証明写真を撮影する機会は様々ですが、それぞれのシーンにあった服装がどんなものなのか、気になっている方も多いはず。そこで今回は、証明写真の服装にお悩みの女性のために、撮影時にふさわしい着こなしを様々なシーンからご紹介します!
【目次】
証明写真を撮影するとなった時、悩まされるのが「服装」の問題。資格や免許、パスポートの取得のためや、就職や転職のためなど、証明写真が必要となる場面は何度も訪れることかと思いますが、それぞれのシーンにふさわしい服装はどんなものなのか難しいところです。そこで写真撮影の直前になってバタバタしないためにも、この機会にシーンにふさわしいコーディネートをチェックしておきませんか?
今回は、証明写真の撮影時におすすめの服装をシーン別に徹底解説します!さらに、絶対に知っておきたいメイクや髪型の問題、そして撮影時の表情についてまで一挙ご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
資格取得のための証明写真の服装は、基本的には私服で構いません。ただし普段着のようなラフな服装は避け、きれいめな印象を与える着こなしを心掛けてください。最近では、合格証明書に受験票の写真をそのまま添付するケースが増えてきているため、その後のことも考えてそれなりにきちんとした写真に仕上げましょう。
例えば、きちんと見えするベージュのセーターは、きれいめな印象を引き立たせるのでおすすめ。顔色を明るく見せたいのなら、ライトベージュのようにやや明るめな色味のものをチョイスすると良いでしょう。さらにジャケットは、写真撮影の際には脱いでおくのがベターです。
パスポート用の写真の服装は、基本的にはどんなものでもOK。実際に、現在の規格では写真内の「顔」の割合が定められており、顔部分の割合が大きいため服装はほとんど写りません。服装の規定はありませんが、ICチップでは、目・鼻・口の位置や輪郭が照合されるため、輪郭が隠れるハイネックやタートルネックのトップスは避けた方が良いでしょう。
輪郭を隠さずに小顔に見せたいのなら、襟付きのシャツをチョイスして。ボタンを1、2個開けて着用すると、顔まわりをスッキリと見せることができるのでおすすめです。また、明らかにアクセサリーだと分かるものは身につけても良いのですが、皮膚を隠してしまうような大振りのものは避けてください。何年も残るパスポート写真ですので、ぜひ恥ずかしくない服装で臨んでくださいね。
免許証は身分証明証として活用するシーンが非常に多いですし、最大限に良い写りで残したいところ。一度撮影したら、3年もしくは5年間は変えることはできないので、写りが良く見えるトップスを選びましょう。
写真撮影時にふさわしくないトップスのカラーは、顔色がくすんで見える「黒色」、浮いたり顔色がくすんで見える「黄色」など。肌の色を明るく綺麗に見せるのは、レフ板の効果を果たす「白色」なので、ぜひ頭に入れておいてください!さらに首元がスッキリとしたトップスは、小顔効果も期待できるのでおすすめです。
パートの履歴書の証明写真なら、私服で問題ないケースがほとんどです。もしも私服とスーツで悩んだら、「パート先の制服の有無」から服装を選んでください。飲食店などで勤務中の制服が指定されているのなら、私服でも問題ありません。もしもオフィス勤務でスーツを着用するようであれば、スーツ姿が無難でしょう。
とは言え、正社員や派遣社員ではないので、スーツ姿で撮影する必要性はありません。ただしどんな服装であっても、最低限のマナーを守った清潔感のある身だしなみを心掛けてください。無難なのは、シンプルな襟付きのシャツやブラウスで、きれいめにまとめたスタイルです。
社会人になってから、看護学校のような専門学校の受験を経験する方も多いはず。願書に貼る証明写真はスーツ姿が無難ですが、中には私服姿で撮影する方もいらっしゃるので、絶対的にスーツでなければならないというわけではありません。
もしも証明写真の撮影当日にきちんとスーツを着用したくないのなら、上は襟付きのシャツ、下はスーツではなくきれいめなパンツなどを合わせて、オフィスカジュアル風の着こなしにまとめると良いでしょう。下半身は写真に写りませんので、スーツ姿である必要はありません。
転職や就職用の履歴書なら、ビジネスの場における最低限のマナーとして、絶対にスーツ姿で証明写真を撮影しましょう。スーツの色は黒や紺で無地、インナーは白のシャツやブラウス、カットソーでかっちりとしたスタイルにまとめてください。また、スーツやシャツはシワが寄っていたり汚れていたりするとマイナスイメージですので、清潔感を意識して用意しておきましょう。
ただ、インターネット業界やクリエイターの職種、アパレル業界などは、スーツでなくても良いケースもあります。その場合には、私服でも清潔感のあるきれいめな着こなしを意識し、社会人としてのマナーのあるスタイルを心掛けるべきです。とは言え服装に不安な気持ちを抱くくらいなら、スーツ姿で撮影するのが無難。
ここからは、証明写真撮影時の服装以外で、絶対に知っておきたい3つのコトをご紹介します。まず女性の場合には、「メイク」に悩まれる方も多いかと思います。言うまでもなく派手でケバケバしいメイクはNGですが、一切化粧をしていないすっぴんの状態もマイナスイメージですので、きちんと見えするメイクを心掛けてください!
証明写真を撮影する際には、カメラのフラッシュで顔がのっぺりとして見える可能性があるため、眉やアイメイク、チーク、リップには色味をプラスしましょう。とは言え派手になってはいけませんので、肌馴染みの良いブラウンやコーラルなどを用い、「血色感を引き立てる」というイメージを持ってメイクを仕上げてください。
証明写真の撮影時の髪型は、私服にしろスーツにしろ、「きちんと感」を意識してセットしてください。髪が顔にかかっていると暗い印象を与えたり、野暮ったく見えて不潔に思われる可能性もあるので、前髪やサイドの髪には要注意です。小顔に見せたいからといって、髪で輪郭を隠すのも控えましょう。
基本的には、後ろで一つに束ねたヘアスタイルがベター。もしくはハーフアップをして、サイドの髪をスッキリとまとめてしまえば、後ろ髪は下ろしていても問題ありません。髪を結ぶことができないショートヘアの場合には束ねなくても良いのですが、サイドの髪を耳にかけたりして、顔がはっきりと見えるように工夫をしてください。
証明写真の撮影時の表情に、お悩みの方も多いことだと思います。真顔だとムスッとして見えやすく気が引けますし、かといって微笑むようにして写るのもふさわしくありません。そこで、好印象を与える表情の作り方を一挙ご紹介します!
顎は引いたり上げたりせずに、まっすぐとカメラ目線で前を向きましょう。さらに口は閉じたままで、口角を上げてやや微笑んでいるような表情に。こうすることによって無愛想には見えず、親しみやすい印象を与えることができるので、ぜひトライしてみてください!実際に鏡を見ながら練習しておくと、本番でうまく表情を作ることができるでしょう。
いかがでしたか?今回は、証明写真の撮影時におすすめの服装から、着こなし以外にも絶対に知っておきたいコトまで一挙ご紹介しました。証明写真を撮影する際の服装は、私服かスーツかに関してはシーンに合わせて選んでください。フォーマルなシーンであれば、迷わずスーツを選びましょう。さらに私服の場合には、きちんと感のあるきれいめなコーディネートがマストです。ぜひ参考にして、好印象を与える証明写真となるよう正しい服装で臨んでください!