セラミドクリームの効果とは？おすすめの選び方や人気アイテムを紹介

セラミドってなに？

　

セラミドとは、人間の肌にもともと備わっている成分です。セラミドとは、角質層の中にある細胞間脂質という成分で、角質層内の潤い成分を繋ぎとめる役割を担っています。

セラミドは、肌を外部刺激から守るためのバリア機能を保つために、欠かせない成分です。角質層にはセラミドなどの細胞間脂質の他に、天然保湿因子と皮脂が存在しています。このバランスがしっかり保たれていることで、潤いのある健やかな状態の肌を作ることに繋がります。

セラミドは健やかな肌を作るために欠かせない成分ですが、年齢を重ねるごとにだんだんと減少していってしまいます。そのため、肌のバリア機能が乱れ、肌が乾燥しやすい状態になっていきます。

これを解決するために、セラミド配合の化粧品があります。足りなくなったセラミドを外部から補うことで、潤いのある肌へと導くことができます。だからこそ、乾燥肌にはセラミド化粧品が良いといわれているのです。

セラミドクリームに配合されるセラミドの種類

　

セラミドといっても、実は種類がたくさんあります。この種類についてしっかり理解しておくことが大切です。セラミドクリームに良く配合される、セラミドの種類についてご紹介します。

■ヒト型セラミド
ヒト型セラミドとは、酵母を使って作られたセラミド成分です。これは人の肌に存在するセラミドと似た成分で作られているため、肌になじみやすいのが特徴です。

セラミド配合化粧水の中で、成分表にセラミドと表記できるものはヒト型セラミドのみです。セラミド1やセラミドNPなど、数字やアルファベット表記のものが、すべてヒト型セラミドになります。

■天然セラミド
セラミドの中でも、動物や植物から抽出した成分を天然セラミドと言います。馬やコメ、トウモロコシなどが挙げられます。天然成分でできているから安心、と思われがちですが、天然セラミドとヒト型セラミドの効果は全く違います。

セラミド本来の働きをするかどうかは、少し難しいです。天然セラミドの場合、インナーケアに取り入れるのがおすすめです。

セラミドクリームの選び方

　

セラミドクリームの選び方についてご紹介します。

■ヒト型セラミドが入っているか
セラミドクリームを選ぶ時は、ヒト型セラミドがちゃんと配合されているかをチェックするようにしましょう。天然セラミドの場合、セラミドと同じような効果を発揮しない場合もあります。できるだけヒト型セラミド入りのものを選ぶようにしましょう。

また、セラミドという言葉を使っているだけで、実際にセラミドが入っていないクリームもあるので、かならずセラミドが成分表にあるのをチェックしてから購入するようにしましょう。

■使用感
セラミドクリームは、セラミドが入っているので、保湿力については元々高いです。セラミドクリームを選ぶ時は、使用感や仕上がりをチェックするようにしましょう。べたつかない仕上がりなのか、しっとりとした仕上がりなのか、好みの使用感があると思うので、自分好みのものを選ぶようにしましょう。

■その他の美容成分
セラミドクリームは、セラミド以外の美容成分にも注目するのがおすすめです。種類によってはエイジングケアに最適なレチノールやアスタキサンチンなどが含まれています。保湿力以外にも、その他の成分に注目して選ぶのもおすすめですよ。

■刺激が気になる人は低刺激なもの
セラミドは敏感な肌でも使用できる成分です。しかし、セラミド以外の成分もしっかりチェックしないと、荒れている肌がより敏感に感じてしまうこともあります。

肌の状態があまりよくないという場合は、できるだけ低刺激に作られているクリームを選ぶようにしましょう。

おすすめのセラミドクリーム【1】なめらか本舗 リンクルナイトクリーム

なめらか本舗のリンクルナイトクリームは、エイジングケアしながら保湿できるクリームです。ピュアレチノールと豆乳発酵液の力で、肌にハリと弾力を与えます。ヒト型セラミド配合で、保湿ケアも同時に行います。

おすすめのセラミドクリーム【2】ETVOS(エトヴォス) モイスチャライジングクリーム

ETVOSのモイスチャライジングクリームは、5種類のヒト型セラミドを配合したクリームです。4種のビタミン配合で、肌のハリとツヤを整えます。リッチなテクスチャーで、ひどい乾燥に悩む人でも安心して使用することができます。