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2019.04.10

春の富士山におすすめの女子の服装!登山の注意点や持ち物もご紹介

春の富士山におすすめの女子の服装!登山の注意点や持ち物もご紹介 春の富士山におすすめの女子の服装!登山の注意点や持ち物もご紹介

富士山といえば山ガールの憧れの山ですよね。春なら季節的にも富士山登山にちょうどいいのでは?と考えがちですが、実はまだ富士山には残雪が残っています。そこで今回は春の富士山登山におすすめの服装や持ち物、登山における注意点などをご紹介します。

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富士山に登山できる期間や春の気温や天気

 

山ガールなら夏の時期に富士山に登ったことがある方は多いかもしれませんが、季節外れの春に登ったことがある方は少ないのではないでしょうか。春というと暖かいイメージがあるので、富士山にも普通に登れるのでは?と考えがちですよね。

春の時期の富士山はまだ雪が残っていて登山には危険な場所があります。特に登山初心者の方や慣れていない方は、必ず春の富士山登山や雪山登山に慣れた経験者と一緒に登りましょう。

雪が残っているということは気温が低いということ。富士山の4月や5月の平均気温は約-4度。平均で-4度ということは午前中や夕方は気温が-4度を下回ります。さらに、標高が高いので当然強風が吹く確率も高く、風が吹くと体感温度はさらに下がります。

天気も変わりやすく、ガスが発生したり雨が降り出すことも多く視界が悪くなります。夕方は暗くなるのが早いのでヘッドライトはマストアイテム。晴れた日でも途中から天候が変わりやすいので、登山をする際は事前に必ず天気予報をチェックしておくことをおすすめします。

春の富士山登山の注意点

 

春の富士山は残雪期で気温が低いとご紹介しましたが、登山の際には他にも注意点がありますのでご紹介します。

■標高差による気温の変化に対応できる重ね着を

富士山に登り始めると気温の変化や活動量に応じて体感温度が激しく変化します。ミドルレイヤーに着る防寒着などで体温調節ができるように、必ず重ね着をして登りましょう。

■残雪などで危険を感じたら即下山を

春の富士山はある程度までなら雪がないので普通に登山できます。ただ雪があるとアイスバーンで滑りやすいので、危険を感じたら無理をせず下山するようにしましょう。

■高山病になりかけたら休憩を取る

富士山初心者の方の中には高山病になる方が多いので、頭痛や吐き気、めまいを感じたらすぐに休憩を取りましょう。症状が改善しないようなら下山しましょう。

■アウターレイヤーは防水透湿がマスト

富士山では突然雨が降り出すこともあるので、一番外に着るアウターレイヤーは防水透湿のものがマスト。価格の安いレインウェアではなく、ゴアテックスなどの素材が使われた登山用のものを着用するのがおすすめです。

春の富士山におすすめの服装【1】ウェア①:アウターレイヤーは防水透湿がポイント

春の富士山登山におすすめのアウターレイヤー

春の富士山登山で着る服装は、体温調節しやすい重ね着がおすすめです。まず一番外側に着るアウターレイヤーは、突然の雨などでウェアが濡れても内側に水分が侵入してこない防水透湿の機能があるものを選びましょう。

防水性でいうとレインウェアでもいいと思うかもしれませんが、安価なものだとウェアの内側が蒸れてしまいます。ウェアが濡れると一気に体感が下がって危険なので、アウターレイヤーは登山専用の高機能のものがベターです。

春の富士山におすすめの服装【2】ウェア②:ミドルレイヤーには防寒着を

春の富士山登山におすすめの中綿ジャケット

春の富士山登山で着る服装のアウターレイヤーの内側には、フリースやダウンジャケットなどの防寒になるものを着用しましょう。登山していて暑くなった場合はこのミドルレイヤーで体温調節をします。フリースとダウンジャケットを2種類準備しておいて使い分けて調節するのがおすすめです。

登山ウェアを扱うアウトドアブランドの中綿ジャケットなら、防寒だけでなくストレッチ性も効いているので動きやすいのが魅力です。

春の富士山におすすめの服装【3】ウェア③:ベースレイヤーはドライな状態を作る高機能タイプがマスト

春の富士山登山におすすめのベースレイヤー

春の富士山登山で着るウェアの肌の上に直接着用するベースレイヤーは、汗をかいても肌がドライな状態を保てるような高機能タイプのものがマストです。

保温性の高いアンダーウェアは数多くありますが、できたら登山専用ブランドの高機能アンダーウェアを選びましょう。

春の富士山におすすめの服装【4】ウェア④:ボトムもベースレイヤーのタイツを重ねて

春の富士山登山におすすめのカーゴパンツ

春の富士山登山で着るボトムも、撥水性に優れていてストレッチの効いたものを選びましょう。もちろんベースレイヤーのタイツなどを重ねて防寒力を高めるのもマストです。

春の富士山におすすめの服装【5】登山靴:ミドルカットがおすすめ。雪の斜面にはアイゼンがマスト

春の富士山登山におすすめの登山靴

春の富士山登山で履く靴は、岩場や濡れた地面の歩行をサポートしてくれて高山登山も想定して作られた登山靴がおすすめです。

低山トレッキング用のローカットタイプより、本格的な登山にも対応できるのに比較的歩きやすいミドルカットタイプが最適。ただ、歩き慣れていない登山靴で富士山を登るのは危険なので、必ず事前に登山で足を慣らした靴で登りましょう。

春の富士山におすすめの服装【6】靴下:登山靴の中に履く靴下が意外と重要

 

春の富士山登山で履く靴下は、日常で履く靴下ではなく登山用やスキー用で作られた厚手のタイプのものを選びましょう。登山靴の中に薄手の靴下を履いてしまうと靴擦れや歩きにくさの原因になってしまうので、靴下選びは意外と重要です。

春の富士山におすすめの服装【7】帽子:大切な頭部を守る帽子はマスト。ヘルメットを着用するのもあり

 

春の富士山登山でかぶる帽子はハットタイプやまだ寒い時期なのでニット帽でもOKです。登山では落石なども考えられますし、初心者の方は慣れていない登山で転倒することも考えられるのでヘルメットをかぶると安心です。

春の富士山におすすめの持ち物:雪山ではサングラスがマスト!

 

ここまでは春の富士山登山におすすめの服装をご紹介しましたが、ここからは持参する持ち物をご紹介します。山では途中で買い足すことは不可能なので、事前に装備をしっかり準備しておきましょう。

■春の富士山登山のマストアイテム

・サングラス(雪の照り返しがきついのでマスト) ・グローブ ・ネックウォーマー ・アイゼン(登山靴で雪の斜面を上がるのは危険です) ・ピッケル ・トレッキングポール ・ゲイター ・ヘッドライト ・タオル ・食料、飲料水(春の時期は山小屋は閉まっています) ・ビニール袋 ・ティッシュ

持ち物を入れるザックは、タウンユース用のリュックではなく登山用のものを使いましょう。大きさは30リットル位のものがおすすめです。小さ過ぎると装備が全て入りませんし、大き過ぎるものは重くなって動きを制限したり体力を消耗したりしてしまうので、自分に合った適切な大きさのザックを選ぶのがポイントです。

春の時期の富士山は残雪期で登山初心者には難易度がかなり高くなります。できる限りこの時期の富士山登山は経験者の方と一緒に登山して、危険を感じたらすぐに下山するようにしましょう。登山する際の服装や装備も重要です。事前にしっかり準備をして春の富士山登山に挑戦しましょう。

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