜まりやすいため、ティッシュやコットンをトントンと動かして丁寧に拭き取ってください。強い力でごしごしと擦ると、まつげに負担がかかって抜け毛や切れ毛に繋がるため、なるべく優しい力で拭き取るのがポイントです。
目元の油分や水分が取れたら、ビューラーを使ってまつげにカールを付けます。
■正しいビューラーの使い方
手鏡を顔と同じ高さに持ち、根元・中間・毛先の順番でカールを作ります。根本から毛先にかけて少しずつ力を弱めていくと、きれいなカールを作れます。
■ホットビューラーで頑固なまつげを上げる
まつげがすぐに下がることに悩んでいる人は、ホットビューラーを使うのがおすすめ。普通のビューラーでカールを付けてから5~10秒ほどホットビューラーを当てると、まつげがしっかりと上がります。
ホットビューラーがない場合は、ドライヤーをビューラーのゴム部分に当て、熱が冷めない間にまつげを上げましょう。
まつげが下がるのを防ぎたいなら、ビューラーでカールを作った後にドライヤーの冷風を顔の下から当てましょう。髪をセットするときと同じように、まつげも仕上げに冷やすと理想の形状をキープできます。
下から風を当てれば、自然にカールが付くので、目元の印象も良くなるでしょう。
ビューラーの使い方を間違えると、まつげが下がる原因になります。下がりまつげに繋がるNGなカールのやり方についてチェックしていきましょう。
ビューラーは、マスカラの前に塗るのが理想。ビューラーで上向きのまつげを作ってから、カーブに沿うようにマスカラを塗ると、きれいなカールをキープできます。
反対に、マスカラを塗った後にビューラーを使うと、ビューラーに付着したマスカラにまつげが絡まり、まつげに負担がかかります。まつげが傷むと下がるだけでなく、抜け毛や切れ毛にも繋がるので、まつげメイクはビューラーからマスカラの順番で行いましょう。
顔よりも高い位置や低い位置で鏡を持つと、まつげの根元をビューラーで上手くキャッチできません。根元をしっかりと上げられなければ、カールの仕上がりが悪くなるだけでなく、まつげが下がりやすくなります。
まつげが下がるのを防ぎたい人は、顔と同じ高さで鏡を持ちましょう。鏡の角度を変えるだけでまつげが上がりやすくなったり、カールのキープ力が高くなったりすることも多いです。
まつげが下がるのを防ぎたいなら、メイク方法も見直してみましょう。マスカラ下地やマスカラを上手に使いこなせば、下がりまつげを直すことができて、一日中くるんと上を向いた素敵なまつげがキープされます。
まつげが下がるのを防ぎたいなら、マスカラ下地を使うのがおすすめ。マスカラの前に下地を塗るだけで、一気にカールキープ力が上がります。
マスカラはまつげの根本から毛先に向かって塗りましょう。ブラシを小刻みに動かしながら塗ると、まつげ全体に均一に塗れます。マスカラ下地を塗り終わったら、5分程度待ってしっかりと乾かしてください。
マスカラが付きすぎると、重みでまつげが下がることが多いです。ボトルからブラシを出したら、まずはティッシュオフして余分な液を落としましょう。余分な液を取ると、ダマができにくくなるため、メイクの仕上がりもワンランクアップします。
乾いた状態のまつげにマスカラを塗ります。ビューラーで作ったカーブに沿って根元から立ち上げるようにマスカラを塗ると、印象的な目元になるでしょう。根元にはたっぷり、毛先には少なめにマスカラを塗れば、まつげが下がるのを防げます。
まつげを下がるのを防ぐための、おすすめマスカラ下地を紹介します。
CANMAKE(キャンメイク) のクイックラッシュカーラーマスカラは、下地・トップコート・マスカラの3役を果たす便利なプチプラコスメ。SNSや口コミでも人気のため、知っている人も多いかもしれません。
手持ちのマスカラの上から塗るだけでビューラーで持ち上げたようなカールが付き、まつげが下がるのを予防できます。
ettusais(エテュセ) のアイエディション(マスカラベース)は、まつげが下がるのを防ぎ、くるんとしたカールを長時間キープするプチプラのマスカラ下地。細めのコームがポイントで、ダマにならず、自然に仕上がります。アミノ酸やヒアルロン酸などの美容成分が配合されているため、まつげのダメージも予防できます。
Elegance(エレガンス) のカールラッシュ フィクサーは、みずみずしいテクスチャーや軽い使用感が特徴のデパコスのマスカラ下地。下向きまつげや直毛まつげが下がるのを防ぎ、ビューラーを使った直後のようなしなやかなカールを維持します。素早く乾くのも嬉しいポイントです。
セザンヌ 耐久カールマスカラは、マスカラ下地・クリアマスカラ・トップコートなど3wayで使える万能コスメ。コスパよく、くるんと上向きカールを長時間持続させたい人におすすめです。
SUQQU(スック) のアイラッシュ ベースは、まつげを自然に伸ばしてセパレートする半透明のマスカラ下地。マスカラののりやもちが良くなり、メイクの仕上がりがワンランクアップします。ハリのあるまつげに仕上がり、まつげが下がるのも防げます。
下地の後につけるマスカラは、まつげが下がってくれるのを防いでくれるタイプがおすすめです。次に、くるんとしたまつげを保ちたい人におすすめのマスカラを紹介します。
ヒロインメイクのロング&カールマスカラ スーパーWP5㎜は、ロングエクステファイバーが配合されたマスカラ。塗った瞬間にまつげを形状記憶して、一日中まつげが下がるのを防ぎます。スーパーウォータープルーフ処方で、水や汗、皮脂、擦れなどに強いです。汗をかきやすい夏にもぴったりですよ。
WHOMEE(フーミー) のロング&カールマスカラは、抜け感のある今風まつげに仕上がるプチプラのマスカラ。ナチュラルな仕上がりですが、まつげをしっかりと上に向けて下がるのを予防します。カラーラインナップが多彩で、メイクを楽しめるのもおすすめのポイントです。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク) のラッシュニスタ Nは、まつげに馴染み、自然に長く見せるエアリーライトファイバーが配合されたマスカラです。
繊維が空気のように軽いので、重みでカールが取れず、まつげが下がる心配がありません。伸びが良いですが、乾くとピタッと固まるので、理想のカールを固定できます。
CHANEL(シャネル) のイニミタブル エクストレムは、まつげにボリュームや長さをプラスして目元の印象を高めるデパコスのマスカラ。柔軟性のあるブラシで短いまつげもしっかりとキャッチします。まつげを根元からカールアップするため、時間が経っても下がりにくいです。
LANCOME(ランコム) のヴィルトゥーズ ドールアイは、お人形さんのような長いまつげを演出するマスカラです。
目をぱっちりと大きく見せて目力をアップさせます。新ポリマーの働きでしっかりとカールを付け、まつげが下がるのを予防します。
くるんとカールした可愛いまつげを作るためにするメイクが原因でまつげが下がることも少なくありません。まつげのカールをキープするために避けたいメイクについて確認します。
インパクトのある目元に仕上げるために、マスカラを何度も重ね塗りするのはNGです。マスカラを重ね塗りすると、その分まつげが重くなるため、まつげが下がる原因になります。
まつげのカールをキープしたいなら、なるべくマスカラの重ね塗りは避けましょう。ひと塗りで長さやボリュームを出してくれるマスカラを使えば、重ね塗りしなくても目力をアップさせられます。
まつげが下がるのを防ぐためには、毛先よりも根本に多くマスカラを塗るのがコツ。反対に、根元よりも毛先にたっぷりとマスカラを塗ると、重みでまつげが下がることが多いです。
マスカラを塗るときは、根元から毛先にかけてスーッと伸ばし、毛先の重みを減らしましょう。
ビューラーやマスカラ以外でもまつげが下がるのを予防できます。一日中くるんと上を向いたカールをキープするためにできる対策を解説します。
まつげが乾燥すると、弾力が減って下がることが多いです。下がりまつげを直したいなら、髪と同じようにまつげも保湿しましょう。まつげ美容液を使って保湿すると、まつげの弾力やハリがアップしてカールをキープしやすくなります。
どれだけ丁寧にビューラーやマスカラを使っても、まぶたの重さや毛質によってはまつげが下がることがあります。まつげが下がりやすい人がなんとかしてカールをキープしたいなら、まつげパーマをかけてみると良いでしょう。
まつげパーマをかけると、3~4週間程度はくるんと上を向いたまつげをキープできることが多いです。
まつげが下がることに悩んでいる人は、マツエクを付けるのも良いでしょう。マツエクは長さやカールの種類を選べるので、理想のまつげを演出できます。
マツエクもまつげパーマと同じように3~4週間程度もち、付けている間はビューラーやマスカラを使わなくて良いので、メイクの時短にも繋がります。
せっかく上げたまつげが下がることに悩んでいるなら、あえてまつげを上げないのもありです。最近は、ビューラーでまつげを上げない「すだれまつげ」がトレンドになっています。
すだれまつげの魅力は自然でアンニュイな印象を与えられること。無理にカールを作らないため、まつげへの負担を軽減できます。一重や奥二重さんにも似合うため、まつげが下がることに悩んでいる人は、一度試してみるのがおすすめです。
まつげが下がると悩む女性は少なくありません。カールをキープしたい人は、マスカラやビューラーの使い方を見直したり、まつげを保湿したりしましょう。本記事を参考に、まつげが下がるのを防ぐアイテムも取り入れながら、くるんと上向きのまつげを目指しましょう♡