言葉で表現していなくても、ちょっとした仕草や表情で、相手の考えていることがわかることがありますよね。今回は、顔を触る心理や、他人の顔を触る時の気持ちをご紹介します。
【目次】
言葉では表していなくても、顔や身体などを触ることで、自然と気持ちを表現していることってありますよね。
その中でも、個人を判別するパーツにもなっている「顔」は、目線や表情などで、人の気持ちを判断する基準にもなりますが、顔のどこを触っているかどうかでも、相手や自分の心理を推測することができます。
■不安を感じている
例えば、人が顔を触る時の心理で多いのが、不安を感じている場合です。
誰かを勇気づけたり、励ましたりする際に、相手を優しく撫でることがあるように、自分で自分を触ることは、不安な気持ちを安心させようとしている心理が働いています。
したがって、真面目で自分に自信のない性格の人は、顔を多く触る傾向があります。
■緊張している
また、緊張状態の場合も、顔を触ることが多いですね。
苦手な人と顔を合わせた時に、自然と顔を触るような仕草をするのは、緊張や、相手に対する苦手意識が自然と仕草として表れていることがあります。顔を触ることで、自分を守っている心理が働いています。
■照れている場合も
しかし、一方では、何かミスをしてしまって恥ずかしい思いをした時や、好きな人と話していてドキドキしている時に顔を触ることもあります。
顔の中でも、「頬」を触る癖がある人は、不安を感じやすく、引っ込み思案でナイーブな性格の人が多いですね。
人とコミュニケーションを取る際にも、緊張を和らげようとしているだけでなく、頬を触って表情を柔らかくしようとしている心理が働いていることもあるようです。
また、頬を手の平で覆うように触る場合は、恥ずかしい気持ちを隠したいと思っている場合にする仕草です。
頬杖をつくのは、退屈している時に多くの人が行う仕草ですね。
顔の中でも、人と会話する際に言葉を発する場所である「口」を触る人は、人と関わるのが好きで、おしゃべり好きな人が多く、恋愛に積極的なタイプの性格の人が多いですね。
寂しさや不安な気持ちを感じている場合に唇を触ることもあります。
口を手で覆うようにして触る場合は、何か隠し事がある際に行う仕草です。手で口をおさえて、自分の考えていることを話してしまわないようにしようとしている心理が働いています。
顔の中でも、鼻や鼻の下を触る仕草は、嘘をついている場合に行う代表的な仕草です。嘘をつくことで、居心地が悪くなり、鼻がムズムズしてしまう生理現象を落ち着かせようとしている心理が働いている場合もあるので、無意識に行ってしまうことが多い仕草です。
誇らしい時の表現である「鼻が高い」という言葉があるように、鼻はその人の自信やプライドなどを表すパーツとされています。したがって、鼻を触る癖のある人は、自分にプライドを持っている自信家タイプの性格の人も多いですね。
また、他人から褒められて、照れているのを隠すために鼻を触る場合もあります。
「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、顔のパーツの中で人の心理が表れやすいのが「目」や「眉毛」です。
例えば、目を擦ったり、眉毛を触る仕草は、照れている気持ちを隠そうとしていることがあります。また、恥ずかしいと思う以外にも、気持ちを読み取られたくないと思っている場合に目を擦ることもあります。何かやましいことがあるのを隠しているので、緊張して目が乾き、自然と目を擦っている場合もあります。
顔の中のパーツで「おでこ」を触る場合は、困っている心理を表していることが多いですね。
うっかりミスをしてしまった場合や、悩んでいる場合に、自然とおでこを触ってしまうのは、人間の脳の中でも、思考や判断を行う「前頭葉」がおでこの辺りにあることも理由と言われています。
かっこつけるポーズとして、あごに手を当てる仕草があるように、「あご」を触る仕草は、自信家の方や、プライドが高い方に多い仕草です。
考え事をしている時に、顔のパーツを触る癖のある方は多いですが、会話中に相手があごを触っている場合は、自分の意見に自信を持っていて、譲りたくないという心理の表れていることがありますので、交渉する際には注意が必要です。
赤ちゃんやペットを可愛がる際には頭や顔を撫でることがあるように、相手の顔を触ることは、愛情表現の一つです。
手や肩などとは違い、顔を触るということは、相手と距離を縮めたいという心理の表れでもあります。
しかし、思わせぶりな男性の場合は、相手が顔を触らせてくれるかどうかで、脈ありかどうかを探っている場合もあります。したがって、相手に顔を触らせたり、可愛く拒否する場合は、脈ありのサインと捉えることがありますので、その気がない場合は、きっぱりと拒否する必要がありますね。
自分の耳を触る癖がある人の心理についてのご紹介です!
デートの最中に異性がピアスをいじったり、耳を触ったりするのは退屈なサイン。
つまらないというメッセージを、それとなく相手に送る際の仕草です。
たとえば話題に興味をなくした瞬間、窓の外を見ながら耳を触るのはその場から去りたいため。
相手の興味を引くためには、いったん自分の話をストップして、相手に話し役になってもらうとよいですね!!
質問して発言するチャンスを与えること。
まだ全てのことに興味を失っているわけでないので、修復できる可能性はあります!!
あくまで心理論にはなるのですが意識してみてもいいかもしれませんね!!
顔を触ることは、不安や緊張、照れている心理状態を表していることが多いですが、触っているパーツによって示している心理状態が異なります。相手の考えていることが知りたい時に、ぜひ参考にしてみてくださいね。