酷い手荒れに効くクリームとは？原因や正しい使い方、選び方を紹介

手荒れの原因

　

手荒れは基本的に何らかの刺激が原因となって発生します。手荒れには2種類あり、アレルギーが関係しているタイプと関係していないタイプがあります。

アレルギーが関係している手荒れの場合、アレルギー物質と接触することによって手荒れが起こります。ゴム手袋や消毒液、香料などが原因となってかぶれが起こります。また、アレルギーが関係していないタイプの手荒れは、洗剤やシャンプー、石鹸などの界面活性剤が原因で発生します。

手荒れの主な症状はかゆみや湿疹、乾燥やひび割れです。かゆみや湿疹はアレルギータイプの手荒れに出やすい症状です。乾燥やひび割れはアレルギーが関係していないタイプに多い症状です。

もともと手のひらは皮脂膜がないので、乾燥しやすく刺激も受けやすいです。乾燥しているのを少し放置してしまっただけでも手荒れに発展しやすく、空気の乾燥が激しくなってくると手荒れの症状が悪化することもあります。

手荒れを改善するには、原因物質を避けて生活する必要があります。アレルギータイプの場合は、何のアレルギーなのかを突き止め、それを避けて生活を送ることで良くなることが多いです。アレルギーが関係ない場合は、界面活性剤を避けるために、ゴム手袋を使った水仕事を心がけましょう。

手荒れに効くハンドクリームの選び方

　

手荒れに効くハンドクリームの選び方についてご紹介します。

■酷い手荒れには尿素入りがおすすめ
手荒れが酷くガサガサしているという場合は、尿素が入ったハンドクリームがおすすめです。手荒れが酷くなりすぎて角質が硬くなってしまっているような手荒れに有効です。角質を柔らかくしながら保湿することができます。ただ、角質が薄くなっている状態には刺激になってしまうこともあるので、選ぶ時には慎重に行いましょう。

■ビタミンE配合もおすすめ
手荒れが酷い時には、ビタミンE配合のクリームもおすすめです。ビタミンEとは、血行を促進する効果があります。血行を良くすることで肌の状態を整えていくことに繋がります。健康的な角質を作るためにも、ビタミンE配合のハンドクリームもおすすめです。

■保湿力が高いもの
手荒れを保護するためには、保湿力が高いことは必要不可欠です。保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸入りもおすすめですが、ワセリンなどの油分のある保湿成分もおすすめです。肌に乗せるとある程度しっとりしていて長時間保湿されている実感が持てるようなアイテムが良いでしょう。

手荒れに効くハンドクリームの塗り方

　

手荒れに効くハンドクリームの塗り方についてご紹介します。

■第一関節分のハンドクリームを取る
まずは手に乗せる前にハンドクリームを指に出していきましょう。量の目安としては第一関節1個分くらいです。少し多めに出してしっかりなじませていくと、高い保湿効果を実感できます。

■手のひら全体に広げる
指に乗せたハンドクリームを両手のひらを合わせて全体に広げていきます。そして、この時自分の体温でハンドクリームを温めていきましょう。手のひら全体に乗せたら、そのまま手の甲の部分にもハンドクリームをなじませて温めていきましょう。

■手のひらで包み込むようにプッシュする
クリームをしっかりなじませていくために、優しく手のひらでプッシュするようになじませていきましょう。手のひらや手の甲だけでなく指先や指と指の間、爪先まで優しくなじませていきましょう。

特に爪の間にもしっかりなじませることで、ネイルオイルいらずの美しい爪を手に入れることができます。手荒れが酷い部分にはクリームを滑らせるのではなく、なるべくプッシュするような形でなじませると刺激が少なくなります。

手荒れにおすすめのクリーム【1】資生堂 薬用ハンドクリームUR(L)

資生堂の薬用ハンドクリームUR(L)は、手荒れを予防するハンドクリームです。尿素とビタミンE誘導体配合で、角質層に浸透します。べたつかない使用感で、潤いを長時間持続します。

手荒れにおすすめのクリーム【2】ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア ハンドクリーム

ニュートロジーナのノルウェーフォーミュラインテンスリペアハンドクリームは高濃度のグリセリンが配合されたハンドクリームです。乾燥が酷い肌を優しく包み込みます。べたつきのないテクスチャーで敏感肌でも安心して使用できます。