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2018.09.03

朝シャワーのメリットとデメリットとは?効果的な浴び方もチェック

朝シャワーのメリットとデメリットとは?効果的な浴び方もチェック 朝シャワーのメリットとデメリットとは?効果的な浴び方もチェック

“朝シャワー”という言葉がありますが、朝シャワーが習慣付いている方はいますか?実は、朝シャワーにはメリット、そしてデメリットというそれぞれの特徴があります。そこで今回は、どんな効果があるのか詳しくご紹介しますね。

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朝シャワーとは?

シャワーを浴びる女性

朝シャワーとは、その名の通り朝起きてからシャワーを浴びることです。一時期、“朝シャン”という言葉でもブームになりましたよね。

眠気を吹き飛ばしてくれるので、誰もが経験をしたことがあるのではないかと思いますが、その一方で“朝シャワーをするとハゲる”といった噂もよく耳にするのではないでしょうか。

最近ではデメリットのほうが目立っているので、「結局どっちがいいの?」と分からずにいる女性も多くいます。

朝シャワーを浴びることにはどんなメリット、デメリットがあるのか早速見ていきましょう。

朝シャワーのメリット【1】交感神経を刺激してすっきり目覚めさせてくれる

背伸びをする女性

朝シャワーを浴びる多くの方が感じているメリットが、「すっきり目覚めさせてくれる」ということです。ボーッとしていた身体や脳がすっきりし、気合が入るのではないでしょうか。

これは、自律神経の一つである交感神経がシャワーの水圧や温度によって刺激されるからです。交感神経とは活動するときに優位になるもので、アクセルのような働きをしてくれています。

リラックス状態のときに優位になる副交感神経から、上手に切り替えることができるので「今日も頑張ろう!」という1日の活力が湧いてくるのです。

朝シャワーのメリット【2】代謝の活性化によるダイエット効果が期待できる

体重計とメジャー

交感神経に切り替わることは、「身体が活発状態になって代謝を上昇させる」ということになります。代謝が上がることはエネルギー消費量が増えることに繋がり、ダイエット効果が期待できるという訳なのです。

また、寝ている間に下がった体温を上昇させ、水圧による刺激で血行が促進されることでも代謝が活発になるといわれています。

特に、首周辺、肩甲骨周辺、脇の下、腎臓の周辺といった“褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)”という脂肪を燃やす働きをする細胞がある場所を刺激することによって、ダイエット効果を高めることができますよ。

朝シャワーのメリット【3】就寝中の汗を流して体臭予防ができる

プールに入る女性

人は寝ている間にコップ一杯ほどの汗をかいていると言われています。汗だけでなく、皮脂の分泌も行われており、汗や皮脂によって雑菌が繁殖したり、酸化したりすることで体臭の原因に繋がる可能性もあるそうです。

そのため、朝シャワーを浴びておけば、就寝中の汗を流して体臭予防に繋げることが期待できます。

また、汗や皮脂を洗い流すことでメイクののりも良くすることができるので、毎朝メイクをして出かける女性にとって浴びたくなるメリットの一つになるのではないでしょうか。

朝シャワーのデメリット【1】頭皮がダメージを受け、紫外線を受けやすくなる

帽子を被る女性

続いて朝シャワーによるデメリットも見ていきましょう。

人間の頭皮は薄い皮脂の膜で保護されているのですが、シャンプーをすると一度洗い流され、数時間かけてまた新しい膜が作られるサイクルになっています。
そのため、朝シャワーをして頭皮に膜がない状態で出かけてしまうと、頭皮が紫外線の影響をダイレクトに受けやすくなってしまうのです。

紫外線の影響によって、薄毛、抜け毛などの原因に繋がるので、「朝シャワー=ハゲる」といった内容はこのデメリットが関係していそうですね。
朝シャワー時に頭も洗った場合は、日傘や帽子などで紫外線対策をするといいでしょう。

朝シャワーのデメリット【2】急ぐことで洗い残しが多くなる

身体を洗う女性

朝シャワーは気持ちが良いのですが、時間がなくて焦っていると洗い方もつい雑になってしまうことはありませんか?

限られた時間の中で急ぐと、自然に洗い残しが多くなってしまいます。
シャンプーはもちろん、ボディソープなど、丁寧に洗い流せていないと、頭皮トラブルを招いたり、デコルテや背中のニキビに悩まされてしまうこともあるのです。

ですので、朝シャワーをするときは、時間に余裕をもって早めに起きるようにしてみてください。

朝シャワーのデメリット【3】ヒートショック現象に気を付けなければならない

鏡を見る女性

朝シャワーを浴びるデメリットで、一番怖いことがヒートショック現象です。

人間の身体は外気温に合わせて体温を調節しているのですが、急激な温度変化で短時間の間に上がったり下がったりすると、心筋梗塞などを引き起こすヒートショック現象が起こることがあると言われています。

特に冬場は温かい部屋と寒い脱衣所で大きな温度差が生まれ、熱めのシャワーを浴びてしまうことがあるので注意が必要です。安全に朝シャワーをするためには、家全体の温度差に気を付けることが肝心!

脱衣所や浴室内の温度も上げてからシャワーを浴びるようにするといいでしょう。

朝シャワーの効果的な浴び方

浴室に座る女性

朝シャワーを浴びるときは、交感神経を刺激するために少し熱めの41℃ほどに設定することがおすすめです。
そして湯量は最大にして、首から肩へ、そして背中にかけて3~5分ほど浴びてみてください。
短時間で終えるのがポイントになるそうです。

また、うなじ辺りから背中にかけて、眠気を覚ますツボもあるようで、20℃くらいのシャワーを20~30秒当てると、さらにすっきりさせることができると言われています。
ただし、身体に不調のある方、心臓の弱い方、高血圧の方は控えてくださいね。

そして朝シャワーをしても、夜は1日の汚れや疲れをとるために、38~40℃ほどの湯船に浸かって身体を温めるようにしましょう。

朝シャワーのメリット、デメリットについてご紹介しました。デメリットについて気を付けていれば、眠気を覚まして活動的な1日をスタートさせることができます。必ずしも「朝シャワーは良くない」ということではないので、賢く活用してみてくださいね。

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