ファッションでも人気のワードである「レトロ」は、多くの人が心惹かれるもの。レトロが好きすぎて、部屋もレトロな空間にしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、レトロな部屋の作り方をご紹介します。
【目次】
レトロとは、「懐古的であること」や「古いものを好むこと」という意味があります。
昭和感が漂い、どこか懐かしさを感じさせてくれるので、その独特の雰囲気が好みだという方が多いのではないでしょうか。
レトロファッションというワードがあるほど、ファッションの中でも人気があります。
レトロブームが続く中、部屋もレトロな雰囲気にしたいという声が続出。
しかしどんなことを意識すればいいのか、どこから始めればいいのか分からないという方も少なくないようです。
そこで今回は、簡単にレトロな空間を楽しめる部屋作りのポイントをご紹介します。
レトロな部屋にするなら、まずは自分がどんなレトロな空間を作りたいのか、テーマを決めることが大切です。
レトロといっても、「レトロポップ」や「レトロモダン」などがあり、それによって雰囲気がガラリと変わるからです。
■シンプルなレトロ
ヴィンテージ感のある家具を取り入れた空間が特徴で、大人っぽく、落ち着きのある雰囲気が魅力的です。
昔ながらの喫茶店や、昭和っぽさが一番強いかもしれません。
■レトロポップ
赤、オレンジ、黄色、青など、はっきりとした色彩を使うことが特徴で、元気で活発な雰囲気を演出してくれるのが魅力です。
子供部屋や若い女性の一人暮らしにおすすめで、ワクワクした空間を楽しみたい方に人気があります。
■レトロモダン
レトロっぽさと、現代的なものを融合させたレトロモダンなら、ヴィンテージ感のある家具を買い揃えなくても、レトロな色を意識すれば簡単に作ることができます。
大人っぽさや懐かしさの中に、遊び心があっておしゃれな空間ができますよ。
ベーシックなレトロの部屋を作るなら、部屋にある家具をダークトーンにシフト。
ダークトーンの家具なら、古い家具と組み合わせても浮きません。
このとき、塗装が剥がれたものや、色あせたものなど、使い古した感じのインテリアをプラスしてあげると、一気にレトロな雰囲気を作ることができますよ。
タンスや小さなちゃぶ台など、昭和感ある家具を選ぶのも素敵です。
レトロポップな部屋にしたいのであれば、やはりポップでカラフルな家具を置くことがおすすめです。
先ほどお話ししたように、赤、オレンジ、黄色、青などはっきりした色のものを選ぶといいですよ。
家具を選んだり買い替えたりするのは大変という女性であれば、食器にこだわってみて!
透明グラスにポップな花柄が描かれているものや、ドット柄のものにするだけで、レトロポップな雰囲気を演出することができますよ。
昭和レトロの定番アイテムであるじゃらじゃらのれんを、オレンジ系や花柄のものにするのもgood。
簡単にレトロな空間を作りたいときは、照明にこだわってみましょう。
部屋を明るくしてくれる照明を変えるだけで、その部屋の雰囲気がガラリと変わりますよ。
大人なレトロ部屋なら、工業製品的なランプがおすすめですし、レトロポップならお花が描かれた丸みのあるものやグリーン系の懐かしさ感じる照明がおすすめです。
レトロモダンなら、現代的なデザインを取り入れた照明でおしゃれ度を上げるといいですよ。
本格的なレトロポップな部屋にしたいという人たちの間で人気なのが、キッチンをタイルにすることです。
最近は、DIYを楽しむ人が増えていることから、キッチン周りもタイルにできるように便利なシートが売っているので、一人暮らしの女性にもおすすめ!
レトロ感を感じさせることができるように、シンプルで大きめの白タイルにしたり、クリーム色をベースに、黄色や緑色でレトロなお花が描かれたりしているものを選ぶといいですよ。
水色や黄色、オレンジ色など、さまざまな色が使われた細かめのタイルなら、レトロモダンな空間にもマッチしてくれそうです。
レトロな部屋作りに欠かせないのが、昭和感漂う小物やインテリアを飾ることです。
懐かしのアニメキャラクターのフィギュアを置いたり、キューピーなどの人形を置いたり、レトロタッチの絵を飾ったりするだけで、懐かしさのある空間にすることができますよ。
レトロな小物を飾る専用ペースを作り、フリマアプリや中古ショップなどで気に入ったものを買い集めてみてはいかがでしょうか。
レトロな部屋作りのポイントをご紹介しました。まずはどんなテーマのレトロ感にしたいのかベースを決めることが大切です。あとは少しずつインテリアを変えていくだけで、誰もが羨むようなセンスのあるレトロな部屋にすることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。