オフィススタイルに欠かせない靴といえばパンプス。程良いヒールの高さやきれいな形などパンプスを選ぶポイントは人それぞれですが、好みの条件がクリアできても履いていて足が痛くなるパンプスは避けたいですよね。そこで今回は、歩きやすいパンプスのブランドを厳選して6つご紹介します。歩きやすいだけでなくデザインにもこだわって選びました。気になるブランドが見つかったらぜひチェックしてみてください。
【目次】
パンプスは歩いていて足が痛くならずに疲れないものを履きたいですよね。ただ、朝は痛くなかったのに午後になるとどんどん痛くなってきた……といったケースもあるので、実際に履いて過ごしてみないと歩きやすいパンプスかどうか判断ができません。
ただ、試着の時にある程度歩きやすいパンプスかどうかをチェックすることができます。そこで、その歩きやすいパンプスかどうかのチェックポイントをご紹介します。
■歩きやすいパンプスを選ぶポイント
①サイズをチェック
当然ですが、足の大きさに合っていないパンプスは、痛くなるだけでなく靴ずれや外反母趾の原因にもなってしまいます。かかとをパンプスに合わせてみて、足の幅に合っているか、足の形にフィットするかをチェックします。
足先は少し余裕があるものを選びましょう。足は夕方むくんで大きくなるので、夕方以降に購入するのもポイントです。
②かかとの深さをチェック
かかと部分のパンプスの深さも重要です。しっかりかかとをカバーしてくれて、くるぶしにパンプスが当たらないものを選びましょう。当たる部分で靴ずれになってしまいます。
③パンプスのねじれをチェック
パンプスの土踏まずが当たる部分をねじってみてください。この部分には“シャンク”と呼ばれる金属の板が埋め込まれています。この板が固くないと疲れやすくなります。
④ヒールをチェック
ヒールは幅がしっかりあって、グラグラしないものを選びましょう。
⑤靴底の前の部分をチェック
靴底の前側3分の1部分が柔らかいものを選びましょう。柔らかいパンプスは、指先で地面を蹴って前に進む作業がスムーズで歩きやすくなります。実際に前側の3分の1の部分で曲げてみましょう。
⑥インソールをチェック
パンプスのクッション性をチェックします。実際に歩いてみてインソールのクッションを感じられるパンプスは歩きやすくて安心感があります。
履いていて痛くなってしまうNGパンプスの特徴についてもご紹介します。以下の特徴に該当するパンプスは、履いていると靴ずれや外反母趾などの原因になります。
①大きすぎるパンプス
小さいパンプスが痛くなるのは当然ですが、大きすぎるパンプスも足が前滑りして靴ずれの原因になります。
②ヒールが高すぎるパンプス
ヒールの高さの目安は、高くても8cmまでにしましょう。背が低い方や高いヒールを履きたい場合があると思いますが、高すぎると足にどうしても負担がかかってしまいます。
③かかとに隙間ができるパンプス
履いた時にかかととパンプスの間に隙間ができるパンプスはNGです。大きすぎるかパンプスの形状が足に合っていないなどの原因が考えられます。
④つま先がパンプスの先についてしまうパンプス
大きすぎるパンプスはNGですが、つま先がパンプスの先についてしまうパンプスもNGです。1~1.5cmほどの隙間ができるものを選びましょう。
インソールにレザーが使ってあるのでフィット感が高く、歩きやすく疲れにくいパンプスなのが、ROCKPORT(ロックポート)の「TOTAL MOTION LUXE(トータルモーション リュクス)」。7.5cmヒールなので、高めヒールがお好きな方におすすめのパンプスです。
歩きやすいのにデザインもおしゃれなのがポイント。フェミニンなスカートに合わせたいパンプスです。色みも美しいので、それぞれの季節に応じたカラーパンプスを色違いで揃えたくなるブランドです。
歩きやすいパンプスを安いプチプラブランドでお探しの方におすすめなのがRANDA(ランダ)。「走れる美脚パンプス」は、歩く時の衝撃を緩和してくれたり、高反発だったりするクッションをインソールに使用しているので疲れにくい設計に。
1万円以内で買えるプチプラ価格に加え、カラーが豊富でサイズ展開があるので、大きいサイズをお探しの方にもおすすめです。
ぺたんこ靴からローヒール、高めのヒールまでヒールの高さも豊富で歩きやすいパンプスが種類豊富に揃うのがマルイのヴェリココ(velikoko)「ラクチンきれいシューズ」。やわらかソールで歩きやすく、足を優しく包み込んでくれるクッション性で疲れにくいパンプスです。
デザインやカラーも豊富なので、履き心地が気に入ればシーンに応じて使い分けて揃えるのもおすすめです。
ローヒールのワンストラップパンプスがクラシカルで可愛いUNTITLED (アンタイトル)の「ドレッサーパンプス」シリーズ。ワンストラップ以外にもオフィスで活躍しそうなシンプルなパンプスで、5cmや7.5cmヒールのものもあるので好みのタイプを選べます。
優れた衝撃吸収力があるクッションをインソールに使っているので、歩いていて疲れにくい設計に。柔らかいソールのおかげでフィット感も高くなっています。
なかなか足にフィットするパンプスがない幅広甲高の方におすすめのハイブランドのパンプスが、Jimmy Choo(ジミーチュウ)のROMY(ロミー)。幅広甲高の方でも履き心地がいいのは、ワイズが広めでアッパーのラインが浅いため。
ROMY(ロミー)はヒールの高さやデザインに種類があるので、特別な日のパンプスとしてワードローブに加えたいブランドです。
OLさんのパンプス御用達ブランドDIANA︎(ダイアナ)が、歩きやすさにこだわって作ったのがTALANTON(タラントン)。DIANA︎らしいエレガントなルックスはキープしつつ、最先端の機能を搭載してハイブリッドなパンプスを実現しています。
衝撃吸収材や3種類のクッションをインソールに使用して履き心地や歩きやすさを追求。そしてなんといってもデザインにもこだわっているので、コンフォートシューズらしからぬ華奢なフォルムが魅力です。
毎日パンプスを履く方にとっては、パンプスの歩きやすさは日々の疲れやストレス、健康にも影響するのでこだわりたいポイントですよね。できる限り歩きやすく足に負担のないパンプスを選びたいものです。今回ご紹介したパンプスのブランドは、歩きやすさにこだわって見た目のおしゃれも実現しています。もし気になるブランドがあれば、ぜひ毎日履くパンプスのローテーションに加えてみてください。