目頭の切開ラインがなかなかうまくいかないと悩んでいませんか?切開ラインはただ引くだけではうまくいかない、上級テクニックです。切開ラインを引くメリットや上手に仕上げるコツについてご紹介します。
切開ラインとは、目頭の部分にアイラインを引くことです。切開ラインを引くメイクには、どんなメリットがあるのでしょうか?切開ラインの効果についてご紹介します。
■離れ目解消
切開ラインを引くことで、離れ目を解消することができます。目の形には中央部分に寄っている求心型と、目が離れている遠心型の2種類があります。中央に寄っていると幼い印象になりやすく、目が離れていると大人っぽい印象になりやすいです。
この遠心型を解消するためには、切開ラインがおすすめです。目頭部分にラインを引くことで、目と目の間の距離を近く見せることができます。離れ目で悩んでいるという人には、切開ラインが最も効果的なメイク術です。
■目が大きく見える
切開ラインを引くことによって、目が大きく見えます。切開ラインを引いた部分は、目として認識されるので、横に長く引くと横長の目に見えて、縦に長く引くと縦長の目に見えやすくなります。
切開ラインを引くことで、自分の目の形を延長させて、目を大きく見せる効果があります。
切開ラインに挑戦してみたものの、なかなかうまくいかず諦めてしまったという人もいるのではないでしょうか?切開ラインがうまくいかず、怖い印象になってしまう、NGな切開ラインについてご紹介します。
■黒のリキッドアイライナーで引く
アイライナーといえば、黒で引くのがベーシックですよね。切開ラインにもそのまま使ってしまおうと、黒のリキッドアイライナーで引くのはNGです。怖い印象になってしまうのは、黒のリキッドアイライナーを使っているせいかもしれません。
黒のアイライナーははっきり発色するので、目頭部分がより目立つようになってしまいます。切開ライン初心者には難しい色味なので、黒のリキッドアイライナーを使うのはNGになります。
■「く」の字に入れる
切開ラインといえば、くの字に入れると思っている人が多いのではないでしょうか?切開ラインの基本とされているくの字ラインですが、実際にはすべての人に合うラインではありません。
もしかしたら、自分の目の形にはくの字のラインが合っていないかもしれません。自分の目の形に合った切開ラインを引いていくようにしましょう。
■やりすぎている
切開ラインは、世間的にあまり男ウケがいいメイク術とはいえません。それはなぜかというと、わざとらしく目立ってしまっているように見えているからです。ナチュラルに少しだけ入れることで、そういった悪目立ちを解消することができますが、目を近くに寄せたい、デカ目に見せたいと思うあまり、やりすぎてしまっている可能性があります。
自分の目の形に合わせて、ナチュラルに仕上げていくようにしましょう。
切開ラインをうまく仕上げるためには、どのようなところに気をつければいいのでしょうか?切開ラインの引き方のポイントについてご紹介します。
■ブラウンを使う
切開ラインをうまく仕上げるためには、ブラウンのアイライナーを使いましょう。黒を使うよりも、ブラウンのアイライナーを使った方がナチュラルに仕上がります。初心者でも失敗しにくいので、ブラウンのアイライナーを使うようにしましょう。
■ペンシルで下書きする
切開ラインを上手に仕上げるためには、ブラウンのアイライナーを使って下書きするという方法がおすすめです。どうしてもうまくいかないと感じている人は、まずブラウンのアイライナーを使ってある程度の形を作ってから、リキッドアイライナーで仕上げていくとうまくいきますよ。
■アイラインとつなげる
切開ラインを上手に仕上げるためには、アイラインとうまく繋げていく必要があります。切開ラインばかり意識してしまい、アイラインとうまく繋がりがもてていないせいで、悪目立ちしてしまうことがあります。
アイラインと繋げながら引いていくことで、ナチュラルに仕上げることができますよ。
切開ラインの引き方について詳しくご紹介します。
■アイラインを引いておく
まず切開ラインに繋げるためのアイラインをあらかじめ引いておきましょう。アイラインは繋がりを持たせたいので、なるべく切開ラインに使うものと同じものを使うようにしましょう。
■下書きをする
切開ラインを引く前に、あらかじめペンシルアイライナーを使って下書きしていきましょう。切開ラインはアイラインとの繋がりが大切です。目頭のキワの部分にアイラインを引いていきます。
この時首を少し横に向けて目頭を横から見るようにして引くと切開ラインが引きやすくなります。アイラインは自分の目頭と同じ高さで、1ミリ内側にはみ出すイメージで引くようにしましょう。
■リキッドを重ねる
下書きである程度の形をつけたら、リキッドアイライナーを重ねていきましょう。この時ペン先を使って目頭をしっかりとがらせるように描くと、ナチュラルな切開ラインに仕上がります。ペンを少し倒してペン先だけが目頭に乗るようにセットしたら、優しく外側に向かって流していきましょう。
切開ラインについてご紹介しました。切開ラインは難しくて今まで挑戦してこなかったという人もいるのではないでしょうか?切開ラインを成功させるためには、ナチュラルに仕上げることが大切です。使っている道具ややり方を見直して、きれいな切開ラインに仕上げてみましょう。