バツイチの男性と付き合い、結婚するメリットはありますが、デメリットもあります。そこで今回は、バツイチとの結婚のメリットやデメリット、結婚前に確認しておきたい注意点や結婚を決意させるアプローチ方法をご紹介します。
現代の日本では、結婚したカップルの3組の内1組は離婚する時代ともいわれており、離婚経験のあるいわゆるバツイチの人は、珍しくなくなってきましたよね。
■余裕がある
離婚経験のある男性は、辛い経験を乗り越えていることから、精神的に余裕があり、トラブルがあっても落ち着いて対応できるのが魅力です。
結婚生活で苦労していた経験もあるので、他人に対して包容力があり、落ち着いた雰囲気が魅力的に見えるものです。
■結婚生活の現実を知っている
結婚生活については、男女問わず憧れや夢見ている理想の形があるものです。しかし、他人との共同生活である結婚は、自分の願っているような生活スタイルにならないことも多く、理想と現実のギャップが夫婦間の不仲や喧嘩の原因になることもあります。
しかし、バツイチの男性は、結婚生活についての現実を知っているので、結婚生活が自分の理想と違っていても、受け入れ、柔軟に対応しやすいのがメリットです。
たとえ合わない部分があってもお互いに譲り合いながら生活することができます。
■女性について理解がある
また、バツイチの男性は、女性についても理解があります。ホルモンの関係で体調が良くない日があることや、女性が嫌がることを心得ており、女性の気持ちを理解してくれる人が多いですね。
「女性にはこうあってほしい!」という理想を押し付けることも少ない傾向があります。
■恋愛や結婚生活がうまくいくように努力してくれる
そして、結婚生活での経験を踏まえて、二度と同じ失敗をしないよう、恋愛や結婚生活がうまくいくように努力してくれるのも、バツイチ男性のメリットです。
■家事や育児、親戚付き合いなどにも慣れている
さらに、バツイチ男性は、家庭で家事や育児をした経験があったり、離婚後に一人暮らしをしていることも多く、家事や育児に慣れているので、結婚後も頼れる存在になってくれます。家族や親戚との付き合いにも慣れているので、お互いの家族や親戚と良い関係を築きやすいのもメリットです。
バツイチの男性は魅力的に見え、結婚するメリットもありますが、デメリットもあります。
■結婚式には消極的
例えば、バツイチの男性と結婚する場合、男性側は結婚式に消極的になる傾向があります。一度結婚式を挙げている場合は、親戚や友人、同僚などにご祝儀をもらっていることもあり、再度ご祝儀をもらう結婚式は控えるカップルも少なくありません。
■金銭面で苦労する可能性も
バツイチと結婚する場合、養育費や慰謝料、ローンなどの支払いで、金銭面で苦労する可能性はあります。子どもの養育費を支払っていることは、親として責任を果たしている重要なことです。しかし、支払いが家計を圧迫してしまうと、結婚したことを後悔してしまうケースもあります。
また、将来的に財産分与で揉める可能性もあります。
■前妻と比べられることも
そして、バツイチ男性の中には、離婚後に付き合った女性と前妻を比べてしまうこともあります。
また、夫だけでなく、義実家や彼の友達、同僚などから比較されて苦しい思いをしている女性もいます。
■前妻や子どもに嫉妬してしまうことも
さらに、バツイチ男性との結婚では、前妻や子どもの存在に嫉妬してしまうこともあります。
たとえバツイチの男性と結婚したとしても、彼が子どもと会うことを制限するのは抵抗があるものです。彼が子どもと会う際に、前妻とも顔を合わせる場合には「万が一ヨリを戻してしまったらどうしよう」と不安を抱えてしまうケースもあります。
■同じ理由で離婚になる可能性も
バツイチ男性が離婚した原因が、ギャンブルや借金、浮気、暴力や酒癖などの場合、男性と結婚した後に再び同じ理由でトラブルになる危険はあります。
■家族に心配される
そして、バツイチ男性との結婚する際に、親に反対される初婚女性は少なくありません。
親の反対を押し切って結婚すると、今後実家との関係が悪くなってしまいますので、焦らず時間をかけて説得したいですね。
バツイチ男性と結婚する前には、いくつか確認しておいた方がいいことがあります。
■離婚の理由
例えば、離婚理由については、再婚後に同じ理由でトラブルになる可能性はありますので、できれば確認しておいた方がいいですね。また、彼氏と再婚する際に、自分が同じことをしないように気をつけることもできます。
しかし、離婚の理由は必ずしも一つとは限りませんし、デリケートな問題ですので、無理に聞き出そうとするのは、彼氏の傷に塩を塗るような残酷な行為になってしまうこともありますので注意したいですね。
彼氏に聞きにくい場合は、彼氏の友人にさりげなく聞いてみましょう。
■前妻や子どもとの関係
そして、前妻や子どもとの関係も、結婚前に確認しておきたいことです。養育費や慰謝料の額や期限、子どもとの面会の頻度などですね。
■これから子どもが欲しいか
そして、今後子どもを望んでいるかどうかも聞いておいた方がいいことの一つです。
■結婚式は
その他にも、結婚式を挙げたいと思っているかどうかも聞いておきたいですね。
■金銭的な負担は軽く
養育費や慰謝料の支払いがあるバツイチ男性の場合は、デートやプレゼントは、なるべく金銭的な負担を軽くするような気遣いをすることが大切です。
お金をかけずに楽しめるおうちデートやおうちディナーは、結婚後の生活を想像しやすいのでおすすめですよ。
■束縛はしない
バツイチの男性は、離婚して寂しい思いをしている反面、フリーになった自由を感じています。
特に、彼氏がお互いの価値観の違いで離婚した場合、お互いの生活ペースが合わないと「再婚してもまた価値観が合わずに離婚してしまうかもしれない」と結婚に後ろ向きになってしまいます。
したがって、いつも彼氏の予定を把握しようとしたり、連絡を強要するなどの束縛はやめましょう。
バツイチ男性は、相手の生活スタイルを受け入れられる包容力のある女性に惹かれやすいですね。
■焦らず信頼関係を築く
バツイチ男性は、離婚を乗り越え、前向きに婚活をしている男性もいます。しかし、結婚に苦い思い出があると、再度結婚したいと思う女性が現れても、結婚に踏み切れないこともあります。
結婚する気がないバツイチ彼氏に、無理に「結婚しよう」とだけ言っても、トラウマが邪魔をしてなかなか再婚を決意できないかもしれません。
特に、妻の浮気が原因で離婚した男性の場合は、女性に対して不信感を持っているケースも少なくありません。
たとえ小さな嘘でもつかず、彼氏には正直になるようにして、信頼関係を築いていきましょう。
信頼できる女性とわかれば、彼氏も心を開き、結婚を意識しやすくなります。
■男性としての自信を取り戻すサポートを
また、彼氏に力仕事や家電の配線、ちょっとしたDIYなどを頼んだり、仕事や友人関係などのちょっとした悩み事を相談するなどしてみましょう。彼氏に助けてもらった後は、喜んだり、彼氏を褒めるなどして、男性としての自信を取り戻すサポートをすることも大切ですね。
彼氏が男性として必要とされていると感じれば、結婚に対して前向きに考えるきっかけになりますよ。
結婚のメリットもデメリットも知っているバツイチ男性との結婚は、支え合って生活できるのがメリットです。しかし、養育費や前妻や子どもとの関係などに悩むことはあります。バツイチの男性は、離婚で傷ついていますので、焦らず信頼関係を築いていきたいですね。