お酒の中でもベーシックな飲み方で人気の高い「水割り」。お酒と水を割るだけの簡単なお酒ですが、実はちょっとした作り方で何倍も美味しくすることができるのです。そこで今回は、お酒の種類別に美味しい水割りの作り方をご紹介します。
【目次】
彼氏や旦那さんとお酒を飲むとき、飲み会で幹事を任されたとき、仕事の付き合いで飲むことになったときなど、意外と女性がお酒を作らなければならない場面が多くあります。
特に、水割りは定番なので、スムーズに作れるくらいの知識は持っておきたいものです。
水割りとはその名の通り、水で割ったお酒のこと。
なので簡単に見えますが、実は作り方一つで美味しさが大きく変わってくるようです。
せっかく作るなら、「このお酒美味しいね!」と思ってもらいたいですよね。
そこで今回は、お酒の種類別に水割りの美味しい作り方をご紹介するので、ぜひマスターしてみてください。
まずは、どの水割りを作るときにも、決まったルールがあります。
このステップを欠かさずに行うことで、水割りの美味しい作り方に繋げることができますよ。
■基本的な水割りの作り方
①まずはグラス一杯に氷を入れ、マドラーでクルッとかき混ぜて一度グラスを冷やします。
②そして最初にお酒を適量入れ、マドラーでしっかりと混ぜてお酒を冷やしてください。
③氷が減ったと思ったら一度足し、水を足して軽く混ぜれば完成です。
グラスとお酒が冷えることで、とっても美味しい水割りになりますよ。
それではお酒別に、お酒と水の割合はどれくらいがいいのか見ていきましょう。
水割りと言えば、ウイスキーが人気です。
炭酸で割ったハイボールも美味しいですが、男性は水割り派が多いようですよ。
■ウイスキーの水割りの作り方
ウイスキーの水割りの黄金比率は、ウイスキー1:水2~2.5になるようです。
ですので、基本的な作り方の順番で、ウイスキー1:水2~2.5になるように作ってみてください。
氷が入るくらいの広さがあるグラスだと、初めての女性でも作りやすいです。
ウイスキーの飲み方の中には、「トワイスアップ」というものがあります。
トワイスアップとは、氷を一切使わず、水だけで割る飲み方のことで、ウイスキーの芳香を堪能したいという方から人気があります。
■トワイスアップの作り方
①グラスにウイスキーを注ぎます。
②ウイスキーと同量の水を注げば完成です。
氷で冷やす必要がないので、簡単に作れます。
常温のウイスキーと水を用意することで、「この女性は分かってる」と好印象を残すことができますよ。
水割りは、ウイスキーだけでなく、焼酎も定番ですよね。
この焼酎の水割りにも、美味しくなる黄金比率があります。
■焼酎の水割りの作り方
通常の焼酎のアルコール度数は25%で、美味しく飲める濃度にするなら、焼酎6:水4のロクヨンか、焼酎5:水5のゴーゴーが良いと言われています。
濃いめが好きならロクヨン、薄めが好きならゴーゴーで作ってみてください。
もっと薄めがいいなら、焼酎4:水6でもいいようなので、一度飲む方に濃いめがいいか薄めがいいか聞くようにするといいですよ。
水割りと言えば、ウイスキーや焼酎のイメージが強いかと思いますが、最近では日本酒の水割りも人気があります。
日本酒を水で割ることで、飲みやすくなるだけでなく、アルコール度数を下げることができるので、早酔いや悪酔い、二日酔いを防ぐことも期待できるのです。
■日本酒の水割りの作り方
日本酒の水割りの黄金比率は、日本酒8:水2だと言われています。
なぜなら、日本酒は通常15~16%ほどのアルコール度数で、水で割ることによって飲みやすいと言われているアルコール度数12%ほどにすることができるからです。
この割合を頭に入れ、グラスに氷を入れたら日本酒を入れ、最後に水を注ぎましょう。
水割りをもっと美味しく作りたいなら、「前割り」という作り方を試してみるのも◎。
この方法は、家に招待したときに焼酎を飲むときにおすすめの作り方です。
■前割りの作り方
飲む数日前に、焼酎を水で割っておくだけ。
1日でもいいですが、5日~1週間ほど冷蔵庫で寝かせることで、驚くほどなめらかな風味を味わうことができるそうです。
氷は入れず、焼酎6:水4の割合で混ぜておくといいですよ。
また、どの水割りでも言えることですが、作るときは水道水ではなく、ミネラルウォーターを使う方が美味しくなります。
特に軟水なら、ミネラル分が少ないので、お酒の旨味を損なわなくて済むようです。
美味しい水割りの作り方をご紹介しました。
ただお酒と水を入れるのではなく、お酒の種類に合わせてベストな割合を頭に入れておくことがポイントです。
あとはおもてなしの心で作り、美味しい水割りを飲ませてあげましょう!