国内旅行はできる限り荷物をコンパクトにして身軽に旅したいですよね。ただ、パッキングしているといつの間にか服がてんこ盛り……なんてことありませんか?そこで今回は、国内旅行の服装選びのポイントや季節別コーデ、おすすめの持ち物をご紹介します。
【目次】
国内旅行の荷物のパッキングは心浮き立つ作業ですが、ついつい服が多くなって旅行バッグがパンパン……。こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。荷物を減らすには服の枚数を減らすのが一番。そのためには、上手に服を着回したりアイテムを厳選することが必要です。
そこで今回は、国内旅行におすすめの服装について、選び方のポイントや季節別のおすすめコーデをご紹介します。おすすめの持ち物もご紹介するのであわせてチェックしてください。
まずは、国内旅行の服装選びのポイントから見ていきましょう。
■泊数が多い時は着回し力でアイテムを選ぶ
1泊以上の泊数の多い国内旅行は、泊数に応じてアイテムを増やしてしまうと国内旅行でも大荷物になってしまいます。羽織として使ったカーディガンは違う日にトップスで使ったり、シャツワンピを羽織に使ったりしてアイテムを上手に着回しましょう。
■しわになりにくいものを選ぶ
持参した服が旅行バッグの中でしわになってしまうと、いざ着る時に困ってしまいます。国内旅行で着る服はしわになりやすい素材は避けて選びましょう。
■スケジュールや旅行先に合ったアイテムを選ぶ
服を選ぶ際には旅行中のスケジュールや旅行先に合ったアイテムを選ぶことがポイント。観光地にはTシャツ×デニムでOKですが、リゾート地ならワンピが最適。高級レストランでディナーの予定がある場合はきれいめアイテムも必要になります。
■コンパクトになって軽いものが◎
かさばって重量があるアイテムは旅行には不向きです。ポケッタブルになる羽織ものや軽いスニーカーなど、コンパクトになって荷物が重くならないアイテムを選びましょう。
歩いて回る観光メインの日や移動が多い日のボトムはスカートより動きやすいパンツが最適。乗り物に座っている時間が多い場合は窮屈感のないものが楽ちんです。
柔らかい質感のスウェットパンツは、窮屈感がないのに加えて肌触りがいいのも魅力。ライトグレーのスウェットパンツは、秋のダークカラーのトップスやアウターに合わせれば抜け感を演出してくれておしゃれ見えにも◎。デニムならストレッチの効いたものを選びましょう。
春や秋の国内旅行は昼間と朝晩の寒暖差で服装選びが難しい時期。昼間はトップス一枚でちょうど良くても、必ず羽織るものは持参しましょう。夏や冬も羽織ものは何かと便利。夏は薄手のタイプが冷房対策になりますし、冬はストールが防寒を補ってくれます。
春はスウェット一枚で過ごせそうな日でも、デニムジャケットを羽織っておくと安心。デニムジャケットはワンピースやスカートとも相性抜群なので、一枚で着回せるのも魅力です。
国内旅行で履く靴は、レジャーや観光メインの旅なら履き慣れて疲れにくいスニーカーがおすすめ。高機能で軽いタイプのスニーカーはクッションが効いているので、たくさん歩いた時の足の疲れが違います。
意外と盲点なのがソックスの選び方。観光で一日歩く日は厚手のソックスを仕込んでおくと、足が痛くなるのを防いでくれます。
旅先でおしゃれなレストランでディナーを食べることになった場合、きれいめなワンピースやスカートがあると安心。ヒールのあるパンプスやきれいめバッグもセットでバッグに入れておきましょう。
バイカラーのニットワンピはプリーツ加工のスカート部分がしわが目立ちにくくて◎。出番の少ないアイテムはバッグの中でしわになりにくいものを選んでおきましょう。
春の国内旅行には季節の変わり目の寒暖差や安定しない天気に対応してくれるアイテムがあると安心です。アウトドアブランドのマウンテンパーカーは、悪天候に対応してくれる機能性が春の旅行に使うアウターに適役。
今どきのマウンテンパーカーはスカートとも相性がいいデザイン性の高さも魅力。スカートを使ったアスレジャーコーデは今ならトレンド感もあります。
夏の国内旅行には強い日差しから肌を守って熱中症対策にもなるアイテムがマスト。日傘や帽子、サングラスはおしゃれ見えにもなるものが◎。
一枚で様になって着ていて涼しいワンピースは夏の国内旅行の服装に最適。夏でも冷房対策の羽織ものを常備しておくと安心です。日傘はワンピースの雰囲気にマッチするものがベターです。
秋の国内旅行には、春と同様で寒暖差や日によって変わる気温差に対応できる服装選びがポイント。おすすめなのは体温調節しやすい重ね着コーデです。
ベージュのミリタリージャケットは、程良い厚手の生地感が秋の国内旅行の羽織にぴったり。ワンピースやスカートの羽織として着回せるのもおすすめポイントです。
冬の国内旅行で着るアウターは、軽くて着ていて疲れないものを選ぶのがポイント。寒い地域へ旅行する場合はダウンコートがおすすめです。
車で移動する旅行ならボアコートのような軽アウターでもOK。ボアコートは軽いのと意外と防寒力が高いのも魅力です。トップスやボトムは車の中で窮屈感のないものを選びましょう。
国内旅行の持ち物はなるべくアイテム数を減らして荷物を減らしたいですよね。今回は荷物を減らすのに役立つような、“一人二役”的なアイテムやあると役立つ便利グッズをご紹介します。
■圧縮袋
旅行の荷物はお土産などで行きより帰りの方が増えてしまいます。旅行中に着た服は圧縮袋で小さくしてバッグの空き容量を増やしましょう。
■サブバッグ
たたんでバッグに入れておけるトートバッグやエコバッグは、帰りにお土産を入れたり旅行中の予備のバッグに使ったりと使い勝手が多くて便利。リュックとしても使えるトートバッグなど2wayなタイプはさらに便利です。
■日傘にもなる折り畳み傘
日傘としても使える折り畳み傘は、急な雨や強い日差しが気になる時に役立つのでバッグに入れておくと安心です。
■モバイルバッテリー
旅先ではSNSへの投稿や調べもの、移動中の音楽鑑賞など何かとスマホの使用率が高まるもの。モバイルバッテリーは必ずバッグに入れておきましょう。
■洗濯ネット
衣類を仕分けするネットで洗濯ネットにもなるタイプのものは、旅行から帰ったらそのまま洗濯機へポイっとできるのが便利。旅好きな人の定番アイテムです。
■1枚でスキンケアが完了するフェイスマスク
大人女子のスキンケアの定番フェイスマスクは1枚でスキンケアが完了するものを持参しておくと、スキンケア用品を減らすことができます。ホテルの乾燥対策にも◎。
国内旅行で着る服装はできる限り枚数を減らして荷物を身軽にしたいですよね。目的や旅先に合った服装を選んだり、着回せるアイテムを選ぶことで無駄な服を減らすことができます。快適な旅行にするためにも、服装選びの段階でしっかり準備をしておきましょう。