LIFESTYLESEP.30.2018

夫婦別姓のメリットとデメリットって?戸籍や手続きの方法とは

男女平等や個人の自由が重要視されてきている現代の日本では、夫婦の形も少しずつ変化が出てきています。今回は、夫婦で違う姓を使用する「夫婦別姓」のメリットやデメリット、夫婦別姓にするための手続き方法をご紹介します。法律婚との違いもご紹介していますので、夫婦別姓にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男女平等や個人の自由が重要視されてきている現代の日本では、夫婦の形も少しずつ変化が出てきています。今回は、夫婦で違う姓を使用する「夫婦別姓」のメリットやデメリット、夫婦別姓にするための手続き方法をご紹介します。法律婚との違いもご紹介していますので、夫婦別姓にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

夫婦別姓ってできるの?

結婚の手続きをしている女性
現在の日本では、夫婦別姓にしたいと思っても、法律婚で夫婦別姓を選択することはできません。

夫婦別姓を推進する意識は高まってきていますが、2018年現在は、いつから夫婦別姓にできるかどうかは決まっていません。

したがって、婚姻届を提出し、戸籍上はどちらかが苗字を変え、夫婦同姓になります。これが公的な書類では名前が変わることになる「法律婚」になります。

しかし、最近では、法律婚をした後も、旧姓をそのまま使うことができる、夫婦別姓に理解がある職場もありますね。

そうは言っても、職場以外の法律が関わるようなものは、結局は名前を変更しなくてはいけないので、かえってややこしくなってしまう問題もあります。

夫婦別姓の「事実婚」というカタチ

夫婦別姓のカップル
もう一つの夫婦別姓の方法は「事実婚」を選択する方法です。事実婚は、婚姻届は提出しませんが「生計を共にしている関係」です。

住民票で夫(未届)、妻(未届)と変更の手続きをすれば、年金や健康保険は法律婚の場合と同じように家族として扱われます。しかし、法律婚とは違い、税制面では「配偶者控除」は受けることはできません。

また、どちらかが亡くなった場合、財産を相続する権利がありません。しかし、これはあらかじめ「遺言書」を作成しておけば解決できますよ。ただし、生命保険は制約があることが多いので、加入する前に確認する必要があります。

さらに、子どもは女性側の子どもとなりますので、男性側の「認知届」が必要になります。法律婚であれば子どもの親権は両親が持ちますが、事実婚の場合は、子どもの親権はどちらか一方しか持つ事ができません。

そして、子どもに夫側の苗字を名乗らせたい場合は、「養子縁組」や家庭裁判所への氏の変更許可申し立てが必要になります。

夫婦別姓のメリット

キャリア志向の女性
婚姻届を提出し結婚すると、どちらかの苗字が変わり、同姓となりますよね。しかし、今の日本では、女性の方が苗字を変えることが一般的ですので、女性にとっては負担になっています。

しかし、夫婦別姓を選択する場合は、結婚後も、同じ苗字を使って生活することができますね。


■面倒な手続きが減る

夫婦別姓で事実婚の場合、住民票の手続きはありますが、健康保険やパスポート、その他の銀行口座やクレジットカードの名義変更などの面倒な手続きがいらない事がメリットです。

法律婚をしている場合は、会社での名前は旧姓を使ったいわゆる「通称名」を使用することができる会社も増えてきています。しかし、マイナンバーを使うような公的な手続きの場合は、結婚後の名前を使う必要がありますね。


■個人名で仕事をしている場合もキャリアが続く

また、

・研究者の論文
・個人の会社や事務所
・作家や漫画家、ライターやメイクアップアーティスト

など、自分の名前で仕事をしている場合は、名前が変わらないことで、個人の名前で築き上げてきたキャリアを継続できることもメリットですね。


■離婚がしやすくなることも

あまり考えたくないことですが、事実婚の場合、離婚した時も名前を変更する必要がなくなります。離婚後もさまざまな手続きが面倒だったり、子どもの苗字が変わるのに抵抗があり、元の夫の苗字を使っている女性も少なくはありません。
離婚することで名前が変わらないとなると、離婚のハードルが低くなることもあります。

夫婦別姓のデメリット

夫婦別姓のカップル
■「結婚していない」と思われる

結婚後は女性の方が苗字を変えるのが一般的な現在では、苗字が変わっていないと独身だと思われることもあります。

古くからの友人や知り合いが同窓会やSNSなどを見た時に、訳アリだと思われることもあります。


■「結婚した」という実感が薄くなることも

役所や病院などで、夫の苗字で呼ばれた際に「わたし結婚したんだな、と実感する」という声も聞きます。

また、女性の中には、苗字が変わらないことで、結婚したという実感が持ちにくい場合もあります。特に、結婚前から同棲していて、結婚式や新婚旅行など行わず、結婚後も生活が変わらない場合は、結婚した実感が湧きにくくなります。


■「なぜ夫婦別姓なの?」といちいち聞かれる

また、海外では夫婦別姓は認められている国もありますが、日本国内では夫婦別姓は珍しいことです。

結婚する際「なぜ夫婦別姓なの?」といちいち聞かれるので、家族への説明はもちろん、周囲の人に対してもいちいち説明しなくてはいけないのが面倒ですね。特に、義理の実家の家族に理解がない場合は「面倒な女性」と思われることもあります。


■離婚のハードルが下がる場合も

事実婚の場合、戸籍に縛られておらず、面倒な手続きが要らない分、離婚へのハードルは下がると言われています。

しかし、一方では、戸籍に縛られていないからこそ、適度な緊張感があり、いつまでも相手の事を思いやり、大切にしようとする気持ちが継続することもあります。

デメリットでもあり、メリットでもありますね。
夫婦別姓にしたいと考えている場合、法律婚や事実婚をする選択肢があります。夫婦二人で話し合って、将来の事も見据えながら、納得のいく選択をしていきたいですね。
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