寒くなると無性にコーデに取り入れたくなるダッフルコート。中でもロング丈は大人っぽい雰囲気になる便利なアウター。今回は、そんなロング丈のダッフルコートを女性らしく着こなすコーデをご紹介します。
【目次】
ダッフルコートとは、そもそも北欧の寒い海で漁師が仕事着として着ていた、防水性に優れたウール素材で作られたコート。
その後、厳しい環境の中でも耐えられるコートとして、イギリスの海軍に正式採用されたことから、世界中に広まりました。
一般的なコートとの大きな違いは、ボタンではなくトグルがついている点。これは、寒い海の上でも手袋をしたまま扱えるという利便性があり、ダッフルコート最大のおしゃれポイントです。
今では、メンズのみならずレディースでも定番のアウター。ナチュラルなデザインと様々なスタイルに合う使い勝手の良さで、性別問わず幅広い年代から愛されています。
カラーも豊富で、丈感もショート丈からロング丈まで様々。
定番色はネイビーやキャメル。レディースでは、落ち着いた雰囲気のグレーや、羽織るだけで明るい気分になる赤やイエローも人気です。
大人女子におすすめの丈感は、なんと言ってもロング丈。油断すると子供っぽくなりがちなダッフルコートも、ロング丈なら心配なし。防寒性もばっちりで、真冬でも暖かみのあるコーデが完成します。
ブラウンのロングダッフルコートは、気負いのないナチュラルな雰囲気が魅力。リラックスモードの白いパンツに羽織れば、大人っぽいオフコーデの完成です。
裾部分がシャツのようにカーブがあるデザインのダッフルコートで、ラフ感アップ。トップスもブーツもブラウンでまとめて、統一感を出しましょう。
どんなカラーとも馴染むカーキのダッフルコートは、着回し力あり。様々なコーディネートに羽織ることができるので、オンもオフも支えてくれる便利アウターです。
カジュアルコーデを大人っぽくしたい時は、ネイビーやベージュを合わせて色のトーンを抑えめに。足首を出してスニーカーを履くことで女性らしさを演出します。
ダッフルコートの定番といえばネイビー。大きめサイズのロング丈だとメンズライクなイメージですが、そこはカラーリングでカバー。
インナーに鮮やかなカラーのニットを着ることで、パッと華やぎがプラスされます。ヘアスタイルもスッキリとアップにして、華奢見えを狙いましょう。
ビビッドなオレンジのロングダッフルコートは、暗いカラーが多い冬の街にぴったりの映えアウター。肌の色がワントーン明るくなり、表情も豊かになるので男性受けも抜群。
さらにモテアイテムの白いマフラーを首に巻いてふんわり感をプラスすれば、デートコーデにぴったりです。
防寒性に優れているボア素材のダッフルコート。ロング丈なら無敵の暖かさに加えて、モコモコ感もアップしてキュートな雰囲気に。
トグルをすべて留めて、ダッフルコートならではのおしゃれ感を楽しむのも〇。分厚いコートから素足を覗かせるのは少々アンバランスなので、靴下+スニーカーでテイストを揃えましょう。
定番色のキャメルは、デニムとの相性抜群ですが、大人女子はあえてオフィスコーデに投入。女性らしいアイテムにサラッと羽織るシルエットが新鮮です。
タイトスカートと同じくらいの丈感にすれば、細長効果もばっちり。トグルのカラーと合わせて、小物をすべて黒にすることで全体的なバランスが整います。
鮮やかなイエローのロングダッフルコートの存在感は、他アイテムを圧倒します。無駄な抵抗はやめて、インナーコーデはとことんシンプルにまとめましょう。
イエローと相性の良いグレーのタートルニットと黒いパンツで、ますますイエローが映える配色に。カジュアル派の方は、ボトムをデニムにするのもおすすめです。
ダッフルコートは無地だけとは限りません。デザイン性が高いバイカラータイプなら、インナーコーデがシンプルでも確実に周りと差がつきます。
上半身部分が濃い色になっていることで、視線を上に集めてシャープに見せる効果も。さらにボトムを黒いスキニーにすれば、スタイルアップすること間違いなしです。
冬っぽいブロックチェックのロングダッフルコートは、寒くてもお出かけが楽しくなるアウター。黒×白のチェックはハードな雰囲気になりがちですが、ダッフルコートなら親しみやすいです。
ボトムを黒にすることで、引き締め効果はあるものの少々辛口に。トップスで可愛らしいカラーを入れて、色で甘辛のバランスを整えてください。
ロング丈のダッフルコートは、飽きがこないデザインが魅力。今回ご紹介した様々なコーデを参考にして、この冬もヘビロテを楽しんで下さい。