「賃貸の下駄箱は小さくて入らない」「靴が増えてきてしまった」など、下駄箱に関するお悩みを持つ方はたくさんいるのではないでしょうか。それなら下駄箱のDIYで解決してみませんか?今回は、簡単なやり方やおすすめのDIYアイディアをご紹介します。
【目次】
突然ですが皆さんは、今の自分の家の下駄箱に満足していますか?
家を決めるときはつい後回しにしてしまいがちな下駄箱ですが、実際に使っていくと「少し狭い」「全然収納できない」と感じてしまう方も多くいるでしょう。
玄関は家の顔であり、訪れた方がまっ先に目に入る部分ですよね。
そのため、靴がごちゃごちゃしていると嫌な印象を与えてしまうことも。
だからこそ、玄関は常にすっきり片付けておきたいものです。
風水的にも玄関をキレイにしておくことが全体運アップに繋がるといわれているので、掃除のしやすいようにきちんと下駄箱に靴を収納していきましょう!
そこで今回は、下駄箱の作り方や真似したくなるDIYアイディアをご紹介します。
自分で下駄箱を作ることができれば、収納をたくさんできるだけでなく、すっきりとしたキレイな玄関にすることができるので、友達などを招待するときも安心です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは、下駄箱のお悩みについて見ていきましょう。
家を選ぶときに、他に外せないポイントがあると、つい妥協してしまいがちな下駄箱ですが、実際に暮らしていく中でさまざまなお悩みが出てきてしまうようです。
多くの方は下駄箱に対してどのようなお悩みを持っているのでしょうか。
自分のお悩みも分かれば、DIYをする上で対策をとることができるので参考になりますよ。
下駄箱に関するお悩みで最も多いのが、賃貸だと下駄箱が小さいということです。
もちろん借りるお部屋によって違うので、広いところもあるのですが、下駄箱が広いところは家賃が高かったり、昔ながらの雰囲気が強かったりするところがほとんど。
一人暮らし用とだけあって、最低限の収納スペースしかないというところが多いので、おしゃれ好きや靴好きの方では物足りなく感じてしまうかもしれません。
中には、靴と下駄箱のサイズが合わなくて全然収納できない……なんてこともあるため、靴を結局出しっぱなしにするしかない方もいるようです。
女性ならではのお悩みといえば、ブーツなど高さのある靴の収納スペースではないでしょうか。
スニーカーやパンプスなど、普通の靴であれば収納できるものの、ロングブーツや長靴となると収納スペースがなくて困っているという方が多くいるんです。
たしかに、ブーツ用の下駄箱って賃貸ではあまり見かけないですよね。
一軒家や家賃高めの賃貸であれば収納できるかもしれませんが、一般的な賃貸ではただでさえ玄関が狭いのに困ってしまう……という方も多くいるでしょう。
そんな下駄箱に対するお悩みも、DIYで解決できるかもしれません。
賃貸の下駄箱の中には、脚立を使わないと届かないところにあるというところもあるのではないでしょうか。
玄関を広く見せたり、デッドスペースを活用するために、高めの位置に設置する下駄箱もあるようですが、それだと毎日の出し入れが大変ですよね。
特に女性は届かず、結局使わずに玄関に置いたままにしてしまうことも。
せっかく下駄箱があっても届かないところにあるなら意味がないですよね。
そのときは、そこに使わない靴や物を入れておき、新しい下駄箱をDIYして使いやすい玄関を作っていきませんか?
女性でも簡単にできるDIYアイディアはいくつもあるので、後ほどチェックしてぜひ試してみてください。
下駄箱にはいろいろな靴をしまいますよね。
その靴はどれも履いたものばかりだと、やはり臭いが気になるという方も多いのではないでしょうか。
できれば靴はこまめに洗ってしっかり乾燥させたいところですが、忙しいときや梅雨シーズンは靴のお手入れをできないこともあるでしょう。
かといってそのままにしてしまうと、雑菌の繁殖や湿気によって嫌な臭いが玄関に広がってしまいます。
それを解決するためには除湿剤や消臭剤、新聞紙を置いて対応する方がいるかと思いますが、今度は「見た目が良くない」というお悩みを感じてしまうことも。
DIYであれば、下駄箱に扉をつけることもできるので、安心して臭い対策もできるのではないでしょうか!
新型コロナウイルスの影響により、おうちで過ごす時間が増えたことから、何かを始める方がたくさんいるようです。
中でも人気なのが自分の好きなものを作れるDIY。
ちょっとした棚やテーブルをはじめ、ベランダや寝室など、さまざまな場所でDIYを楽しむ方が増えています。
そのDIYブームにのって、下駄箱を作る方もたくさんいるんですよ。
下駄箱DIYがなぜ人気なのか、その魅力についても見ていきましょう。
魅力が分かれば、下駄箱を作ってみたいと思う方も増えるのではないでしょうか。
何かを自分で作ったり修繕したりするDIYの魅力といえば、やはり靴の収納スペースを増やせるということではないでしょうか。
狭くて全然収納できなかった下駄箱も、自分で作ることができれば、今まで以上に満足できるはず!
もちろん、賃貸でも可能なDIYアイディアだってたくさんあります。
おしゃれな靴がたくさんある方や、家族が多い方は、今こそ下駄箱のDIYにチャレンジしてみてください。
自分で下駄箱を作ることができれば、玄関のデットスペースだって活用することができます。
ちょっとした隙間も活用できたらいいのに……と玄関で思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、そのちょっとしたスペースに合う下駄箱ってなかなかないですよね。
ですが、自分でそのスペースに合うものを作ることができれば、そのお悩みも解決することができます。
デットスペースも上手に活用している方は、生活上手なイメージも持ってもらうことができるのではないでしょうか。
友達などを招待するのが楽しみになりそうですね。
お店などで買うと高い下駄箱も、DIYなら低予算で作ることが可能です。
実際に下駄箱をDIYした方が「安く済んだ」という方がたくさんいるんですよ。
作る時間はかかってしまうかもしれませんが、低予算で過ごしやすく快適な玄関にすることができるなら嬉しいですよね。
作ることが大好きな方にもプラスになるのではないでしょうか!
低予算で作ることができれば、余った予算は他のDIY費用に使うこともできますし、もっと満足できる下駄箱へとグレードアップさせることもできそうです。
簡単で100円ショップでも揃えることができるDIYアイディアもあるので必見ですよ。
DIYの魅力といえば、自分好みのものを作れるという点も外せません。
売られているものだとデザインが限られていて、自分好みのものではない場合もありますよね。
DIYであれば、一から作ることができるので、玄関の雰囲気にも合った下駄箱を作ることができるでしょう。
もちろん、元々あった下駄箱をアレンジするのもDIYです。
こちらも自分好みの下駄箱にリメイクできるので、DIYの楽しさに触れながらおしゃれな玄関を作ることができるのではないでしょうか。
DIYなら、収納力もおしゃれさも欲張ることができますよ。
DIYをする上で気になるのが、賃貸でも下駄箱のDIYはできるのかというところではないでしょうか。
もちろん、本格的なDIYをするのであれば賃貸だとできない可能性もありますが、アイディア次第ではいくらでもDIYをすることができます。
基本的に下駄箱は箱を作って玄関に置けばいいので壁に穴を開ける心配はないですよね。
元々あった下駄箱をリメイクする場合は、退去時に原状回復ができるものであれば問題ないので、貼って剥がせるリメイクシートなどを使えば簡単におしゃれな下駄箱にすることができますよ!
ただし、問題なく退去できるように念のため管理会社や大家さんに原状回復ができるDIYをしてもいいか確認しておくと安心です。
自分の暮らしに必要な下駄箱を、自身の手で作るDIYは一度やるとハマる方がたくさんいます。
いつかチャレンジしてみたいと思っている方もたくさんいるでしょう。
ですが、どんなものを用意すればいいのか分からないという方もいるのでは?
もちろん、どんな下駄箱を作るのか、そのDIYアイディアによって必要なものは変わってきます。
ただ、本格的なDIYにあると便利な道具をここでご紹介しますね。
■下駄箱のDIYにあると便利な道具
・ノコギリ
・金づちやハンマー
・ボンド
・小型電動ドライバー
・インパクトドライバー、電気ドリル
・やすり
・電動丸ノコ
・マグネット付きドライバービット
・オービタルサンダー
・タッカー
・水平器
・補修用パテ
いきなりすべてを揃えるのは大変ですが、DIY作業をスムーズにさせてくれる道具ばかりですし、ホームセンターで安く手に取ることができるものもあるので、これを機に少しずつ揃えてみてはいかがでしょうか!
DIYの魅力に触れ、早速自宅の下駄箱をDIYしてみたいと思った方も多いのではないでしょうか。
しかし初めての方からすれば、「どんな風に作ればいいのか分からない」というお悩みもあるでしょう。
ここからは、下駄箱DIYのやり方をご紹介します。
下駄箱のDIYと一口に言っても、さまざまなデザインがあり、そのアイディアによって作り方も変わってくるので、いろいろ見ることがおすすめです。
今回は、人気のアイディアの作り方を集めているので、玄関の雰囲気に合うものや自分でもトライできそうな作り方を見つけてみてくださいね。
限られた収納スペースを最大限に活かして、収納力を2倍にできたら嬉しいですよね。
そこでおすすめのDIYが、100円ショップでも手に取ることができる突っ張り棒を使うことです。
下駄箱の奥と手前に2本設置するのですが、このとき同じ高さにするのではなく奥の突っ張り棒をやや下にして斜めになるように設置することがポイント!
たったこれだけで、スニーカーだけでなくバレエシューズのようなぺたんこ靴を上に収納することができます。
上下の靴の間に空間ができ、靴も取り出しやすくなりますよ。
100円ショップで買えるアイテムを使った下駄箱のDIYはまだまだありますよ!
すでにある下駄箱にアレンジを加えて収納力を2倍にするなら、突っ張り棒だけでなくワイヤーネットも活躍してくれます。
下駄箱に突っ張り棒をセットして、その上にワイヤーネットを置く方法が人気です。
新しく下駄箱を増やすなら、ワイヤーネットと結束バンドを使うことで簡単な下駄箱を作ることができますよ。
ワイヤーネットにもいろいろな形があるので、壁に吊るしてワイヤーネットにさらに違う形のワイヤーネットを取り付けることで靴を飾って収納することもできます。
簡単だけどしっかりした下駄箱をDIYするなら、実際に下駄箱を作ってみましょう。
おすすめで人気なのが、すのこを使った下駄箱作りです。
すのこも100円ショップで購入することができますよね。
4枚ほど用意すれば、2段タイプの下駄箱をあっという間に作ることができます。
すのこそのものの色を活かすのもいいですが、ペンキなどで塗ればさらに自分のイメージに近い下駄箱や玄関にすることができるのではないでしょうか。
もっと収納力が欲しいなら3段などにしてもいいですし、ブーツなどを収納したいときは高さを出すのもいいですね。
下駄箱に入らない靴は、下駄箱の下にあるちょっとしたスペースにそのまま置くという方も多いのではないでしょうか。
そのまま収納するのもいいのですが、見た目が気になるという方もいるようです。
そんなときもDIYで解決してみて!
すのこでもいいですし、下駄箱の下のサイズに合わせて作った箱などにキャスターを付けてみてください。
そうすれば引き出しのような感覚で、靴を出し入れすることができます。
玄関のお掃除もやりやすくなるDIYです。
新しく下駄箱をDIYするなら、機能性に優れた下駄箱にするのもいいですね。
靴をたくさん収納するためには、大きな下駄箱がいいですが、すっきり片付けながら使いやすい玄関にするならベンチタイプの下駄箱がおすすめ!
座りながら靴を履くことができるので、お客さんも使いやすい玄関にすることができます。
もちろん、ベンチではなく置物を飾ったりするのもステキです。
下駄箱のDIYをしたら、ついでに鏡もセットしたくなりそうですね。
「おしゃれは足元から」といわれていますので、靴コーデも楽しくなりそう。
どうやっても備え付けの下駄箱じゃ足りない!という方もいますよね。
それなら、吊り棚の下駄箱を設置してみるのもひとつの方法です。
吊り棚となると天井や壁に穴を開けなければならないイメージがあるかもしれませんが、ホームセンターで安価に手に入れられるOSB合板と全ネジボルトを使えば、穴を開けずに吊り棚の下駄箱を作ることができてしまうんです。
OSB合板を箱型に組み立て、全ネジボルトとナットで支えるので、賃貸でもトライできるのではないでしょうか。
その下駄箱には、あまり使わない靴や、おしゃれに見せたい靴をメインに飾るのもいいですね。
賃貸でも壁を傷付けずに下駄箱を増やすなら、ディアウォールという案も定番ですよ。
ツーバイフォー材を使って、壁に傷をつけることなく簡単に柱を設置できる便利アイテムです。
玄関の壁をすべて靴の収納スペースにすることが可能!
見せる収納をしたい方にぴったりです。
見られるのが恥ずかしいなら、DIYで扉をつけるのもいいかもしれません。
シンプルに置く下駄箱も人気ですが、DIYだからこそちょっと変わったアイディアを取り入れるのも人気です。
下駄箱を作るのであれば、マガジンラック風にするのもおすすめ!
漫画を置くように靴も斜めにして置くことができます。
おしゃれな玄関のワンポイントになってくれそうですね。
天井に向けて2本の柱を立て、そこにラブリコを取り付ける方法でもいいですし、既存の下駄箱の扉や棚を外し、斜めに収納できるように板や突っ張り棒をセットする方法もおすすめです。
今よりも靴を収納できる場所を増やしたいけれど、置く場所もない……という方は、玄関の扉を活用するといいかもしれません。
靴を縦に入れて収納できるボックスに、強力な磁石をセットすれば、玄関にぺたっとくっつけることができます。
下駄箱もおしゃれにデコレーションすれば、おしゃれな扉に見えるでしょう。
最後に真似したくなる下駄箱のDIYアイディアをご紹介していきますよ!
機能性に優れたアイディアから、おしゃれさも兼ね備えたアイディアまでたくさんあります。
自由に作れるからこそ、欲張れるのがDIYの魅力です。
いろいろなアイディアを見てみて、取り入れたいアイディアを組み合わせるのもいいですね。
生活しやすく、気分が上がるような玄関にするためにもぜひ参考にしてみてください。
まずは簡単にできる下駄箱のDIYアイディアからトライ!
すのこ、板、釘、トンカチがあればあっという間に作れる下駄箱です。
30分ほどで作れるので、忙しい方でも気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。
とってもシンプルなので、そこから色を塗ったりすれば自由にアレンジを楽しむこともできますよね。
お子様の下駄箱として使うのも人気です。
収納上手な人たちの間で人気なのが、靴を吊るして収納できるようにDIYするアイディアです。
100円ショップで購入できる突っ張り棒と、シューズ用のハンガーを用意するだけ!
あとはバレエシューズなどのぺたんこ靴をひっかければ、ワンピースなどを収納するような感覚で靴もキレイに収納できます。
ブーツなどを収納する上に空間があるなら、ぜひ取り入れてみてください。
工具なしで下駄箱をDIYできたら嬉しい!と思っている方もいるのではないでしょうか。
それなら、レンガと板を使ってみてください。
レンガのようなものを重ねたら、板を置く……という作業を繰り返すだけです。
3段くらいできれば、かなり収納することができますよね。
ブーツなどは一番上の段に置けばいいので、スニーカーやパンプスなどの幅に気を付ければいいだけ!
見た目も洋風になるのでおしゃれです。
玄関周りの壁紙もレンガ風のシートを使って統一感を出すのもステキですよ。
「狭い玄関だから幅の広い下駄箱は作りたくない」という方もいるでしょう。
それなら靴を立てて収納できるDIYアイディアはいかがですか?
作り方はほとんど本棚を作るのと同じ感覚ですし、奥行きがなくてもキレイに収納できます。
縦に靴を置ける下駄箱は場所を取らなくていいですし、出し入れもしやすいのではないでしょうか。
見た目もスタイリッシュでかっこいいですよ。
高さのある下駄箱をDIYするなら、下の方は両サイドに2本ずつ柱を使って安定させることがおすすめです。
途中から幅を半分にすれば、玄関に置いても威圧感が出ませんし、幅を変えたところに靴だけでなくおしゃれな置物を飾ることもできます。
柱を使えば、賃貸でも収納スペースを増やすことができますし、柱の外側に傘入れやカギ入れを設置することもできるので、DIYの幅が広がるでしょう。
天井から床まで柱をはめ込み、そこに棚を取り付けたDIYアイディアも定番で人気があります。
大好きな靴を飾って収納したいという方にぴったり!
上から下までびっしり靴を飾ることができそうですね。
元々下駄箱があるなら、その上から天井までのスペースに柱を入れて棚を作るのもおすすめです。
ラブリコで棚柱を設置すれば、より安定した下駄箱をDIYすることができるでしょう。
シンプルに板を置いてもいいですが、斜めにセットするアイディアも人気があります。
靴だけでなく、写真などを飾りたい人にもおすすめのアイテムです。
高さ調節もできるので、ブーツなども問題なく収納できそうですね。
1本の柱を中心に、交互に靴を置ける板を設置すれば、お店のようなおしゃれな下駄箱に仕上がりますよ。
片方の靴を交互に飾っていくようになるので、そんなにたくさんは収納することができませんが、狭い玄関や賃貸の玄関でも取り入れることができるおしゃれな下駄箱DIYです。
本格的なDIYで、収納力も見た目のおしゃれにもこだわりたいという方であれば、パカッと開けるような下駄箱を作ってみてはいかがでしょうか。
四角い下駄箱を作ったら、1個1個に蓋をつけていくので、少し大変かもしれませんが、かなりおしゃれです。
カフェなどに訪れたような玄関を楽しめるでしょう。
元々下に下駄箱があるなら、その上のデッドスペースを活用して吊り棚を作るのもいいですね。
下に下駄箱がなくても、吊り棚にすることで玄関が広く見えます。
もしくは、蓋つきの下駄箱や、すのこで作った下駄箱など、他のDIYアイディアと組み合わせて取り入れるのもおすすめです。
観葉植物やランプを飾れば、もっとおしゃれな玄関が完成するでしょう。
下駄箱のDIYアイディアや、簡単な作り方をご紹介しました。DIY初心者さんでも作れそうな下駄箱DIYは見つかりましたか?まずは簡単にできるものからトライして、徐々に本格的なDIYを楽しむのがおすすめです。DIYの腕も上げながら、おしゃれですっきりした下駄箱周りができるので、ぜひ試してみてくださいね。