好みの髪型を見つけたときや、憧れのモデルさんや女優さんの髪型を真似したくなったときにヘアカットをしてもらう女性が多くいます。しかし、そのままカットしてもらうと「イメージと違うかも」という結果になってしまうことも。実は自分の顔の形によって似合う髪型は変わってくるので、自分に似合う髪型はどれなのかチェックしてみましょう。
【目次】
髪を切りたいと思ったとき、ヘアカタログや女優さんなどの髪型を参考にするかと思いますが、「自分に似合う髪型はどれだろう」と悩むことはありませんか?
素敵だと思ってカットしてもらっても、いざ自分がその髪型になってみると似合わないということもよくあります。
一度カットしてしまえば、髪の毛が伸びるのを待つしかないので、失敗はなんとか避けたいですよね。
そこで覚えておきたいのが、自分に似合う髪型の特徴です。
人の顔の形は大きく分けると、卵型、丸顔、面長、ベース型(四角形)、逆三角形になります。
自分がどのタイプなのかによって似合う髪型も変わってくるので、セルフで簡単にチェックしてみましょう!
どんな髪型でも似合うと言われているのが卵型タイプで、理想の顔の形であるとも言われています。
■卵型の特徴
・フェイスラインが卵のような緩やかなカーブになっている
・縦横の比率が1:1ですがやや面長寄りで、重心が真ん中に近い
顔の形が整っている卵型タイプはどんな髪型でも似合いますが、その中でもショートヘアがとってもよく似合います。
また、少し縦長のひし形シルエットを心がけてセットすると、おしゃれ度もアップしますよ。
大人っぽく見られることが多いので、フェミニンに決めたいときは緩いパーマでふんわりセットすることがおすすめです。
丸顔タイプはかわいらしい印象が強いので、年齢よりも若く見られることが多いようです。
■丸顔タイプの特徴
・頭から耳、耳から顎ラインにふっくらと丸みがる
・縦と横の比率が3:3、もしくは2:3の比率に近く、縦の長さが短い
優しくて女性らしい雰囲気を与えられますが、頬がふっくらしているので太って見えてしまうこともあります。ですので、フェイスラインを髪型でカバーすることがポイント。
セットするときは、トップに少し高さを出して縦を強調し、サイドの髪で頬を隠して横幅をぼかすと大人っぽく決められます。
面長タイプは、大人っぽく見える分、年齢より上に見られることが多いようです。
■面長タイプの特徴
・頬や顎がシャープであることが多い
・縦と横の比率が4:2、もしくは3:2の比率に近く、縦に長さがある
フェイスラインはすっきりしていて大人っぽいのですが、縦の長さにコンプレックスを持っている女性も多いのではないでしょうか。
そのときは、トップのボリュームを抑え、頬の高さを基準にしたサイドの髪にボリュームを出すことがポイント。トレンドのワイドバングのような幅を広くとれる前髪だと、縦の長さやフェイスラインの細さをカバーできます。
エラがやや張っており、男性的な印象に見られてしまいがちなのがベース型タイプで、四角形タイプとほぼ同じです。
■ベース型(四角形)タイプの特徴
・ハチやエラが出ていて、平面的な顔立ちのように見える
・縦と横の比率が1:2に近く、重心が低い
横の幅が広めなので、トップにボリュームを出してハチ周りはタイトに抑えることがポイントです。サイドの髪で、エラの張りを隠すと、フェイスラインもすっきり見えます。
センターパートやかき上げバングにし、流れるようにエラを隠す髪型なら大人っぽく、おしゃれに決めることができます。バック部分はボリュームを出して立体的にセットするといいですよ。
三角形をそのまま逆さまにしたタイプが、逆三角形タイプです。
■逆三角形タイプの特徴
・耳下からアゴのラインが直線的でシャープなため、ハチが張って見えやすい
・縦と横の比率が3:2の比率に近く、重心が高い
逆三角形タイプは、シャープな顎ラインがクールな印象を与えてくれるのですが、ハチが張って見えるので、額の横幅が目立ってキツい印象を与えてしまうことがあります。
この場合は、髪型で縦幅と横幅をプラスし、ハチの張りをカバーすることがポイント。
トップにボリュームを出してハチ周りはタイトに抑え、アゴ周りにボリュームを出してみましょう。耳下からパーマなどでふんわりさせるといいですよ。
逆三角形タイプの比率に近い、ダイヤモンド型タイプにもおすすめです。
卵型タイプのきれいなフェイスラインが引き立つのが、ショートボブ。特に丸みを帯びさせると、シルエットがきれいになります。顔の縦の長さが気になる場合は、前髪を重めにすることでおでこを隠すと、さりげなくカバーできますよ。
髪型でフェイスラインを補正する必要のない卵型タイプは、シンプルなヘアスタイルでもバランスよく見えます。毛先だけをワンカールにして、清楚さのある雰囲気に。かわいらしい印象も加わるので、大人っぽく見えがちな卵型タイプをキュートに見せてくれます。
顔周りにシャープさがほしい丸顔タイプ。前下がりボブならフェイスラインをカバーしつつ、シャープな印象を加えられます。子供っぽく見えることで悩んでいる場合に特におすすめなヘアスタイルです。
旬な雰囲気を作ってくれるゆるふわ巻き。優しくかわいらしい印象のヘアスタイルなので、ふっくらとした頬がキュートな丸顔タイプによく合います。気になるフェイスラインもふんわりとカバーしてくれますよ。
顔の縦の長さが目立ちがちな面長タイプ。サイドにボリュームを出して横幅を強調することで、相対的に縦のラインが気にならなくなります。そのため、面長タイプの場合はひし形のシルエットを目指しましょう。
縦の長さを増やさないために、トップはあまりボリュームを出さないのがポイント。また、おでこを隠せばその分縦ラインが気にならなくなるので、基本的には前髪を作るのがおすすめです。
クールで大人っぽい印象がある面長タイプ。ゆるウェーブで柔らかさを出すと、フェミニンさが加わります。前髪を作らない場合は、左右のどちらかに寄せて流すようにし、センターパートにするのは避けましょう。センターパートだと顔の縦の長さがより強調されてしまいます。フェイスラインに髪がかかるようにすると、面長タイプの大人っぽい雰囲気によく合います。
エラが気になるベース型(四角形)タイプは、顔の横幅を目立たなくするのがポイント。前髪をセンターパートにすると、おでこをすっきり出すことで顔の縦のラインが強調されてエラが気になりにくくなります。前髪の根元はペタンとさせずにふんわりと立ち上がるように仕上げるのが、今っぽい雰囲気を作るポイントです。
ベース型(四角形)タイプの気になるエラ部分をうまくカバーしてくれるのが、ウルフカット。ちょうどエラ部分に短くカットされたサイドの髪がかかるので、ナチュラルにフェイスラインをきれいに見せてくれます。外国人風のくせ毛パーマでニュアンスを出すと、トレンド感もプラスできますよ。
ほっそりとした顎の逆三角形タイプ。オン眉バングで目元をしっかり出すことで、顔のバランスがよく見えます。個性的なイメージのオン眉ですが、重めに作ることで逆三角形タイプのシャープさを和らげてくれる効果がありますよ。
シャープなフェイスラインの逆三角形タイプは、パーマで柔らかい雰囲気を作るとクールな印象から優しげな印象へと変わります。ふんわりとした空気感が出るエアリーパーマでガーリーさを加えると、逆三角形タイプのクールさとのバランスが取れて大人かわいいヘアスタイルになりますよ。
自分に似合う髪型の見つけ方についてご紹介しました。顔の形を意識し、それぞれのポイントを押さえることで自分の理想のイメージに近い髪型を目指すことができます。似合う髪型が見つかるだけで自分の魅力をさらに引き出すことができ、おしゃれも楽しくなってくるのでベストな髪型を見つけてみてくださいね。