アイラインでインラインを引くと、目の印象が大きく変わりますよね。しかし、なかなか上手に引けないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?アイラインでインラインを上手に引く方法や、怖くならないコツ、落とし方についてご紹介します。
アイメイクの中で、インラインを引くか引かないかによって、目元の印象が変わってきます。インラインとは、アイラインをまつげの下部分から入れていく方法になります。
インラインを入れた目元は、目のフレームを強調することができるので、デカ目効果があります。まつげの間にある隙間が少なくなればなるほど、目に奥行きが出て印象が強く見えます。
いつも通りのまつげの上部分に引くアイラインだけの時と比べると、インラインを引いた時の方が目元が濃く見えます。最近では通常のアイラインとインラインをどちらも引くメイクよりも、インラインで目元のフレームを強調して、目尻だけ通常のアイラインを引く、というようなナチュラルメイクに使われることが多くなっています。
ナチュラルメイクが流行っている現在、インラインを駆使したメイクはとても人気です。
アイラインでインラインを引く方法について、ご紹介します。
■ペンシルが描きやすい
インラインを引くときのアイライナーは、ペンシルタイプが最も引きやすいです。リキッドタイプでも描けますが、しっかり色がついてしまうので、1度描いたところをぼかすことができなくなってしまいます。
インライン初心者だという場合は、なるべくペンシルを使った方が良いでしょう。さらに、ペンシルの中でも、クリーミーでスルスル描けるようなものを選んだ方が引きやすくなります。
■まぶたを少し上に持ち上げる
インラインはまつげとまつげの間を埋めるように引いていくので、まつげとまつげの間がしっかり見える状態で描いていく必要があります。この部分を見えやすくするために、まぶたを少し持ち上げてから描くと描きやすくなります。
さらに、あごを少し上げて鏡をのぞき込むような形で描いていくと描きやすくなります。
■アイライナーを小刻みに動かす
実際にインラインを引いていきます。まぶたを持ち上げて、まつげの生え際が見えやすくなったら、まつげとまつげの間に色をつけていくイメージで、左右に小刻みに動かしていきましょう。
一気に埋めようとするのではなく、狭い範囲にしっかり色を乗せていくイメージで引くと、描きやすくなりますよ。
■はみ出たアイラインをぼかす
ペンシルでインラインを引いていくと、上まぶたの部分に色移りしてしまうことがあります。そうなったら、綿棒を使ってはみ出たアイラインをぼかしていきましょう。
広くぼかすのではなく、横に繋がりを持たせていくイメージでぼかしていきましょう。こうすることで、アイラインを引かなくてもアイラインのように見えて、程よく締まりがあるナチュラルな目元に仕上がりますよ。
インラインがなかなか上手に引けないと悩んではいませんか?インラインはどうすればうまく決まるのでしょうか?アイラインでインラインを引くときのコツをご紹介します。
■粘膜は埋めない!
インラインについて多くの人が勘違いしているのが、インラインで粘膜を埋めてしまうという方法です。一昔前まではこの方法が当たり前だったのですが、まつげの生え際には、マイボーム腺という皮脂腺があります。
この部分を化粧品で埋めてしまうと、ものもらいなどの目元のトラブルに繋がります。粘膜を埋めて描くことは、リスクが高くなるので、あくまでまつげとまつげの間を埋めるように引いていくようにしましょう。
■色味をナチュラルにする
インラインを引くと、怖い印象になってしまうという人もいますよね。そういった場合は、色味をもう少しナチュラルなものにしてみましょう。黒でインラインを引いてしまうと、目元に締まりが出すぎてしまい、化粧が濃く見えることがあります。
そうなってしまった時は、ナチュラルなブラウンを使ってみましょう。ブラウンを使うと、程よい目力を出しながら柔らかさをプラスすることができます。
■ペン先が細いものを選ぶ
インラインがうまく引けないという場合は、ペン先が描きにくいアイライナーを使っている可能性があります。インラインは細めのペン先のものを使った方が描きやすいです。
なるべく細くて滑らかに伸びるようなものを使うようにしましょう。
インラインを引いた状態のアイライン、しっかり落とせていますか?実は正しい落とし方ができておらず、メイクが残ったままになっている人も中にはいます。正しいインラインの落とし方についてご紹介します。
■アイメイクリムーバーを使う
インラインを引いたアイメイクをする場合は、アイメイク用のリムーバーは必須になります。インラインは通常のクレンジングでは落としにくい位置にあるので、先にアイメイクリムーバーを使って落としていきます。
■コットンにリムーバーを染み込ませる
コットンにリムーバーを染み込ませていきます。その状態で、まぶたにはりつけるように20秒から30秒ほど置いてみましょう。時間が経ったら、優しく取り除きます。そうすると、まぶたについている大まかなメイクが取れるはずです。
■綿棒にリムーバーをつける
次に綿棒にリムーバーをつけます。そして顔を上に向けて鏡をのぞき込むような形にして、インラインを綿棒で落としていきます。しっかり目を開けていないと、目に入ってしまう危険性があるので、素早く行っていきましょう。
ある程度汚れが取れたら、キレイな綿棒で拭き取っていきます。最後に通常のクレンジングをして終了です。
アイラインでインラインを引くメイクについてご紹介しました。ナチュラルメイクが流行っている今の時代には、欠かせないメイク術となっています。インラインは引き方次第でナチュラルに目を大きく見せることができます。正しいインラインの引き方で、アイラインを引いてみてくださいね。