フィジーは海や緑がきれいだと旅行者から人気を集めている国。ここでは、フィジーの観光スポットや物価などの情報とフィジー旅行におすすめの服装をご紹介します。
【目次】
フィジーは太平洋に浮かぶ約330の島々で構成されるイギリス連邦の加盟国。世界幸福度調査で上位に位置していて、おおらかで明るい笑顔を見せてくれる人が多いです。まずは、フィジーで体験できる遊びや観光についてチェックしてみましょう。
■ビーチ
フィジーはダイビング天国。初級者から上級者まで楽しめるスポットが数多くあり、サンゴ礁や1,000種類以上の魚を見られます。日本人インストラクターがいるダイビングショップもあるため、英語が不安な人でも安心してダイビングに挑戦できるでしょう。
また、フィジーはサーフィンを楽しめる国としても有名。台風などの影響がない日は一年を通してサーフィンを楽しめます。
■熱帯雨林
フィジーには緑豊かなジャングルもあり、手つかずの自然を満喫できます。オフロード車で川を渡れるツアーなども多いです。
■遺跡
オバラウ島にある「レプカ」はかつての首都。100年以上前に建てられたコロニアル建築の建造物などを見学できます。
■ショー
伝統的な歌やダンスで構成される「メク」やベンガ島のサワウ族による「火渡り」が有名です。
フィジーは島国なので、輸入に頼っている食べ物やミネラルウォーターは高いです。また、外国人が集まるエリアや都市部は外国人価格とフィジー人価格が分けられているため、レストランやカフェの物価は日本と同じかそれ以上と感じることも多いでしょう。
ホテルは1泊の平均価格が6,000円~9,000円程度、星付きのリゾートホテルは18,000円~30,000円程度です。
なお、フィジーにはチップの習慣はありません。ただし、ポーターやベルボーイなどにサービスを受けた時はチップを渡しても大丈夫です。チップを渡す場合は、フィジー語でありがとうを意味する「Vinaka(ヴィナカ)」と伝えると、喜んでもらえるでしょう。
フィジーは温暖な国。月別の平均気温は23度~28度ほどで、一年を通して気温の変動が少ないです。季節は5月~10月の乾季と11月~4月の雨季に分けられます。
■乾季
雨が少なく、過ごしやすいです。フィジーのベストシーズンは乾季の中でも天候が安定している5月~9月で、特に7月~8月はホテル代が上がります。
■雨季
南国特有のスコールが降り、離島のリゾートは休業することもあります。最も暑いのは1月~2月で平均最高気温は30度を超えます。
フィジーは常夏の国なので、基本的には日本の夏と同じような服装で問題ありません。高級なアイテムを使った服装で目立ちすぎると、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、ラフで動きやすいTシャツ×ショートパンツなどのコーデがおすすめです。
フィジーは暖かいイメージが強いですが、乾季は朝晩に冷え込むこともあります。旅行に行く際はカーディガンなどの軽めのアウターを持っていき、体温調節に使いましょう。薄手のカーディガンは日中の日差し対策にも役立ちます。
雨季は観光中に雨で濡れてしまうことが少なくありません。快適にフィジー旅行を楽しみたい人は通気性が良く、乾きやすいアイテムを使った服装を選びましょう。シンプルなノースリーブ×ゆったりとしたリネンパンツのコーデは快適に着用できておしゃれです。
フィジーの雨季は激しい雨が降ります。日本で売られている折り畳み傘などでは体が濡れてしまう可能性が高いので、さっと羽織れるレインポンチョを持っていくと役立つでしょう。レインブーツをコーディネートすると、足元が濡れる心配もありません。
フィジー旅行中に海やプールで泳ぐなら水着が欠かせません。フィジーにはデザイン性が高い水着が売られているお店も多いですが、デザインにこだわりがある人やサイズが心配な人は日本からお気に入りを持っていきましょう。
フィジーのビーチで遊ぶ時はカジュアルな服装でOK。ロング丈のキャミワンピースとTシャツをレイヤードしたコーデはリラックス感があり、日々の疲れを癒せるでしょう。日差しが気になる時はサングラスなどのアイテムも使ってください。
フィジーで熱帯のジャングルを訪れるなら、動きやすい服装を選びましょう。Tシャツ×ショートパンツのシンプルコーデにスニーカーを合わせ、両手の空くボディバッグを持てば、舗装されていない道でも歩きやすいです。
フィジーには高級ホテルやおしゃれなレストランも多いです。高級店のディナーはドレスコードが決められていることもあるため、きれいめな服装を心がけましょう。女性の場合は、サマードレス×パンプスが無難です。
フィジーでヒンドゥー教の寺院を訪れる時や現地の村に招待された時は、露出を控えた服装を選んでください。女性は長袖シャツやカーディガンとロングスカートを組み合わせるのがおすすめです。なお、寺院や村では、帽子やサングラスを外しましょう。
フィジーはビーチやジャングルなどの自然を楽しんだり、遺跡を見学できたりできる国。フィジー旅行に行く際は季節やシーンに合った服装で観光や遊びを満喫しましょう。