内定者懇親会を前にして、服装にお悩みの方も多いはず。就職前にマイナスイメージを与えることのないよう、マナーのあるきちんとした着こなしで足を運びたいところです。そこで今回は、内定者懇親会のマナーからおすすめの服装まで一挙ご紹介します!
【目次】
まず「内定者懇親会」とは、職場の上司や同じ内定者・内々定者との交流を深めたり、企業のことをより深く知るために開催される会です。企業によって懇親会の内容は様々で、マナー講習や企業説明などの研修に近いプログラムもあれば、ゲームなどのフランクなプログラムを行う場合も。その後は、より一層親睦を深めるためにお食事会が開かれるのが一般的です。
そんな内定者懇親会ですが、「マナーのない振る舞いをしてしまったらどうしよう」と不安な気持ちを抱いている方も多いかと思います。実際に内定者懇親会で振る舞いに失敗しても、内定が取り消しになる心配はありません。ただしマイナスイメージを与えてしまったら、入社後もその印象を引きずってしまう可能性があるため、できる限りマナーのある振る舞いを心掛けたいところです。
ここで、内定者懇親会の服装選びのポイントについてご紹介します。まず内定者懇親会の服装は、特別に指定がない場合には「スーツスタイル」がマナーです。たとえカジュアルな雰囲気の懇親会であったとしても、採用活動の一環ですので、スーツ姿で足を運ぶのが一般的だと言えます。
また、スーツは就職活動時に着用していたリクルートスーツでOK。スーツ姿は清潔感があること、奇抜ではないことを意識して、ビジネスシーンにも引けを取らないきちんとした着こなしを意識すると良いでしょう。フレッシュなスーツスタイルで、入社前から好印象を掴み取ってください!
内定懇親会で「服装自由」「服装指定なし」と言われると、逆に何を着ていけば良いのか悩ましいところ。そこでこの場合にも、フォーマルなスーツスタイルにまとめるのがマナーです。これまでお伝えしたように、懇親会はあくまでも採用活動の一環ですので、きちんとした装いが求められていると意識しましょう。
ただし「私服でお越しください」と指定されたのなら、スーツスタイルで足を運ぶのはNG。企業は場にふさわしい着こなしができるかどうかを見ているので、きれいめなオフィスカジュアルスタイルを心掛けてください。「私服=普段着」ではないため、間違えてもラフな服装で足を運ばないようご注意を。
ここからは、内定者懇親会におすすめの服装を具体的にご紹介していきます。そこでこれまでお伝えしたように、内定者懇親会では特別指定がない限り、基本の服装は「スーツ」。フレッシュかつ清潔感の漂うスーツスタイルで、企業に好印象を与えましょう。
襟付きの白シャツに黒のリクルートスーツ、足元はストッキングに黒のパンプスで、フォーマルな装いに。シャツやスーツにはシワやヨレがないか確認し、清潔感のある身だしなみを意識しましょう。また、もしも企業からスーツを指定された場合は、フォーマルな会であることが多いです。したがって、その場合にはより一層気を引き締めて懇親会に臨んでください。
夏場の内定者懇親会では、「クールビズでお越しください」と指定されるケースも多々あります。そこでクールビズを指定された場合でも、着崩しすぎずフォーマルなスタイルにまとめるのが鉄則。さらに女性の場合には、薄手のシャツやブラウスで下着が透けないように十分にご注意ください。
例えば、ライトピンクの半袖ブラウスで、涼しげな印象に。クールビズを指定されても、必ずジャケットは用意しておきましょう。さらに女性らしいピンクのブラウスには、あえてパンツスーツを合わせて、アクティブな雰囲気を引き立てるのもおすすめです。
「私服でお越しください」と指定された場合には、オフィスカジュアルにまとめるのが正解。カジュアルすぎる普段着ではなく、きれいめかつ清楚感たっぷりの、フォーマルな場にも引けを取らないコーデを意識しましょう。色合いは落ち着いたトーンにまとめ、着こなし自体はシンプルに仕上げると失敗しません。
深みのあるパープルのVネックトップスに、黒のテーパードパンツを合わせたコーディネート。そこにグレンチェックのテーラードジャケットを羽織り、きちんと感を引き立ててあげると良いでしょう。さらに、足元はヌーディーなベージュパンプスで、上品なエッセンスを加えて。
内定者懇親会で私服が指定された場合、暑い季節なら半袖でも問題ありません。ただし過度な肌の露出は、カジュアルな印象を与えると同時に、だらしないイメージを与えてしまう可能性があるので、十分にご注意ください。心配ならば、通気性の良い薄手のトップスをさらっと着こなし、腕まくりをするくらいがちょうど良いでしょう。
例えば薄手のボーダーカーディガンに、膝丈のレーススカートを合わせたコーディネート。ボーダー柄も華奢なラインならば、カジュアル感が抑えられ、上品な印象を与えることが可能です。さらに足元は、ストッキングに黒パンプスを合わせ、レディライクなオフィスカジュアルコーデを意識するとgood!
内定者懇親会は、居酒屋で行われるケースも非常に多いです。日中は会社で研修を行い、その後居酒屋で親睦を深めるためにお食事会を開く、といった流れが一般的。そこで居酒屋で懇親会が開かれると分かっていても、基本的にはスーツで足を運びましょう。
私服指定がない限り、居酒屋での懇親会もスーツスタイルが無難。さらに居酒屋ではジャケットを脱ぐ可能性がありますので、シャツにシワやヨレがないか、一段と注意しておきましょう。また、お座敷だと正座をすることとなるため、丈の短いスカートは控えてください。
「内定者懇親会にリュックで足を運んでいいの?」とお悩みの方も多いはず。遠方から足を運ぶ方だと特に、宿泊することもあって荷物が増えてしまい、リュックが楽だと感じるはずです。しかしカジュアルなリュックは、スーツスタイルには不向きですので避けましょう。
私服姿の場合でも、どうしてもラフに見えてしまうリュックは控えた方が無難。もしも荷物が多いのであれば、きちんとしたバッグをメインとして持ち歩き、別にサブバッグを用意すると良いでしょう。
内定者懇親会では、アクセサリーを身につけても良いのか気になるところ。そこでピアスやネックレスなどのアクセサリーの着用に関しては、避けた方が無難。華美な印象を与えてしまう可能性があり、フォーマルな場にふさわしくありませんので、おしゃれを意識するのは控えてください。
ただし腕時計に関しては、身につけても全く問題ありません。時間に対する意識がきちんと身についているとして、好印象を与えることができるでしょう。さらにオフィスカジュアルスタイルで足を運ぶのであれば、シンプルかつ華奢なネックレスであれば、職種によっては許容されることも多いです。
いかがでしたか?今回は、内定者懇親会の服装選びのポイントからおすすめのコーディネートまで一挙ご紹介しました。内定者懇親会では指定がない限り、きちんとしたスーツスタイルで足を運ぶのがマナー。懇親会と聞くとカジュアルな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも採用活動の一環ですので、フォーマルかつ清潔感のある身だしなみを意識しましょう。ぜひ参考にして、あなたもTPOをわきまえた服装で内定者懇親会へと足を運んでください!