日焼けをしてしまった後に、肌荒れに悩まされてしまうことってありませんか?なぜか肌の乾燥が悪化したり、ニキビができやすくなってしまったりするのは、紫外線が原因かもしれません。日焼けによる肌荒れの原因や対処法についてご紹介します。
日焼けがシミの原因になるということを知っている人は多いですが、実は肌荒れの原因になることもあります。日焼けが肌荒れの原因になってしまう理由についてご紹介します。
■バリア機能の低下
日焼けをした後の肌は、肌のバリア機能が低下した状態になります。紫外線に直接当たった肌は、バリア機能が破壊されてしまいます。肌のバリア機能が破壊されてしまうと、水分を保ったり刺激から肌を守ったりする機能が低下してしまいます。
その結果、肌は乾燥を感じやすくなり、外からの刺激にも弱くなってしまうので肌が荒れやすくなります。
■角質が肥厚
日焼けした後の肌は、バリア機能の低下により乾燥が進むようになってしまいます。肌の乾燥が進んでいる肌は、肌のターンオーバーが正常にされなくなってしまうので、肌に不要な角質が溜まりやすくなります。
角質がたくさん溜まり、肥厚してしまうと、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。少しの皮脂でも毛穴に詰まってしまうようになるので、ニキビなどの肌トラブルが起こるようになります。
日焼けによる肌荒れを起こさないためには、日常生活の中でどのようなことを気をつけたらいいのでしょうか?日焼けによる肌荒れを予防するためのコツをご紹介します。
■紫外線対策をする
もっとも重要なことは、紫外線対策をしっかりするということです。日頃から紫外線に気をつけていれば、日焼けによる肌荒れは起こりにくくなります。紫外線は1年中降り注いでいるものなので、紫外線対策はオールシーズン行う必要があります。
日焼け止めはもちろんですが、紫外線カット効果のあるマスクやメガネ、大きめの帽子や日傘などを活用するようにしましょう。
■バランスの取れた食事
紫外線に負けない肌を作るためには、バランスの取れた食事はとても重要です。肌に大きくかかわるビタミン類は積極的に取った方がいい栄養素です。抗酸化作用のあるポリフェノールやβカロテン、肌の保湿に関わるセラミドが入っているような食事を意識して、バランスの取れた食生活を送るようにしましょう。
■睡眠をしっかりとる
肌荒れを防ぐためには、睡眠をしっかりとることが大切です。睡眠をしっかりとることで、傷ついた肌が修復されていきます。新しい健康的な肌を作り出すためにも、睡眠をしっかりとるように心がけましょう。
日焼けによる肌荒れを予防するためのスキンケアについてご紹介します。
■保湿系アイテムを使う
日焼けによる肌荒れを予防するためには、しっかり肌を保湿することが大切です。保湿成分には様々なものがありますが、おすすめはセラミドです。セラミドはもともと肌に存在する保湿成分なので、なじみやすくなります。
他にもヒアルロン酸やアミノ酸もおすすめです。保湿系アイテムをしっかり取り入れることで、肌荒れ知らずの肌へ導きます。
■肌に優しいアイテムを使う
日焼けをした後の肌はとてもデリケートです。そのため、日焼けをした後のスキンケアは、肌に負担が少ない低刺激なものを使うようにしましょう。いつも通りの化粧品を使うと、肌が負担を感じて肌荒れを起こしやすくなる可能性が高いです。日焼けが落ち着くまでは、なるべく肌に優しいアイテムを使っていくようにしましょう。
日焼けによる肌荒れが起こってしまっていると、どんなメイクをしたらいいのか悩みますよね。日焼けによる肌荒れが起こっている時におすすめのメイクについてご紹介します。
■なるべく洗顔で落ちるものにする
日焼けによる肌荒れが起こっている時は、なるべく洗顔で落ちるタイプのメイクに切り替えていきましょう。クレンジングは肌への負担がとても大きく、乾燥を悪化させてしまうこともあります。
日焼けによる肌荒れが落ち着くまでは、洗顔で落とせるタイプのメイクをするようにしましょう。
■ノンコメドジェニックがおすすめ
日焼けによる肌荒れが起こっている肌は、皮脂が毛穴に詰まりやすい状態です。そのため、メイクによる油分でもニキビができてしまうこともあります。そういったことを防ぐためにも、ニキビのもとになりにくい処方であるノンコメドジェニックのものがおすすめです。なかなかニキビがよくならないという時は、ノンコメドジェニックを試してみましょう。
日焼けによる肌荒れについてご紹介しました。なぜか肌荒れが治らないという人の中には、紫外線が肌に悪影響を及ぼしていた可能性があります。日焼けをしてしまった後はしっかりとケアを行い、シンプルなケアで肌の状態を整えていくようにしましょう。