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2019.05.22

紫外線の種類はひとつだけじゃない!紫外線の特徴や肌を守る方法

紫外線の種類はひとつだけじゃない!紫外線の特徴や肌を守る方法 紫外線の種類はひとつだけじゃない!紫外線の特徴や肌を守る方法

肌の老化を加速させる原因になるとして注目されている紫外線ですが、実は1種類だけじゃないことをご存知でしたか?紫外線の種類によって特徴があり、取り入れるべき対策も変わってくるのです。今回は紫外線について詳しくご紹介します。

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紫外線の種類はひとつだけじゃない?

メガネをかけた女性

太陽の光には、目に見える光の「可視光線」と、目に見えない「赤外線」「紫外線」などがあります。
そのうちの紫外線は、可視光線と赤外線の中で最も波長の短い光だと言われており、波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分けることができるそうです。

紫外線と言えば、肌に影響を与える光として有名ですよね。
そのため、美容に気を遣う女性の間では、紫外線対策が欠かせなくなっているはず。

ですが、3種類もある紫外線の特徴をしっかり理解できていますか?
何となく紫外線対策を行っているだけだと、「いつの間にかシミができていた!」ということにもなりかねません。

もう一度紫外線について理解し、正しい対策やお手入れ方法を取り入れていきましょう。

紫外線の種類と特徴【1】UV-A

帽子をかぶった女性

最初にご紹介する紫外線の種類は、UV-A(紫外線A波)です。
UV-A(紫外線A波)は、肌に急激なダメージを与える作用が弱いのですが、太陽から届く紫外線の約9割を占めており、肌に蓄積的なダメージを与えると言われています。

雲などの影響を受けにくく、窓ガラスなども通過することが特徴で、夏だけでなく1年中しっかり降り注いでいるそうです。

そして肌の奥の真皮にまで侵入するため、肌のハリや弾力にダメージを与え、光老化を引き起す原因にもなると言われているのです。
近年の研究では、このUV-A(紫外線A波)がシミやシワの発生に大きく関係してくることが分かっているそうですよ。

UV-A(紫外線A波)は秋や冬も降り注ぎ、室内にいても通り抜け、肌にじわじわとダメージを与えていくので、いつどこで何をしていても紫外線対策を行う必要がありそうです。

紫外線の種類と特徴【2】UV-B

3人の女性

UV-A(紫外線A波)と同じようによく知られている紫外線の種類が、UV-B(紫外線B波)です。

UV-B(紫外線B波)は、地上に到達する量は全紫外線量の約10%と量は少ないのですが、肌への作用が強いことが特徴です。
短時間でもUV-B(紫外線B波)を浴びることで肌が赤くなり、数日後になると肌が黒くなる「色素沈着反応」を引き起こします。

エネルギーが強い分、肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こしたりするので、皮膚ガンやシミの原因になるなど、生体への影響が強いそうです。

ただ、雲などに遮られると侵入しにくくなる紫外線でもあり、夏に比べ冬は5分の1くらいまで紫外線量が減ります。
また、午前10時から午後2時頃が一番強いと言われているので、UV-B(紫外線B波)の特徴をしっかり意識して直射日光に当たらないように心がけることで、ある程度防御することが期待できますよ。

紫外線の種類と特徴【3】UV-C

カーテンを開ける女性

最後にご紹介する紫外線の種類は、UV-C(紫外線C波)です。
UV-A(紫外線A波)やUV-B(紫外線B波)に比べると、知らないという方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず。
UV-C(紫外線C波)は、UV-B(紫外線B波)よりも有害な紫外線だと言われているのですが、オゾンなどの大気層で吸収されるので地表には到達せず、肌への影響もないそうです。

そのためあまり注目されていないのですが、近年のオゾン層破壊によってUV-C(紫外線C波)の危険性が危惧されているという話題もあります。
今後は、UV-C(紫外線C波)に警戒する必要があるかもしれません。

紫外線から肌を守る対策方法

サングラスをかけた女性

紫外線から肌を守るためには、日傘や帽子、紫外線対策グッズを活用するのが定番ですよね。
その中でも一番効果的なのが、日焼け止めを塗ることです。

使用量を守り、塗り忘れのないように使うことが大切で、ムラなく塗るためには重ね塗りをすることがおすすめです。
また、日やけ止めは汗や皮脂などで流れてしまうので、2~3時間ごとに塗り直すことも忘れずに!

日焼け止めを選ぶ際は、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことも重要です。

■「SPF」と「PA」の見方
・SPFは、主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表しており、SPFは2~50の整数値、それより上の効果の場合は50+で示されます。
よく、「SPF15」や「SPF30」といった数値が記載されているかと思いますが、この数値が大きければ防止効果が高くなりますよ。

・PAは、主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表しており、PAの横に示される「+」が多いほど防止効果が高くなります。

記載されている「SPF」や「PA」が強い方がいいと思ってしまいがちですが、数値が高ければそれだけ肌への負担も大きくなるということ。

■生活スタイルに合わせた選び方
・散歩や買い物のような日常生活であれば、SPF10~20 PA+~PA++。
・屋外での軽い運動やレジャーであれば、SPF15~30 PA++~PA+++。
・炎天下でのレジャーなどであれば、SPF30~50+ PA++~PA++++。
このように選び、こまめに塗り直していきましょう。

紫外線の種類と特徴はいかがでしたか?
紫外線の種類によって肌に与える影響が変わってくるので、どの紫外線もしっかり防ぐことが、将来の自分の肌を守るうえでとても大切であることが分かりましたね。

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