なかなか治らない肌荒れに悩んではいませんか?肌荒れがあると、化粧のノリが悪くなり何となく憂鬱な毎日が続いてしまいますよね。肌荒れを治すためには、肌荒れの原因から知る必要があります。肌荒れの原因や治す方法についてご紹介します。
肌荒れには様々な要因が考えられます。肌荒れは根本的な原因を治さない限り、長期的に続くことになります。肌荒れが起こってしまう原因について、1つ1つご紹介します。
■洗いすぎ
肌荒れは間違ったスキンケアで起こることがあります。洗顔での洗いすぎやお湯での洗顔など、落とすケアを徹底しすぎることで肌荒れを引き起こしている可能性があります。洗顔で落としすぎるケアをしてしまうと、必要な皮脂を取り除き自ら潤う力を減少させてしまいます。
落とすケアをした後には、与えるケアをしっかりと行わなくてはいけません。どちらかが傾いてしまっている場合、肌荒れが起こることがあります。
■ストレス
肌荒れはストレスに左右されやすいです。ストレスがたまると、自律神経が乱れがちです。自律神経が乱れた肌は、皮脂の分泌が過剰になることがあります。過剰に分泌された皮脂によって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビなどの肌荒れを起こす確率が高くなります。
■睡眠不足
睡眠不足は肌荒れに大きな影響をもたらします。睡眠は健康的な肌を作るためにとても大切な時間です。睡眠時間がしっかりと確保できないと肌のターンオーバーがうまくいかなかったり、肌のバリア機能がうまく作られなかったりと、肌荒れしやすい肌環境を作りやすくなります。
■乾燥
肌の乾燥は、肌荒れに大きく影響しています。大人ニキビの原因は、ほとんどの場合乾燥が関わっています。ニキビは乾燥することで毛穴が詰まりやすくなります。乾燥の原因は紫外線や刺激、摩擦やホルモンバランスなどが影響しています。
■ホルモンバランスの乱れ
肌荒れはホルモンバランスの影響を受けやすいです。生理前になると肌荒れが起こりやすくなるのは、ホルモンバランスに変化が起きるからです。ホルモンバランスが乱れることで、皮脂が分泌されやすくなり、肌荒れが起こりやすくなります。
肌荒れには起こる場所によって、原因がわかることもあります。肌荒れができる場所別の原因をご紹介します。
■おでこ
おでこはストレスが影響していることが多いです。また、シャンプーやリンスによる刺激が肌に合っていないこともあります。生え際には洗顔料やシャンプーのすすぎ残しが原因となって肌荒れを起こす場合があります。
■鼻
鼻にできるニキビや吹き出物は、消化不良などの胃の機能低下を表していることがあります。またのどに痛みがある時や鼻炎になっている時も、鼻にニキビができることがあります。皮脂の過剰分泌が原因となって、ニキビなどが発生します。
■頬
頬はストレスや皮脂の取りすぎが原因で起こります。頬は乾燥が原因でニキビなどを発生させます。便秘などの体の不調によってニキビができることもあります。
■あご
あごはホルモンバランスの乱れや貧血などが関わっていることがあります。生理前に肌荒れが起こりやすい部分です。
肌荒れを引き起こしてしまった肌は、原因を突き止めた上で生活習慣を変えていく必要があります。生活していく中で気をつけるべき肌荒れ対策についてご紹介します。
■睡眠時間を確保する
肌荒れが起こってしまった肌には、睡眠時間をしっかりと確保する必要があります。肌荒れが起こってしまっている肌はバリア機能が正しく作れていません。バリア機能は寝ている間に作られていくものなので、正常なバリア機能を保つために、しっかりと睡眠時間を取ることはとても大切な事です。
■バランスのいい食事
肌荒れにはバランスのいい食事を取ることが大切です。偏った食生活は、肌荒れの原因になることもあります。脂質や糖質が多い食事内容は避け、野菜やたんぱく質の多い食事を心がけましょう。
さらにビタミンCやビタミンB、リコピンやアスタキサンチンなど、美肌に効果があるといわれている栄養素も積極的に摂取しましょう。
■適度な運動
肌荒れと運動は関係ないように見えて、実は関係している部分もあります。適度な運動をすることで、血行を良くすることに繋がります。1日で運動する量が少ないと、一気に汗を出して調整しようとします。皮脂の分泌が突然増えることもあるので、適度な運動は忘れないようにしましょう。
肌荒れしてしまった肌には、正しいスキンケアが必要になります。肌荒れ対策のための正しいスキンケアについてご紹介します。
■落とすケアは優しいものを使う
肌荒れしている肌は、とてもデリケートな状態で、少し間違えると敏感な肌へと偏ってしまいます。そうならないようにするために、肌に必要なものは極力落とさないケアを心がけていきましょう。洗顔やクレンジングは肌に刺激の少ないものを使うことをおすすめします。特にクレンジングが肌を傷つけやすいので、メイクを薄めにして肌に比較的優しいミルククレンジングを使うことをおすすめします。
■肌に刺激にならないスキンケア
肌荒れしている時は、なるべく低刺激のスキンケアを選ぶようにしましょう。肌荒れを起こしている肌は、デリケートに扱わなくてはいけません。いつも使っているスキンケアはやめにして、肌に対して刺激の少ない低刺激なスキンケアを使うようにしましょう。
■シンプルにケアをする
肌荒れしてしまっている時は、極力シンプルなケアを心がけましょう。あまりにたくさん肌に乗せてしまうと、肌に触れること自体が肌にとってストレスになってしまいます。肌荒れをしてしまうと、どうしてもいつもと違うリッチなスキンケアを使いたくなるところですが、肌荒れを悪化させてしまう可能性があるので、低刺激でシンプルなケアを行うようにしましょう。
肌荒れについてご紹介しました。肌荒れは根本的な原因から理解して治していくことが大切です。年齢を重ねるにつれてニキビや肌荒れが跡に残りやすくなるので、早い段階で原因を見つけて対策を行っていくことをおすすめします。