ジェルネイルをされている方の中で、セルフジェルネイルに挑戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?何を準備したら良いのか、自分で塗るやり方はどうやったら良いのかという基本的な部分やオススメの道具もご紹介します。記事の終わりにはオフのやり方もお伝えします!
【目次】
ネイルをされている方の中で、セルフジェルネイルに挑戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
既にジェルネイルをされている方でも、ネイルが一本だけ折れてしまったり割れてしまったり、シンプルなデザインであれば自分で直せたら楽なのに…と思う方もいらっしゃると思います。
セルフジェルネイルは最初に道具を揃えておけば気軽に始められて、簡単なデザインであればネイルサロンに行くより費用を抑えられることも…!
これだけあればすぐに始められるという道具を紹介しつつ、セルフネイルの手順もお伝えしていきます。
ネイルファイルの中にはいくつか種類があり、どれを選んでよいのかが最初の悩みになると思います。
爪の長さを整えるエメリーボード、ジェルネイルを整える為に目の粗いファイルと目の細いファイルのまず3本があれば大丈夫です。
ファイルにはそれぞれグリッドと呼ばれる目の粗さを示すものが記載されています。
目の粗さは数値が小さければ目の粗いもの、数値が大きいものは目の細かいもの、となっていて使用用途が異なります。
最低でも目の粗いもの(80~100)、目の細いもの(180~240)1つずつが必要となります。
まずはエメリーボードと、100グリッドファイルと、180グリッドファイルの3本があればセルフジェルネイルは始められます!
ジェルネイルが硬化しなかった場合に余分なジェルをふき取ったり、ジェルを塗る為に使用した筆をキレイにする際に使ったりするのがジェルクリーナ―です。
ジェルクリーナ―の成分の多くがエタノールなので、エタノールを代わりに使用している方もいます。
プレパレ―ションの際に必要となるプッシャーですが、オレンジウッドスティックにガーゼやコットンを巻いて使用されている方もいます。セルフネイル初心者であればあるほど、専用のプッシャーをオススメしたいです。
慣れていないということは力の加減が難しく、甘皮の処理は初心者が一番失敗しやすいという点でも、専用のやりやすいものを使用した方が失敗は減ると思います。
錆に強いステンレス製が手入れも楽で長く使用でき、ジェルをオフする際にも便利なのでオススメです。
甘皮の処理だけでなく、飛び出して固まった余分なジェルのカット、長く伸びているネイルの長さ調節などで使用するニッパーも衛生面やお手入れが楽なステンレス製をオススメします。
ケガしないよう扱う注意は必要ですが、切れ味がとても大切なアイテムなのでお値段は少ししても、最初からしっかりした作りのものを購入されることをオススメします。
最初にお伝えしたファイルとはまた用途が異なるネイルファイルです。
こちらは長さを調整したり、削ったりするという用途ではなく、地爪の表面を平らに均す為のものになります。
こちらのファイルは長さを調整したり、ネイルを削ったりするものではないのでグリッドなどは記載がなくてもあまり気にしなくても問題ありません。選ぶポイントは使いやすい形です。
プレパレーションが終わって最初に塗布するジェルです。
刷毛がポリッシュのように内蔵されているものも多くあり、筆を別途用意しなくても良いものも出ていますので、最初はポリッシュスタイルのジェルを選ぶと塗るのも楽で、筆も要らないので片付けも簡単になります。
色素沈着を防ぎ、地爪とカラージェルとの接着剤という意図で使用するジェルです。
以前はトップジェルと共用のイメージがありましたが、最近では剥がれにくく長持ちさせるようなものや、サンディングを必要とせず爪に優しいものや、シールのようにジェルを剥がせられるようなものなども販売されるようになり、よりベースに特化したものになってきました。
様々な種類のベースジェルが販売されているので、生活スタイルに合わせて選べるのが嬉しいですね。
選ぶ人のセンスが一番現れるカラージェルは様々なメーカーから販売されています。
UVで固まるものとLEDで固まるものとあります。
また照射時間もジェルに寄って異なります。(ライトの強さにも寄ります)
こちらも最初は筆が内蔵されているポリッシュスタイルのジェルが塗りやすく、色別に筆を用意しなくて良いのでオススメです。
使用するライトの種類に注意は必要ですが、お好きな色やメーカーで選んでください。
ベースジェルとトップジェルも同じメーカーのものを選ぶと相性が良いと思います。
仕上げに使うジェルです。こちらもポリッシュスタイルが使いやすいです。
こちらのジェルを使用することによってカラージェルを保護し、ジェルネイルの強度を高めます。
メーカーに寄って仕上がりの硬さと輝きが異なりますので、カラージェルのメーカーと揃えるのも良いですし、塗布する際の硬さで選ぶのもお好みの仕上がりにできるので、硬さにも注目して選ばれるのもオススメです。
選ばれたジェルに寄って、UVまたはLEDライトのどちらかが必要になります。
照射される光が強いと照射時間が短くなります。手のひら全体を覆う形のものと、一本ずつ照射できる形のものがあります。
使用目的に寄って異なりますが、手のひら全体を覆える大きさですと、一本だけネイルを直す際にもフットネイルをする際にも便利です。
硬化しなかった余分なジェルネイルを取り除く際、ジェルクリーナ―を浸み込ませてから使います。
キッチンペーパーを3cm角ほどにカットしても使用できますが、繊維がジェルネイルに残り仕上がりが美しくならない場合もあるので、ワイプまたは薄くて柔らかいスポンジを使うことをオススメします。
無くても問題なくジェルネイルは完成できますが、あると時短になったり美しい仕上がりになったりするオススメの道具です。
家にあるものも利用できるので、ぜひ参考にしてください。
ジェルネイルを硬化する前の段階で、ジェルが爪のサイドに流れてしまうことや爪の先から少しだけ垂れてくる場合があります。これを1つ1つ筆やジェルクリーナ―で丁寧に除去するやり方もありますが、爪楊枝を筆代わりに使用してさっと拭うときれいに取れます。
また、爪楊枝のお尻にジェルを付けて爪の上に乗せると簡単なドットデザインも可能です。カラージェルを混ぜたり、爪の上でマーブル模様を書いたりすることもできとても便利です。ジェルネイルをする際は、机の上に数本出しておくことをオススメします。
オフする際に一番あると便利な道具です。
オフ以外にも、硬くなった甘皮の処理をする際に使用します。硬くなった甘皮を指一本ずつ処理をしていくのは思ったよりも力が掛かり、指全部を処理するのは時間も掛かるので大変です。
ネイルルーターがあると時短になりますし疲労度も変わってきますので、初めは無くてもよいですが、自分でオフされることも多くなってきた場合には、次に購入したい道具の1つです。
ジェルネイルを塗布する際に必要というものではありませんが、ジェルネイルを塗り終わった後の最後の仕上げや、ジェルネイルを休んでいる期間などに、爪の乾燥を防ぐためにもこまめに爪の根元に塗ってマッサージをすると、爪の健康が維持できジェルネイルの持ちの良さや仕上がりの良さにも影響してきます。
香りの良いものが多いので、毎日のお風呂上りのリラックスタイムに塗るのを習慣にするのがオススメです!
プレパレ―ションをする際にコットンよりガーゼの方が初心者には扱いやすいです。毛羽立たないという利点もあるので、ガーゼがあると作業が捗ります。
セルフジェルネイルで塗る技術はもちろん重要ですが、サロンで施術したような仕上がりを目指すのに、一番の近道で一番肝心な作業と言っても過言ではないくらい大切なのがプレパレ―ションです。
土台が美しく手入れされていると、その上に乗せるデザインはシンプルであっても美しく仕上がります。
甘皮の処理など苦手とされる方も多いと思いますが、繰り返し作業をしていくうちにコツを掴んできますので、ぜひトライしてみてください!
プレパレ―ションの最初はやはり爪の長さの調整です。
爪の仕上げの形は大きく分けると、ラウンド、スクエアの2つになります。その他のデザインはこの2つをアレンジすると好みの形になります。
ラウンドは爪の先を丸く仕上げるデザインで、スクエアは爪先のサイドが90度に角張るデザインです。
スクエアの角のみ丸みを帯びた仕上がりにするとスクエアオフというデザインになります。
このスクエアオフの爪先は直線的な仕上がりですが、この爪先を丸みを帯びた形にするとオーバルというデザインになります。
オーバルのサイドの角度を少しシャープな角度にするとポイントというデザインになります。
ラウンド、スクエア、スクエアオフ、オーバル、ポイント、この辺りが一般的なデザインになります。お好みの形に整えてください。
この時、一本一本仕上げるというよりは、全体的に長さを揃えてからお好みのデザインに仕上げることをオススメします。仕上がりは全体のバランスが大切なので、全体を見ながら整えてください。
最初は少し長めに残してから整えていくと理想に近い形を作ることができます。
甘皮の処理をする時に、甘皮がどれか判断できない時があると思います。
というのも甘皮の厚さや長さは個人差があると思いますので、甘皮を取り過ぎない!ということを念頭に置いて処理をしていきましょう。
まず爪の根元に液ダレしないくらいの量のネイルオイルをさっと片手ずつ塗ります。
軽くマッサージをしつつなじませます。
オレンジウッドスティックにコットンを巻いて、、、というやり方を良く見かけると思いますが、スティックにコットンを薄く巻きつけるというのが既に難しい…という声も割と多く聞きます。
そこでオススメするのはプッシャーです。ステンレス製であれば、使い捨てにすることもなく、コットンを薄く巻きつける必要もありません。あまり角張っていないものであれば、過剰に甘皮を取ってしまうこともないので、初心者でもやりやすいと思います。
プッシャーを爪の根元に近いどちらかのサイドに45度くらいの角度で置いて、根元に沿って逆サイドの方まで軽くくるくると回します。回すとき、根元にプッシャーを押し当てるように動かします。
初心者さんは甘皮を押し上げるというのを意識してしまうと甘皮を根元から上げてしまって痛みを感じることがあります。慣れるまでは押し上げるのではなく、根元に甘皮を集めるイメージで良いです。
その集めた甘皮がオイルで柔らかくなっていたら、コットンやガーゼでこちらも力を入れ過ぎず、爪の根元に沿うようにしてくるくると回しつつ、無理せず甘皮を取ります。
ここで取れなかった甘皮はニッパーで切り取ります。
この時、キューティクルニッパーを爪に押し当てないように気を付けて少しずつ切り取ります。
甘皮の処理が終わったら、ジェルクリーナ―をワイプに浸み込ませ、ネイルオイルをふき取ってください。
油分が残っているとジェルが浮きやすくなるので指に残っている油分はこの段階でふき取っておきます。
ジェルネイルを塗る前工程として、爪の表面にサンディングと呼ばれる作業を行います。
サンディングというのは、爪の表面がツルツルしているとジェルが取れやすいため、軽く傷をつけることです。
イメージとしては、爪の表面の艶を消します。同時に、爪の表面のデコボコを均します。
爪の表面を均すと言っても力を入れて削るのではなく、表面の目立つ毛羽立ちや艶を取り除くイメージで、スポンジファイルを爪の根元に対して平行になるように左右に動かします。
スポンジファイルは力を少し掛けて動かしても爪を削り過ぎることはないですが、力を入れると摩擦で熱を持ちやすいので、何往復も一度に動かすよりも、一往復事に充てる位置を変えていく方がやりやすいです。
この時、爪の面積の広い面ばかり掛けてしまい、爪先やサイドにバッファを掛けるのを忘れがちに。ジェルの浮きは根元、爪先、サイドから起こりやすいので、爪先やサイドもバッファを掛け忘れないように注意しましょう。
バッファを掛けると細かいダストと呼ばれる白い粉状のものが出てきます。このダストも爪に残っているとジェルの汚れにも、ジェルの浮きにもつながるので、ダストはしっかり払っておきます。
手を洗ってしまうのも良いですが、水分が爪に残らないようにしっかりと乾かしてからジェルを塗っていきます。
一番基本となる、ジェルネイルを塗っていきます。ベースジェルも、カラージェルも、トップジェルも、どれも用途が違うのみで塗り方は基本的に同じになります。
ポリッシュと違い塗りながら乾く心配もなく、はみ出しても塗り間違えても硬化する前であれば簡単にやり直すことも可能です。
ポイントは利き腕側から先に塗ることです。
利き腕側から塗るということは、筆は利き腕の反対の手で持つことになります。セルフジェルネイルで一番の悩みは利き腕ではない方の手でジェルが塗りにくいということが挙げられることが多いですが、利き腕ではない方で先に塗ると、ジェルの厚みなどの微調整を後で利き腕側で両手を揃えるよう調整ができ、またストーンやスタッズを付ける場合も、先に利き腕側からつけ始めることで作業がしやすくなります。
(利き腕側の指にストーンが付いていても作業はやりやすいですが、反対の指に先にストーンが付いていると、作業が難しくなります。)
一番最初に塗るジェルはベースジェルです。
筆にジェルを取ります。少なすぎると薄くなってしまうので、液ダレしないくらいの量を始めに取ります。
爪の中央より少し根元側に近い方に筆を置きます。そのまま根元近くまで筆を押します。この時、仕上がりのイメージより1mmほど根元から離れたところまで筆を押すイメージです。
そのまま爪先の方まで筆を引くイメージで中央を塗ります。同じように両サイドも塗ります。
ジェルを塗る際に塗り忘れが多いのが爪先の爪の裏側に繋がる爪の厚さが分かる部分です。この表面からは見えない部分もジェルを付けておくとジェルの浮きの防止になるのと、仕上がりも美しくなります。
この部分はジェルが厚くなると爪先に厚みが出てしまうので、厚みが出ないように注意して塗ります。
片手全体が塗り終わったら、厚みが均等になっているか確認します。
ジェルの硬さによっては筆の跡が残りやすいジェルもありますが、その場合は硬化する前にしばらくこのまま放置しておき、筆の跡が平らになって消えるまで待ちます。
ジェルが柔らかい場合は筆の跡が残りにくいので、筆の跡が残っていなければすぐに硬化しても大丈夫です。
サイドにはみ出したジェルはガーゼなどでふき取っておきます。
ジェル指定のライトで指定の時間、照射します。
この時、硬化しなかったジェルが表面に残りますが、この段階ではふき取らずそのまま次の工程へ進みます。
ベースジェルが塗り終わったら、いよいよ好きなカラーを塗ります!
塗り方はベースジェルと同じですが、ベースジェルの上ぴったりに塗ることがポイントです。はみ出しても、内側すぎても美しく仕上げられないので、ベースジェルを目印に塗りましょう。
カラージェルの中には一度塗りだと思った発色にならないものもあります。二度塗りなど、塗り→照射を何度か繰り返すことが多いです。好みの色になっていない場合は、二度塗りなど重ねて塗ることもオススメです。
カラージェルを塗り終わったあと、小さいスタッズなどであればそのままお好みの位置にスタッズを乗せます。
ストーンの場合は厚みに合わせて、照射している間ストーンがズレないくらいの量のクリアジェル(無ければトップジェル)をネイルに塗ります。
その上にストーンを乗せ、ライトで硬化します。
カラージェルもストーンなどの飾りも付け終わったら、最後にトップジェルで仕上げます。
ベースジェルの塗り方を基本に、ネイルをコーティングするように塗ります。
ストーンなどによってトップジェルの塗り方が変わる場合もありますが、基本的には全体をコーティングするイメージです。
初心者の方にオススメしたいジェルネイルのポイントは2点です。
まずジェルネイルに筆が付いているポリッシュスタイルのジェルネイルです。筆を準備しなくても良いので筆の後片付けやデザイン中の色替えにストレスなく作業ができるので一番のポイントになります。
最近はポリッシュスタイルのジェルを販売するメーカーも増え、カラーも豊富なのでオススメです。
次のポイントはジェルの硬さです。
これは買ってみないとわからない点と、好みが分かれるという点でどれが良いかは人それぞれになってしまいますが、ジェルを塗った際に筆の跡が早く消えるものは柔らかいものになります。
セルフレベリングと言い、均等な厚さになるのが早いものが初心者の方にはオススメです。柔らかすぎると、照射するまでに爪からはみ出してしまうこともあるので、注意が必要です。
ジェルネイルをする際に面倒と言われるオフとサンディングが不要で、シールのようにめくって取れるというのが人気のHOMEIのウィークリージェル。ネイルのオフが苦手な方や、爪が薄くなってジェルネイルをこまめに変えられない方や長期間ネイルを塗れないお仕事の方にオススメです。
カラーも豊富で、特に柔らかい色味のカラーが揃います。
サロンではよく見かけるジャータイプのリーフジェルですが、嬉しいことにセルフで塗りやすいポリッシュスタイルのジェルネイルも販売されています。
こちらはジャータイプに比べるとカラーはまだ多くはないですが、ジェル自体の柔らかさもちょうど良く、セルフレベリングもスムーズにできるタイプのジェルだと思います。
名前に1(ワン)とあるように、これひとつあれば仕上げられるというポリッシュ型のジェルネイルです。
サンディングもトップジェルもふき取りもピールオフなのでジェルオフも必要ないというのがとても便利です。
長持ちさせたい場合は通常のネイルの手順でベースジェルとトップジュエルも塗ると剥がれることなく、長持ちさせることができます。
Naility!もサロンでよく見かけるジェルネイルですが、こちらもポリッシュスタイルが販売されています。はっきりとした発色のカラーが多いのが特徴です。Naility!はカラーではなく、トップジェルがノンワイプと呼ばれるふき取り不要のジェルネイルなので、トップジェルと揃えると仕上がりの美しさと手軽さが同時にかなえられます。
by Nail Laboのジェルネイルもサンディングとプライマーが必要なく、プレパレーションが終わった後のそのまますぐに塗布できるのが魅力的です。
カラーも豊富で、ベーシックなカラーはもちろんトレンド感のあるカラーも多く、日本製なので安心感も高いという点でも人気のあるジェルネイルブランドです。
Gellenはポリッシュスタイルの中でもカラーがとにかく豊富で、ニュアンスネイルやグラデーションも簡単にできるほど、細かく色分けされているジェルが揃っています。
今流行りのマグネットネイルのキャッツアイジェルは黒ベースのカラーにはっきりとしたカラーが浮かび上がってくるようなカラーになっていて、他にはなかなか無いカラー揃えとなっています。
NAIL PARFAITは日本化粧品工業連合会の「化粧品の成分表示名称リスト」に収載されている成分100%の国産ジェルを使用しているブランドです。
塗りやすさに重点を置いていて、セルフレベリング力が高いことでも知られています。
ポリッシュスタイルのカラーも徐々に増えているので、これからのラインナップも楽しみです。
セルフジェルネイルをしている方ももちろん、サロンで施術を受けている方もオフだけ自分でしたいと思われる方も多いと思います。最低これだけあれば自身でオフが可能です!
オフする際は、無理やり剥がすというのが一番爪へのダメージが大きくなるので、力を入れずにできるだけ早くきれいにオフできる道具をご紹介します。
ジェルネイルの表面を傷つけ、リムーバーを浸透させるのが目的なので、数値の少ないものを選ぶと手早くジェルをオフできます。
ジェルのオフに使用できるもの、爪の長さや形を整えられるもの、ジェルオフした後の爪の表面を整えられるスポンジファイルとセットになっているものが最初はオススメです。
リムーバー(クレンザー)を選ぶ際のポイントはアセトン100%かどうかが重要になります。
水や香料が入っているものもありますが、やはりアセトン100%のものがオススメです。
アセトン100%だと強力過ぎて爪に良くないのでは?と思われるかもしれませんが、落ちにくいリムーバーを何度も爪に付けて力を入れて落とすより、一度で短い時間でキレイに落とせるアセトン100%の方が、結果として爪にダメージを与えにくいと思います。
購入される時はアセトン100%をオススメします!
こちらは普段お化粧をする際に使われているコットンでも、100均で買われたものでも大丈夫です。
使用する際は適度な大きさにカットしてから使います。
ご紹介しているこちらの資生堂のコットンはしっかりと目が詰まっているのに柔らかいので、爪の大きさ程にカットしてもリムーバーをしっかり含んでくれるのでジェルネイルのオフにも適していますし、大きさも大きすぎないのでネイル用としても、普段のお化粧の手入れとしても共用として使いやすいです。
こちらも普段使用されているアルミホイルで大丈夫です。
コットンと同じく、適度な大きさにカットしてから使うので、大きさもお好みのもので選んでください。くっつかないなどのお魚用や、フライパン用などの専門的なアルミホイルではないものが安心です。
プレパレ―ションの際に使用するプッシャーですが、ジェルネイルオフの際にも役立ちます。
オフ用に準備するというよりは、プレパレ―ションで使用するプッシャ―をそのままオフでも使うイメージです。
3週間を目安にジェルネイルを交換することをオススメします。
ジェルネイルを着けている部分と素の爪の境い目はストレスポイントと言われていて、普段の生活で爪に力が加わる時にこのストレスポイントが傷みやすくなります。この部分が爪先になった際に割れやすくなったり二枚爪の原因になったりすることもあるので、爪の健康のためにも定期的にオフをしましょう。
ネイルオフも自分でもちろんできます!
気を付ける最大のポイントは"地爪を傷つけない"ことです!自分でオフするのを怖がる方もいらっしゃる方も多いと思いますが、意外と簡単にできるので、ご自分でオフされてからネイルサロンで施術をしてもらうことも可能です。
コットンは爪の大きさに合わせてハサミでカットしておきます。小さ目よりは少しはみ出すくらいの大きさの方が処理が楽になります。逆に大きすぎるとアルミホイルで巻く時にアルミホイルが破れやすくなるので、大きすぎないように注意してください。
アルミホイルは慣れるまでは5cm×5cmくらいの正方形を目安にカットしておきます。慣れてきたら指に巻きやすい形や大きさにカットしてください。
ジェルに傷をつける際に細かい塵のようなものが飛びますので、作業する机にキッチンペーパーを敷きます。マスクも着けて作業されると塵を吸い込む心配が減りますので、気になられる方はマスクもぜひ着けてから作業を始めてください。
まず目の粗いファイル(100~180)で爪の表面を力を入れずファイリングしていきます。目の細かいファイルでもできないことはないですが、表面を傷つけることが目的なので、できれば粗めのファイルがオススメです。目の細かいファイルは表面を滑らかにする際に使用するものなので表面に傷がつきにくく、時間が掛かってしまいます。
この時、平たい面だけでなく、サイドや爪先の方も忘れずに傷をつけてください。この部分に傷がついていないと、剥がす際に力が入ってしまい、地爪を傷める大きな原因になってしまうので、オフする際の大きなポイントの1つとなります。
また、ここで大きなポイントの2つめとなるのですが、"力をいれずに"というのも重要です!力を入れて削っていくと、ジェル部分のみだけでなく気付かず地爪まで削ってしまうことがあります!ジェルネイルをセルフでオフする際に一番大切なのは地爪を傷つけないことが最重要となりますので、力は入れないよう、軽くジェルだけに傷をつけてくださいね。
爪のサイズに合わせてカットされたコットンにジェルリムーバーを浸したものを爪の上に置き、空気に触れさせないようにアルミホイルで包みます。アルミホイルが破れないように注意しながら巻きます。
リムーバーはコットンの隅まで行き渡るくらい、充分浸み込ませます。乾いた部分があると、ジェルにリムーバーがムラなく浸み込ませることができずに、剥がす際に余分な力が入ってしまい地爪を傷める原因になるので、アルミホイルで巻く際に乾かない程度に湿らせます。
リムーバーはとても乾きやすいので、指一本ずつこの作業を繰り返します。
アルミホイルで巻いた手でもう片方の手のネイルオフをするのは慣れるまでは大変なので、片手ずつオフするのをオススメします。
アルミホイルを巻いた手を厚手のタオルやブランケットで包んで体温を使って温めると、リムーバーの浸透が早くなります。
早くなる利点は時間短縮というよりは、いち早く地爪に近い部分までリムーバーが充分に浸透するので、剥がす際に力を入れることなく簡単にジェルを外すことができます。
簡単なひと手間なのですが、このひと手間が次の作業をとても楽にすることができるのでオススメの方法です!
アルミホイルを巻いた状態で15分ほど放置します。
アルミホイルを外していきます。リムーバーが染み渡ったジェルはそのままボロボロ剥がれる場合もありますし、ジェルと地爪の間に軽くプッシャーを挟み込むようにすると簡単に剥がれます。
ジェルが地爪から簡単に離れそうにない場合は、その部分をよく観察してみて、表面が溶けてざらつきが見られる場合は、そのままリムーバーが染み込んだコットンをネイルに乗せ、アルミホイルで包み15分ほど待ちます。
表面がツルツルしているようであれば、再度ジェルの表面を目の粗いファイルで傷をつけてから、リムーバーが染み込んだコットンをネイルに乗せ、アルミホイルで包み15分ほど待ちます。
リムーバーを使用してジェルをオフした爪の表面はざらざらしています。
次にジェルネイルを塗りやすいようにする場合でも、ジェルネイルをお休みする場合でも、表面を整えておく必要があります。このままざらついた状態では爪から水分が蒸発してしまい、爪の健康にもよくありません。
スポンジファイルで爪の表面を軽く整えます。ここも力を入れ過ぎないようにします。表面を削るというよりは、爪の表面を均すようにしていきます。
ジェルネイルを塗る場合はオフの作業はこれで終わりです!
ジェルネイルをお休みする場合は、長さなど整えた後、爪磨きを行うと表面がより滑らかになるので、爪磨きを行ってからネイルオイルも塗っておくと爪の健康にも良いのでオススメです!
セルフジェルネイルは何度かやっていくうちに自分の爪のクセや塗り方のクセ、持っているジェルの特徴を把握してくるので、1度目が納得のいく仕上がりでなくとも何度か試すとサロンに負けない仕上がりになるので、ぜひ試してみてください!