ワンランク上のヘアアレンジが楽しめるとして、最近多くの女性がトライしている“ノットヘアー”。初めての人から見ると複雑で難しそうに思えてしまいますよね。そこで今回は、基本的なやり方から自分でもできるノットヘアーアレンジをご紹介します。
【目次】
海外のおしゃれ女子の間で広まったノットヘアーをご存知ですか?ノットヘアーの“ノット”には“結び目”という意味があり、自分の髪を結んで作るヘアアレンジ方法の一つです。
細めのゴムや小さめのヘアピンなども活用しながら、自分の髪で結び目を作ることができるので、誰でもワンランク上のアレンジが楽しめます。
複雑そうに見えるアレンジですが、基本的なやり方を押さえることで比較的簡単にセットすることができるので、まずは簡単なノットヘアーからトライすることがおすすめです。
■簡単なノットヘアーポニーのやり方
①サイドの髪を残して低めの位置で一つにまとめます。
②残した髪同士をゴムの上で結びます。
③結んだ毛先はゴムの下に通して、もう一つのゴムで結べば完成です。
初めての女性でも取り入れやすいのが、ノットヘアーのポニーテールです。
最初にご紹介した動画とやり方は同じなのですが、少し変化をつけるのであれば、サイドに残した髪でひとつ結びをした後に、 片方の毛先をゴムに巻きつけてお団子のように留めてみましょう。
もう片方も巻き付けて留めることで、結び目にボリュームが出て可愛いです。
低めの位置で作ったポニーテールを中心に、先ほどと同じようにゴムの上でひとつ結びをしたら、結び目が2段になるように作ってみましょう。
サイドに残す髪を多くすることで、結び目も太くなるので存在感を増すことができます。髪の毛の量が多くて悩んでいる女性にもおすすめ!
シンプルでカジュアルなポニーテールの完成なので、オフはもちろんオフィススタイルとしても活躍してくれそうです。
おしゃれな編みおろし風もノットヘアーで作ることができます。
■ノットヘアーの編みおろし風のやり方
①サイドとバックで髪を4分割にします。
②バックで分けた2つの毛束を堅結びにしたら、結び目の下をゴムで結びます。
③今度は、サイドの毛束もバックと同じように堅結びをし、毛先をバックの結び目に通して下に流せば完成です。
低めの位置で作れば、帽子を被ってもおしゃれに決められますよ。
ひとつ結びをしたところで、そのまま髪全体を左右どちらかにねじり、崩れないようにピンで内側から留めればあっという間にこなれ感のある髪型の完成です。
シンプルな仕上がりですが、暗髪とマッチして上品な雰囲気を漂わせてくれます。
さり気なく後れ毛も出せば、大人の色っぽさもプラスされるので、ドレスのような華やかなコーデをするときにおすすめです。
ガーリーやフェミニンなノットヘアーが好みなのであれば、自分の髪を使ってキュートなリボンを作ってみましょう。
■リボンノットヘアーのやり方
①両側から毛束をとります。
②靴ひもを結ぶような感覚でリボン結びをします。
③最後に崩れないようにピンで固定したら完成です。
ポニーテールを土台に、細めの毛束かたリボンを作って練習したほうが慣れやすいですよ。
ノットヘアーからサイドダウンにしたアレンジは、落ち着いた女性らしい雰囲気を与えてくれるので、女性らしくもきちんと感のある仕上がりを目指したい女性におすすめ。
ノットヘアー×サイドダウンのやり方は、先ほどご紹介した編みおろし風スタイルをサイドで作るだけです。ただ、髪同士を結ぶ前にねじりを加えてあげるとこなれ感がアップしますよ。
完成したら毛束を細くつまんで引き出して、ボリュームを出すことも忘れずに!
ノットヘアーは、ハーフアップでも活躍してくれます。
いつもと同じようにハーフアップを作るときに、2つの毛束を結ぶだけです。ゴムで崩れないように結んだあとは、結び目を引き出してほぐすことを忘れないようにしましょう。
簡単なのに上品に決まるので、女子会やデートなどの特別な日にもぴったりです。
上級者用のノットヘアーにトライするなら、紐を結んで装飾のような模様を作るケルティックノットがおすすめです。
■ケルティックノットヘアーのやり方
①束ねる分の髪を左右に分けてとったら、左側の毛束で輪っかを作ります。
②右側の毛束を、作った輪っかの下に持っていき、毛先を輪の中に通します。
③左右の毛先を引っ張り、形を整えたら完成です。
蝶々結びに近い要領でできるので、慣れるまで難しく感じてしまいますが、覚えるとパパッと作ることができます。
髪をサイドやバッグでいくつかに分け、それぞれのパートで堅結びをしていけば、編み込みのような華やかさのあるアップスタイルを完成させることができます。
それぞれの編み目がポコッとしていて立体感があるので、存在感を増すこともできます。
アップスタイルであれば、フォーマルなシーンでも活躍してくれるので、髪の長い女性はぜひ覚えておきたいノットヘアーアレンジです。
ワンランク上のヘアアレンジが楽しめるノットヘアーはいかがでしたか?上級者になってくると、ピンやゴムを使わずに自分の髪だけでノットヘアーを作れるようになります。まずはできそうなノットヘアーからトライして、おしゃれな髪型を楽しんでくださいね。