リップを塗ってもなぜかうまく発色しない……そんな悩みがある人はもしかしたら唇が黒ずんでしまっているかもしれません。唇の黒ずみは何が原因で起こるのでしょうか?唇の黒ずみの原因や対処法、メイクでカバーする方法についてご紹介します。
唇がぼやけていたり、くすんで見えたりしている場合は、黒ずみが起こっている可能性があります。唇の黒ずみは何が原因で起こるのでしょうか?黒ずみが発生する原因についてご紹介します。
■色素沈着
唇の黒ずみは、色素沈着が起こっている可能性があります。唇に乗せるリップをしっかり落とせていますか?特にティントリップは色が落ちにくく、専用のリムーバーがないときれいに落としきれないことがあります。
リップをしっかり落とさずにそのまま放置していく日々を長期的に続けることで、リップの色素が沈着してしまい、黒ずみが起こります。
また、唇をこする癖がある人や、リップをゴシゴシと落としている人もまた、刺激による色素沈着が起こっている可能性があります。
■紫外線
唇の黒ずみは紫外線の影響を受けている可能性が考えられます。顔の紫外線対策に力を入れているという人は多いですが、唇の紫外線対策を怠ってしまっている人も多いです。唇に直接紫外線が当たると、肌と同様にメラニン色素が発生します。
そのまま放置してしまうと、メラニン色素の影響を受けて、黒ずみが目立つようになります。
唇の黒ずみが起こってしまうと、リップのノリが悪くなって嫌ですよね。唇の黒ずみが気になってしまった時の、対処法についてご紹介します。
■リップスクラブ
唇の黒ずみが気になる時は、リップスクラブを使って角質ケアをする方法がおすすめです。古い角質を取り除くことで、唇のくすみが良くなるケースがあります。黒ずみができてしまったら、即効性のあるケアは見込めませんが、こういった地道なケアを行って、続けていくことが大切です。
■リップクリーム
唇を健康的な状態に戻すためには、まずはコンディションを整えていきましょう。常日頃からしっかりリップクリームを使って保湿を行うようにしましょう。さらにこれ以上黒ずみを悪化させないためにも、紫外線カット効果のあるリップクリームを使うようにしましょう。
唇のターンオーバーを正常に戻すことで、健康的な唇を作るサポートをしてくれます。
■食生活を改善する
唇の黒ずみを改善させるためには、食生活の改善も必要です。普段から偏った食事を続けているという人は、できるだけバランスの取れた食事に戻すようにしましょう。特にビタミンエースと呼ばれているA・C・Eを多く含む食事を取ることで、健康的な唇へと導いてくれます。
唇の黒ずみは1度起こってしまうと、なかなか治らないということも多いです。そうなると、長期的に付き合っていかなくてはいけないことが多いです。唇の黒ずみを起こさないための、毎日の習慣についてご紹介します。
■リップはポイントリムーバーで
リップを落とす時は、必ずポイントリムーバーを使うようにしましょう。顔全体を一気にクレンジングしているという人も多いですが、それだけではしっかりリップが落ち切れていない場合があります。リップは顔全体のメイクを落とす前に、ポイントリムーバーを使って落とすようにしましょう。
■噛んだりなめたりしない
唇の黒ずみは、唇に触れることで起こってしまうこともあります。少ない頻度で触れる程度では起こりませんが、唇を噛んだりなめたりするのがクセになっているという人は要注意です。
そういったクセがあるという人は、できるだけ意識してやめるように心がけていきましょう。
■紫外線カット効果のあるリップを使う
唇の紫外線対策を毎日しっかり行わないと、黒ずみが長期的に続いてしまうことになります。そうならないためにも、毎日紫外線に浴びる機会があれば、しっかり塗りなおすようにしましょう。
唇の黒ずみをカバーするためのメイク方法についてご紹介します。
■濃い色味のリップは目立ちにくい
唇の黒ずみを簡単にカバーしたいという場合は、色がしっかりつくタイプのリップを使うようにしましょう。ダークトーンでしっかり発色するリップを塗ると、黒ずみが目立ちにくくなります。短時間で目立たなく仕上げたい場合は、ブラウンやボルドーなどのダークトーンのリップを使うようにしましょう。
■コンシーラーで唇の色を消す
ナチュラルな色味やピンク系の色味を出したい時には、コンシーラーを使って唇の色を消してからメイクをするようにしましょう。コンシーラーで唇の色味をある程度消すことで、黒ずみが目立ちにくくなります。
コンシーラーを唇に乗せると、乾燥が気になるようになるので、しっかり保湿をしてからコンシーラーを塗り、サラサラな状態にしたらリップカラーを乗せるようにしましょう。
唇の黒ずみについてご紹介しました。唇の黒ずみは1度気になると長期的に悩まされてしまうものになります。できるだけ毎日しっかり保湿を行い、スクラブなどでの角質ケアと内側からの栄養摂取を心がけていきましょう。