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2019.05.16

法事のお供えに準備するお花のマナーについて。金額や種類をご紹介

法事のお供えに準備するお花のマナーについて。金額や種類をご紹介 法事のお供えに準備するお花のマナーについて。金額や種類をご紹介

故人の冥福を祈る法事では、お花は欠かせないものですよね。しかし、突然の訃報であれば、どうしたらいいのか分からなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、法事のお供えに準備するお花のマナーについてご紹介します。

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法事のお供えに準備するお花マナーは大丈夫?

法事とお花

故人の冥福を祈り、思い出を語り合う場である法事は、亡くなられた方を気持ちよく送り出すために、お花が欠かせません。
ですが、法事でのお花マナーは意外と見落としてしまっている方が多いようです。

何となく「白いお花にすればいいのかな?」と思っている方もいるでしょうが、具体的にどのようなお花が良くて、どのようなお花がダメなのか分からないことも。

ご遺族側に失礼のないよう、お花マナーもしっかりチェックしておきましょう。

■法事のお供えに準備する基本的なお花マナー
お通夜にお花を持参するのはマナー違反です。
ご遺族側からすると「故人が亡くなるのを待っていた」という印象を持ってしまうかもしれないので、お葬式に花を贈るときは、葬儀社や斎場に確認しましょう。
また、宗教の流派によってもお供えのお花のルールが違うことがあるので、確認しておくと安心ですよ。

■法事・法要の種類
命日……お亡くなりになられた日
初七日……お亡くなりになられた日を含めて七日目
四十九日……命日を含めて四十九日目
百箇日……命日を含めて百日目
一周忌……命日から数えて満一年目の日
三周忌……命日から数えて満三年目の日
七周忌……命日から数えて満七年目の日

お花を贈るなら三十五日か四十九日のどちらかにすることがおすすめです。

法事で選ぶべきお花の種類

白いお花

まずは、法事・法要におすすめのお花の種類をご紹介します。

■おすすめのお花の種類
・百合
・菊
・白のカーネーション
・白や薄紫のスイートピー
・デンドロビウム
・カラー
・トルコキキョウ
・アルストロメリア

などが挙げられます。
四十九日までは白いお花でまとめるのが一般的ですが、それ以降になると淡い色合いのお花も入れて大丈夫なので、故人に似合うお花を贈るようにしてみてください。

法事で選ぶべきではないお花の種類

法事とお花

法事で選ぶべきではないお花の種類もあります。

それは、トゲや毒のあるお花です。
例えば、バラのようなトゲのあるお花などは、仏様に対して失礼に当たるからだと言われています。

また、四十九日が過ぎるまでは白でまとめたお花を贈ることが良いと言われていますが、近年は故人への慰めの気持ちや、明るい雰囲気を演出するためにピンクや紫などパステル調の色合いのお花を加えることもあるようです。

色のあるお花を四十九日前に贈る場合は、一度周囲に相談してみるといいでしょう。

法事のお花の金額

お花とお金と封筒

法事会場へお届けする場合は、持ち帰ることを考えて重い鉢物は避けるようにすることが基本です。

気になるお花の金額は、フラワーアレンジメントや花束なら5,000円~、細網台付き枕花やスタンド花なら15,000円~、蘭の鉢植なら20,000円~が目安になります。

年忌法要でお花を用意するのは、三回忌か七回忌くらいまでが一般的だそうです。

法事のお供え花の手配方法

お花とリボン

法事のお花を用意する場合、自分でお花屋や通販サイトを利用して手配するようになります。
このとき、お花代を用意してお花屋さんに渡すのが一般的です。

■お花代の書き方
表書きは「御花代」と書きます。
名前は、不祝儀袋なら香典と同様、水引きの下に縦書きで書きましょう。
封筒の場合は、封筒の半分より下側の中央に縦書きで書くといいですよ。

このとき使う墨は、四十九日までなら薄墨を使うのが一般的です。

■お花代の包み方
無地の白い封筒か不祝儀袋を用意したら、新札ではないお金を包みましょう。
相手に不快感を与えてしまう可能性があるので、新札しかない場合は折り目を付けるようにし、肖像がない裏面を前にして揃えて包むようにしてください。

ご自宅に届くように宅配にするのであれば、立て札よりもメッセージカードを添えることがおすすめですよ。
死亡した日と同月同日の前日の午後、もしくは法事前日の午後に届くように手配し、故人をしのぶ思い出の一文を書き添えると、心のこもった贈り物にすることができます。

■メッセージの例
○回忌の法事にあたり、お花をお送りいたします。
故人の在りし日のお姿をしのび、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

法事のお花に生け方はある?

ゆり

お花の生け方としては、高さをずらしながらそれぞれのお花が見えるように生けることがポイントになるようです。

また、一番長い花を中心にして、ひし形になるよう整えるのが基本の形になるようなので、その場で生ける場合は意識してみてください。

四十九日以降の法事であれば、他の色を入れるのも良いと言われているので、そのような場合は上段に白、中段に淡い色、下段に濃い色というように生けることで、綺麗に見せることができますよ。

法事のお供えに準備するお花マナーについてご紹介しました。
法事にお花を贈るのは、大切な人の供養や来世での幸せを願った意味も込められているそうなので、故人のことを思いながら選んでいきたいですね。
それでいて、ご遺族側も不快にならないように素敵なお供えのお花を準備していきましょう。

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