水風呂といえば、サウナの後に入るイメージが強いですよね。しかし、実際に水風呂は、美容に嬉しい効果がたくさんあるんです。温泉やサウナで使える水風呂の正しい入浴方法や、辛くない水風呂の入り方についてご紹介します。
水風呂に入ることで、さまざまな嬉しい効果を得ることができます。水風呂の効果についてご紹介します。
■ダイエット効果
水風呂に入ることで、ダイエット効果があるといわれています。水風呂に入ることで、体温が下がります。すると、体は体温を上げるためにエネルギーを消費します。それによって燃焼効果が上がり脂肪を落としてくれるという仕組みです。
■エイジング効果
水風呂にはエイジング効果もあるといわれています。肌をひきしめることで、たるみを解消します。また、血行を良くすることで新陳代謝が上がるので、肌のターンオーバーが良くなり、健康的な肌の生まれ変わりをサポートします。
■免疫力向上
水風呂に入ることで、免疫力を上げることにも繋がります。急激に温度を変化させることによって、血管を強くすることができます。そうすることで、体内の活動も活発になり、体の免疫力がアップします。
水風呂の正しい入り方についてご紹介します。
■熱いお風呂に2分ほど浸かる
まずは、熱い風呂に浸かって、身体を少しずつ慣れさせていきましょう。しっかりと肩まで湯船に浸かり、少しずつ温めていきましょう。体をしっかり温めてから入ることで、水風呂に入っても十分耐えることができます。
■水風呂に30秒~1分浸かる
熱いお風呂に入ったら、次に水風呂に入ります。水風呂に入るのに抵抗がある人は、まずは体に一気に冷水を掛けましょう。何度かかけていくうちに、身体が慣れてきます。そしたら、水風呂に肩までしっかり浸かりましょう。
水風呂に長時間浸かることになれていない人は、短時間でも苦痛に感じてしまうはずです。徐々に体に慣らしていくことが大切です。無理はせずに入るようにしましょう。
■熱いお湯と水風呂を5回ほど繰り返す
熱いお湯のお風呂と水風呂の入浴を5回ほど繰り返していきましょう。そうすることで、より温度の変化が出て水風呂の効果が上がります。何度か繰り返していくうちに、汗がたくさん出てくるはずです。
だんだんと水風呂にも慣れてくるので、慣れてきたら時間を増やして入浴しましょう。
水風呂は2つの浴槽がないとできないため、自宅ではなかなかできませんよね。自宅でも水風呂と同じような効果を得られる入浴法についてご紹介します。
■湯船に浸かる
最初に湯船に浸かります。お湯の温度は、だいたい42~43度の高めの方が良いでしょう。温度の差が激しいほど、効果が出やすいので少し熱いかな?くらいの温度で行うのがおすすめです。
まずは湯船に肩までしっかり浸かり、1分~2分ほど入浴しましょう。
■冷水シャワーをかける
入浴後に冷水シャワーをかけていきます。最初のうちはやはり怖くてなかなかできません。そういう場合は、足首と手首、首の3ヶ所だけでもいいのでかけていきましょう。この時心臓を最後に残しておくと、辛さは半減します。
辛いのは最初だけなので、慣れてくるまで我慢しましょう。
■湯船に浸かるのと冷水シャワーを繰り返す
次に湯船に浸かるのと冷水シャワーを繰り返します。基本的には3セットくらいに留めておくのがおすすめです。だんだんと慣れてきたら汗がたくさん出てくるので、しっかり肩まで浸かって、しっかり体を温めてから冷水シャワーを浴びるようにしましょう。
水風呂に入るというのは、確かに効果が高く病みつきになりやすいです。ただし、急激に体を冷やしたり温めたりすることは、心臓に負担になります。体が驚かないように、様子を見ながら始める必要があります。
特に寒い冬の場合、温度差があるせいでより心臓への影響が心配になります。できるだけ始める季節は冬以外にするのがおすすめです。
また、水風呂は無理してはいる必要はありません。自分が好きで入るのが1番です。いやいや我慢してでも入ることはせず、楽しみながら入浴しましょう。
水風呂と熱湯風呂を交互に入浴していくと、かなり大量の汗が出ます。そのため、入浴する前と入浴した後には、必ず水分補給をするようにしましょう。
自宅で行う場合は、入浴剤を入れてもOKですが、バスソルトは特に汗を大量にかくことになります。様子を見て試すのをおすすめしますが、まずは何も入れずに体を慣れさせてから試すのが良いでしょう。
水風呂は下手したら命に係わることもあるので、注意点を守って入浴しましょう。
水風呂についてご紹介しました。水風呂に入ることで、たくさんの嬉しい効果を得ることができます。温泉やサウナではもちろんのこと、自宅でシャワーを使った水風呂体験も可能です。体に負担がかからないように、注意点を守って水風呂を楽しみましょう。