「フロントイン」は、同じ服でも着こなしに差をつけることができるテクニックのひとつ。ですが、やり方を間違えるとダサく見えてしまうことも……。そこで今回は、フロントインの正しいやり方や、季節別におしゃれコーデをご紹介します。
【目次】
フロントインとは、トップスの裾の前部分をボトムスに入れたファッションスタイルのことです。
コーデにメリハリをつけることができ、ウエストを細く見せることができるので、多くの女性が活用しています。
しかし、ただ裾をインすればいいと思っていませんか?
実はおしゃれに着こなすためには、フロントインにもコツがいるのです。
■正しいフロントインのやり方
①最初にトップスの裾を全部ボトムスにインします。
②背中側から生地を引っ張り、少しずつ調節しながらサイドまで出していきましょう。
③横から見た時に裾が斜めのラインになるように整えたら、フロント部分がぴったりとインしすぎないように、少しだけ自然なふくらみを持たせれば完成です。
トップスの真ん中だけを最初からインすることもできますが、すべて入れた状態で出していった方が初めての女性でもキレイに作ることができますよ。
フロントインは、テロンとした柔らかな素材の方がやりやすいです。
春コーデにもぴったりなので、まずはシンプルにブラウスでチャレンジしてみて!
ラフなパンツと合わせることで、リラックス感のある着こなしができます。
フロントインコーデは、着こなしにメリハリをつけることができるので、ゆったりシルエット同士でも上手に着こなすことができますが、タイトなボトムスを選べばよりすっきりした印象にすることができます。
春先なら、モノトーンコーデも重くならず、大人っぽく決めてくれますよ。
シャツとキレイめパンツを合わせたスタイルは、フロントインコーデの定番。
パンプスを合わせてすっきりまとめれば、きちんと感のあるオフィスコーデにすることができますよ。
春なら爽やかなストライプやブルー系をチョイスしてみて!
夏はゆるっと着れるトップスがあると便利。
フロントインもしやすいですし、涼しげで軽やかなスタイルも作れます。
ワイドパンツでキレイめにまとめつつも、こなれ感ある大人のキレイめ楽ちんコーデを楽しんでみて。
夏らしいコーデにするなら、やっぱりオールホワイトコーデ!
フロントインでトップスとボトムスにメリハリが出るので、同系色でまとめてものっぺりした雰囲気を回避してくれますよ。
バッグやベルトで濃い色を入れて、引き締めるのも◎。
フロントインコーデは、パンツで作るイメージが強いかと思いますが、スカートスタイルにもぴったり!
ロングスカートなら大人の女性でも取り入れやすく、リラックス感あふれる夏コーデにすることができますよ。
ブラウスとスカートで素材を変えれば、シンプルコーデも異素材ミックスでメリハリのある着こなしが叶います。
秋になったらニットを投入して、フロントインコーデにチャレンジ。
爽やかな白パンツを組み合わせることで、夏の終わりを感じさせつつも、秋らしい着こなしをすることができます。
カーキのカーゴパンツを合わせて作ったフロントインスタイルなら、大人カジュアルな秋コーデにすることができます。
秋冬トレンドの柄アイテムを、バッグや靴などの小物アイテムで取り入れれば、シンプルなコーデのアクセントになって、おしゃれ度を上げてくれますよ。
秋らしいフロントインコーデにするなら、こっくり感のあるブラウンニットを取り入れることがおすすめ。
同じくブラウン系のボトムスや、ブラウンに近いベージュ系のボトムスを合わせれば、統一感と大人っぽさが引き立つコーデを楽しむことができますよ。
冬になったら、秋よりも厚手のニットやボリュームのあるニットをチョイス。
フロントインにしながらも、タイトなボトムスやスカートを合わせることで、すっきりした着こなしができます。
20代の女性ならミニ丈の台形スカートで、フェミニンに着こなすのもgood。
ネイビーやブラックを合わせて作ったフロントインスタイルは、メンズライクなムードを叶え、個性的な冬コーデを楽しませてくれます。
オーバーサイズのトップスがトレンディな着こなしを盛り上げつつ、フロントインで分かる細いウエスト周りが女性らしさも引き出してくれるので、とってもおしゃれに決めることができますよ。
ニットとスキニーデニムを合わせた定番のフロントインコーデに、冬はロング丈のコートをオン。
大人っぽさとかっこよさを両立でき、ハンサムな着こなしができます。
足元は黒のショートブーツで引き締めることがおすすめです。
着こなしに差がつくフロントインのやり方や、コーデ術をご紹介しました。
正しいやり方をマスターできれば、フロントインもダサいなんて言わせません!
「同じアイテムなのに、あの人の方が素敵に見える」と思われる女性を目指しましょう。