ベーシックな定番カラーとしておなじみのベージュに合う色ってどんな色?合わせやすいけれど意外と迷う、ベージュの着こなしに役立つ相性の良い色をご紹介します。寂しくなりがちなベージュコーデの差し色に使える色やベージュとは合わない色についても見ていきます。
【目次】
女性らしいエレガントな着こなしや、ナチュラルな着こなしなど幅広く使えるベージュは合わせやすそうだけれど、実際着ると「なんだか微妙……」となる事も。
そこでベージュをおしゃれに着こなす時に注目したいのがコーデのイメージです。
■どんなイメージでベージュを着る?
・女性らしくエレガントに
・メリハリのあるカッコいい感じ
・ナチュラルで柔らかい印象
・カジュアルで可愛い着こなし
などのイメージに合わせてベージュのカラーコーディネートを考えましょう。
ベージュを大人っぽく女性らしい着こなしでまとめるには、ベーシックカラーが使えます。
■ベージュに合うのはこんな色
・ネイビー
・白
・黒
ワントーンの着こなしやベーシックカラーとのコーデは大人っぽくなりますが、うっかり地味になってしまう事も。
寂しい、地味な印象にならないように「差し色」や「柄」をアクセントにするのがおすすめです。
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ベージュで作る、シンプルで甘さ控えめなカッコいい着こなしにはこんな色がおすすめ!
■ベージュに合うのはこんな色
・黒
・茶色
・白
「手抜き」に見えないシンプルコーデを目指すなら、アクセサリーをプラスするのがポイントです。
サイドヘムコンビネーションワイドパンツ / ¥16,200
アースカラーのベージュはナチュラルな雰囲気の着こなしにもぴったり!
■ベージュに合う色
・ブルー系
・カーキ
・白
ベージュ系や白など同じタイプの色で揃えたワントーンの着こなしもナチュラルコーデにおすすめです。
大人女子がナチュラルな雰囲気の着こなしをするときは、ぼんやり見えないようにヘアメイクや小物使いでメリハリをつけるのが重要です!
チノ素材のパンツやスカートなどのカジュアルなベージュのアイテムには、合う色がたくさんあります。
■ベージュに合う色
・白
・黒
・グレー
・ブルー
・グリーン
・イエロー
・赤
など、着回し力高めです。色合わせしやすいですが、たくさんの色を使うとごちゃごちゃするので、2〜3色でまとめてすっきりコーディネートすると、大人カジュアルな着こなしになります。
白や黒などベーシックなカラーと相性の良いベージュは、春夏はTシャツやブラウスなどの白&黒と合わせると間違いない!
さらに、ボーダーやドット、花柄などの柄物を合わせても素敵です。落ち着いた印象のベージュのパンツは、インパクトのある柄物と合わせても派手にならず大人っぽくなるので色々チャレンジしたいですね。
黒やネイビーなど重たい色を着る事も多い秋冬。ボトムをベージュにすると全体が明るくなります。
温かみのあるニットとの相性も良いので、グレーやネイビー、ボルドー、黒などのニットを合わせる着こなしがおすすめです。また、ダークカラーのアウターのインナーコーデにベージュのパンツと白のニットなどの明るい色のコーディネートを合わせるのもおしゃれ。
薄いベージュと濃いベージュ、コーディネート次第でどちらも着回し力高めで使えるカラーです。
■薄いベージュのイメージ
・柔らかい、優しい感じ
・キレイめ、女性らしい着こなしに
■濃いベージュのイメージ
・カジュアル
・辛口コーデに
また、ベージュはぼやける感じがして苦手……という場合には、キャメルやカーキに近いベージュを選ぶのがおすすめです。ベージュは肌の色と近いので、色選びによっては肌と一体化して裸みたいになってしまうことがあります。自分の肌色には薄い方がいいのか、濃い方がいいのか、実際に服を顔の近くに持ってきて色が合うかどうかを確認してみるのがいいですね。
ベージュを素敵に着こなすには差し色をうまく使うのが重要です。
■ベージュコーデにおすすめの差し色
・ローズなどのピンク系、赤
・オレンジ
・グリーン
・ブルー
また、ベージュや白といったワントーンの着こなしの差し色に効くのは「黒」です。バッグや靴、ベルト、ハットなどの小物を使ってふんわり柔らかい色合いのコーデにメリハリをつけましょう。
定番色からキレイ色までなんでも合わせられるベージュですが、合わない色もあります。
■ベージュに合わない色
・同じトーンのベージュやグレー
トーンとは、色の明るさと鮮やかさを合わせたもののこと。
特にベージュとグレーだと同じトーンで合わせるとぼんやりとした印象になりがち。ベージュとグレー、ベージュとベージュでも色の明るさや鮮やかさが違っていれば大人っぽく着こなせます。
その他の色でも、ベージュと同じトーンの色を合わせるときには、差し色や引き締めカラーをアクセントにするといった工夫が必要。迷ったら、インナーや靴などで白や黒を足すと野暮ったくならずおしゃれに決まる場合が多いです。
キャメルは、ベージュとグラデーションのようになじませやすく相性抜群。ベージュのニットにキャメルのコーデュロイスカートを合わせれば、色も素材感も秋らしいコーデになります。
ただ、ベージュとキャメルだけでコーデを作ってしまうとぼんやりとした印象にもなりかねないので、小物は黒を選んで引き締めるといいですね。
ベージュと同系色のブラウン。チェック柄のロングフレアスカートならトレンド感のあるコーデが完成します。また、同系色コーデはメリハリを付けにくいですが、チェック柄ならのっぺりとした印象になりません。色数を増やさないことで、子供っぽく見えやすいチェック柄が大人かわいく着こなせるようにもなります。
オフホワイトに近いベージュと、グレーがかったベージュで作るワンカラーコーデ。異なる色味のものを合わせれば、ベージュ同士でもぼやけて見えません。また、シンプルなハイゲージニットではなくケーブルニットを選ぶことで、柄で変化を付けることができます。ヌーディーで大人っぽい配色です。
黒よりも柔らかい雰囲気になるグレー。ベーシックカラー同士ですが、コンサバ過ぎず、カジュアルなコーデにも活用できる配色です。さらに白をプラスすると爽やかで洗練された印象になります。
柄スニーカーでアクセントを付けるのもおすすめです。
何にでも合わせやすいデニムは、ベージュとの相性ももちろんばっちり。ただ、無難な印象になりがちなので、例えばGジャンであればビッグシルエットのものを抜き襟気味に着る、など今っぽさや抜け感を出せるようにしましょう。
ベレー帽など小物でトレンド感をプラスするのもよいですね。
新鮮な配色にしたいなら、グリーンがおすすめ。深みのあるグリーンを選べば、違和感なく合わせることができます。シャツレイヤードで白をチラ見せすると、よりつなげやすくなりよ。
グリーンにインパクトがあるので、小物の色味は抑えるとすっきりとまとまります。
重くなりがちな秋冬のファッションに赤を投入して華やかさを。こっくりとした赤なら、ベージュとの相性もよく、アイテム次第できれいめにもカジュアルにも着こなせる配色になります。
ニットはあえてメンズのものを選ぶことで、ゆるっとした今っぽいシルエットを楽しむことができます。足元は白のスニーカーで抜け感をプラスしましょう。
一見カジュアルになりそうなパープルですが、ベージュと合わせれば上品な印象に。デコルテの開いたボートネックカットソーなら、女性らしく着こなせます。
色自体にインパクトがあるので、足元はパイソン柄のパンプスなどアクセントになるものを選ぶとバランスがいいですね。
色味が似ているレオパードは、ベージュと合わせやすい柄。アニマル柄トレンドだけど派手になりそうでチャレンジしにくい、という場合にもベージュと組み合わせれば雰囲気を落ち着かせることができます。
レオパード柄のシャツワンピースは、一枚では着にくくても、ベージュのニットカーディガンを羽織ることで着こなしやすくなります。ワンピースが主役級なので、足元はベーシックな黒のコンバースで。
何色とも合わせやすいベージュはタイツの色も選びません。定番の黒タイツ以外にも、特に下記は相性がいいカラータイツです。
・ブラウン
・グレー
・ネイビー
・ボルドー
・カーキ
・白
基本的にはダークカラーを選べばちぐはぐな印象になることはないでしょう。また、白のタイツを合わせると、クラシカルで新鮮な雰囲気に仕上がりますよ。
爽やかな印象で春らしいブルーのワンピース。トレンド感のあるくすみカラーなら、淡いブルーでも甘くなり過ぎずに大人っぽく着られます。
明るいライトベージュのカーディガンを羽織れば、優しい印象の春コーデに。バッグと靴は白で揃えて、統一感を出しています。白の小物がさらに春っぽさを演出してくれますよ。
2020年春のトレンドカラーとなっているミントグリーン。ベージュとの相性もよく、ミントグリーンのパンツにベージュのデニムジャケットを羽織れば、春のカジュアルコーデに。お花見やピクニックなどにもぴったりです。
大人かわいく着られる、キャミワンピース。サテン素材のものなら光沢感がリッチな印象を生んで、カジュアルになり過ぎずに着られます。
サンドベージュのワンピースなら、春らしい柔らかい雰囲気を作りつつ落ち着いた印象に。インナーには相性抜群の白のカットソーを合わせています。首元や袖口のメロウフリルがさりげなくフェミニンな雰囲気を演出。
足元は肌になじむベージュサンダルでヌーディーに。マキシ丈のワンピースを軽やかな印象にしてくれます。
トーンの異なるベージュを組み合わせて、ナチュラルなワンカラーコーデに。ノースリーブのカットソーやティアードスカートが涼しげで、夏らしい印象になっています。
足元はコードストラップが繊細のスポーツサンダルで、ほどよくカジュアルな雰囲気に。バッグもカゴ素材で季節感をプラス。
ベージュのプルオーバーにネイビーのパンツを合わせた、上品な印象のコーデ。きちんと感も高く、通勤にも対応できます。
白の細ベルトでウエストマークをすると、夏らしい爽やかさが加わる上、スタイルアップして見える効果も。足元はシルバーのフラットシューズで、さりげなくアクセントを。
動くたびに揺れる裾がフェミニンなプリーツスカート。ベージュなら、マキシ丈でも重たい印象にならずに履けます。足元は白スニーカーで軽やかな雰囲気をプラスするのもポイント。
トップスにはワッフルニットを合わせて、きれいめカジュアルに。バッグはベージュと相性のよいレオパード柄で、季節感とトレンド感を演出。
履き心地がよく、温かいニットパンツ。フレアシルエットが今っぽい雰囲気を作ってくれます。パンツの色に合わせてスニーカーもベージュでまとめると、脚長な印象に。
ジャケットは秋らしいカーキをチョイス。コーデュロイの温かみのある生地感も季節感を高めてくれます。バッグはこっくりとしたパープルで差し色を。
オンにもオフにも活躍する、ベージュのチェスターコート。インナーに白のタートルニットを合わせれば、首元から覗く白が視線を上げてくれるのでスタイルアップした印象に。重たくなりがちなロング丈のコートも着こなしやすくなりますよ。
ロマンティックな印象のグレーのチュールスカート。トップスに明るいライトベージュのニットを選びつつ、小物は黒でまとめてカラーレスに仕上げれば、甘さを抑えたコーデに。バッグは、きれいめな印象で相性がいい小さめショルダーを選びつつ、スニーカー合わせでカジュアルダウンしています。
簡単そうで意外と難しいベージュの着こなしですが、合う色はたくさんあります!いつも同じ色でコーディネートしているかも……と思ったら、ちょっと冒険してみるといいかもしれませんね。