ぱっちり二重は誰もが憧れるもの。二重でもハーフのような顔立ちに憧れる女性は「もっと二重幅を広げたい」と思っているのではないでしょうか。そこで今回は、二重幅を広げる5つの方法をご紹介します。
【目次】
二重幅を広げる方法を見ていく前に、まずは二重のタイプを見てみましょう。二重には大きく分けて「末広型タイプ」と「平行型タイプ」があります。
■末広型タイプ
目頭から目尻にいくほど二重幅が広がっていくタイプで、日本人に多いです。
つぶらな瞳が特徴で、ナチュラルな雰囲気が魅力的。
■平行型タイプ
目頭から目尻まで二重幅が一定なタイプで、欧米人のような印象的な目元になります。
メイク映えしやすく、ハーフ顔に見られやすいのが特徴です。
このように二重でも印象がガラリと変わってくるので、ぱっちりした目元に憧れる女性にとっては、平行型タイプの女性が羨ましく思うようです。
二重幅を広げるためには、どんな方法があるのか参考にしてみてくださいね。
奥二重とは、二重のラインはあるものの、そのラインの幅が狭かったり浅かったりすることで、まぶたが二重のラインに覆いかぶさっている状態のことです。覆いかぶさる皮膚が多いと一重のように見えてしまいます。
二重には末広二重と平行二重があることをご紹介しましたが、奥二重も二重の一種です。末広二重であっても、目元がむくみがちだったり目元に脂肪がつきやすかったりすると「自分は奥二重だ」と思っている人もいます。
「二重幅をもっと広げたい!」と思っている方も多いでしょう。二重幅を広げる方法は、メイク、マッサージ、整形などさまざまです。それぞれの方法について詳しく紹介します。
二重幅を広げる方法として多くの女性が取り入れているのが、メイクで広く見せることです。
直接的に広げる方法ではないのですが、ナチュラルな広い二重幅を目指すことができます。
■細いアイライン、もしくはダブルライン
アイラインを太く描くと二重幅も狭く見えてしまうので、まつ毛の隙間を埋めた延長線で細いラインを心がけましょう。
また、最近では目の錯覚を利用したダブルラインも人気です。
慣れるまで薄さや影のつけ方などが難しく感じるかもしれませんが、専用のものも出ているのでチェックしてみてください。
■淡い色のアイシャドウを選ぶ
濃いアイシャドウは引き締め効果があるので、二重幅も引き締めて細く見せてしまいます。
ブラウンでも淡いものや、肌馴染みのいいベージュ系を単色で使い、ナチュラルに決めることがおすすめです。
二重を作るときや、二重幅を広げるときに活躍してくれるのが、アイプチやメザイク、アイテープなどです。
アイプチは、専用ののりと細い棒を使って二重を作ることができるアイテムで、メザイクやアイテープはまぶたにテープを押し当てて二重を作ることができます。
どちらも二重幅を広げることができるので活用している女性も多いかと思いますが、目を閉じたときに目立ってしまったり、アイメイクがやりにくかったり、取れやすかったりすることがあります。
自分の肌や目元と相性がいいアイテムを見つけられるといいですね。
目元が疲れていると目の周りの筋肉が硬くなってしまい、重みに耐えられずに目が閉じてくる状態になってしまうことがあるそうです。
「目元が疲れている」というような印象にも見られてしまうので、目元にも疲れをため込まないことがポイント!
そこでおすすめなのが、ホットタオルやホットアイマスクで目元を温め、硬くなった筋肉をほぐして血流を良くすることです。
疲れが取れるだけで目元が軽くなり、自然とぱっちり開けられるようになるので、二重幅も広く見せることができます。
また、柔軟性が取り戻されたことで、メザイクなどのアイテムも使いやすくなりますよ。
まぶたの脂肪によって二重幅が狭くなってしまうこともあるので、マッサージをして目元をすっきりさせることもおすすめです。
マッサージをするときのポイントは、指の関節を使って眉毛のところにある骨を上へ押し上げるようになぞっていくことです。そうすることでまぶたの皮膚が持ち上がり、二重幅を広くしやすくすることができます。
ですが、目元はデリケートな部分なので、力の入れ過ぎには注意が必要です。
滑りを良くするためにクリームやオイルを使ったり、適度な力加減でマッサージしたりすることを心がけましょう。
マッサージの前にホットアイマスクなどで目元を温めておくと、より高いマッサージ効果を期待できると言われています。
二重整形をすることで、二重幅を広げることができると言われています。
しかし、幅が広すぎると食い込みやすくなったり、元に戻りやすくなったりするデメリットがあることも覚えておきましょう。
顔全体のバランスを見ながら、自分に似合う二重幅を見つけることが大切なので、二重整形を考えている女性はしっかり医師と相談しながら決めるようにしてくださいね。
二重幅を広げる上で注意したいことが2つあります。
■二重幅を広げ過ぎない
「二重幅が広いからいい」というわけではありません。
広くし過ぎずと、眠たい印象に見られてしまったり、不自然な目元になったりしてしまいます。また、まぶたのたるみに繋がってしまうことも。人によってベストな幅は異なるので、少しずつ広げていくことがポイントです。
■力を入れ過ぎない
まぶたはとってもデリケートな部分です。
アイプチなどをするときやマッサージをするとき、クレンジングをするときなどは力を入れ過ぎないように気を付けましょう。
次に、二重幅を広げるためのおすすめのアイテムを紹介します。
目の形や、まぶたの太さなどによって、二重幅を広げやすいアイテムは異なるので、ご自身にあったものを見つけてください。
汗や水に強い、ウォータープルーフ処方。グルータイプのアイテムです。きれいな二重まぶたを長時間キープできるのに、テカリが少なく自然な仕上がりに。刺激臭も無いので、使い心地がいいのも魅力です。ローズマリー葉エキスやカミツレ花エキスといった保湿成分も配合されています。
オイルクレンンジングでも落ちないほど強力なので、メイクオフするときはアルコールが含まれたクレンジング剤でふき取るようにしましょう。
100均アイテムなのにきれいな二重をしっかり作ってくれる、テープタイプの商品。肌色な上に細いので、目立ちにくいのもポイント。そのまま貼る他、伸ばしてより強力に二重を作ることもできます。失敗をしても惜しくないので、二重用アイテムの初心者にもおすすめです。
まぶた同士をくっ付けない、非接着タイプ。まぶたに塗って乾かすだけで、人工皮膜ができることでまぶたが折り込まれ、二重を作ることができます。
まぶた同士をくっ付ける商品に比べ、目を閉じてもナチュラルな仕上がりになる上、つっぱり感が無いので使い心地も快適。また、まぶたを引っ張らないので使い続けてもまぶたがたるんでくることもありません。
こちらも非接着タイプで折り込み式のアイテム。マットパウダーが配合されているため、テカリが抑えられていて肌に自然になじみます。また、強力ポリマーにより、まぶたに負担がかかりにくいのにきれいな二重を作ることができます。メイク時だけでなく、二重のクセ付けにも使えますよ。
アイプチやアイテープを使ったときに気になるのが、テカリ。このテカリによって、天然の二重ではなくアイプチ等で作った二重だということが他の人からも分かってしまいます。
そのテカリを消してくれるのが、このアイリッドマットコートです。テカリがある部分に塗ると、ナチュラルな二重に見せることができます。アイプチなど接着式のタイプだけでなく、非接着式のタイプにも使えますよ。
「メイクのときにいちいち二重を作るのが面倒」、「すっぴんになったときとの差が気になる」といった悩みがある人におすすめなのが、寝ている間に二重のクセ付けができるアイテム。
ナイトアイボーテⅡは高い接着力で、夜寝ている間もしっかりとクセ付けをすることができます。また、ボタンエキスやアルニカ葉エキスを配合し、翌朝目がむくむのも防いでくれます。その他、保湿成分(アルテア根エキス)やアレルギーを抑える成分(サクラ葉エキス)も含まれており、まぶたがかぶれにくいのもポイントです。
二重幅を広く見せたい場合、アイラインは細く入れるのがおすすめ。目を大きく見せようと太いアイラインを入れてしまうと、かえって二重幅は狭く見えてしまいます。
アイライナー ダブルラインエキスパートは極細の筆なので、思い通りの細さでラインを引くことができます。まつげの隙間など細かいところのアイラインも描きやすいものポイント。
次に、二重幅を広げて見せたいときのメイクで活躍してくれるおすすめコスメを紹介します。
二重幅を広く見せるには、まず目元が明るいことが大切。まぶたのくすみを取るため、アイシャドウベースを使いましょう。アイシャドウの発色が鮮やかになり、アイメイクの持ちも良くなりますよ。
excel(エクセル)のアイシャドウベースは、2種類の美容液成分を配合。アイシャドウの発色や色持ちをアップしてくれるだけでなく、乾燥しがちなまぶたに潤いを与えてくれます。
クリームタイプでしっかりまぶたにフィットするアイシャドウベース。肌の色に合わせて2色から選べます。くすみをクリアにしてくれるので、くすみのせいでアイシャドウが思い通りに発色しない場合におすすめです。
アイプチやアイテープなどを使って二重を作る場合、のりを塗ったところやテープが光って天然の二重ではないことがバレてしまうことも。できるだけ光らないように、アイシャドウはマットな質感のものを選びましょう。また、ベージュやブラウンなど肌なじみが良いカラーを使うのもポイントです。
CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトマルチアイズは、使いやすい5色がセットになったマットなアイシャドウ。5色ともパールもラメも入っていないので、ナチュラルでオフィスメイクにも最適です。
使う量が多いベースカラーは多めに、使う量が少ない締め色は少なめになっているので「アイシャドウパレットを買うといつも締め色だけ余ってしまう」という人にはぴったり。
大幅なリニューアルを経てパワーアップしたアディクションのザ アイシャドウ。99色ものバリエーションがある単色アイシャドウで、自分に合う色味が必ず見つかることが魅力です。
質感もパール(P)・スパークル(SP)・マット(M)・ クリーム(C)・ティント(T)と幅広く展開されており、質感違いで重ねることで目元に立体感が生まれます。
アイプチやアイテープを使っている二重幅の部分にはマットカラーを、まぶたの中央にはパールカラーを塗るなど、場所に合わせてお好みで選ぶのがおすすめです。
アイプチやアイテープを使わずにメイクだけで二重幅を広く見せたいなら、アイシャドウは膨張色のオレンジやベージュを。二重幅には締め色を使うのが定番ですが、ふんわりと優しく見える膨張色を使うと二重幅が強調されます。また、パールやラメで光を反射させると、より二重が広く見えますよ。
KATE(ケイト)のクラッシュダイヤモンドアイズ OR-1は、オーロラのようなパール感のあるベージュと、ダイヤモンドのようなきらめきのあるオレンジの2色のセット。ラメ感がきれいなオレンジを二重幅に塗ることで、二重幅を広くみせることができますよ。
なめらかにラインを描ける、スティックタイプのアイカラー。よれやすい二重幅にもフィットしてくれます。付けたてのカラーが長時間続くのも魅力です。伸びがよいので、二重幅に入れたあとにまぶたの上に向かって指でぼかすと、1色で簡単にグラデーションが作れます。
41 SIENNAはブラウンがかったオレンジで、ポップにならず大人っぽく使えますよ。
二重幅を広げたあとに上手にカバーするためには、アイシャドウのカラーはもちろん、マスカラでしっかりとまつ毛をカールしてカモフラージュするのもおすすめ。メイベリン ボリューム エクスプレス ハイパーカールは正面から見てしっかりとまつ毛が上がっているように見えるくらいカール力があるので、二重のりや二重テープを目立たないようにできます。
アイプチを使って二重幅を広げようとしても、なかなか広げることができなかったり、不自然になってしまったりと、難しく感じている人も多いのではないでしょうか。
次に、アイプチのタイプ別の使い方について解説します。
まぶたをくっつける接着式のアイプチを使って二重幅を広げる方法は、次の通りです。
■1.二重幅を決める
プッシャーでまぶたを押し上げながら、二重幅を決めます。目を開いたり、閉じたりして綺麗に見える二重幅を探しましょう。
■2.アイプチを塗る
決めた二重幅に沿ってアイプチを塗ります。付けすぎると不自然になるため、薄く塗るのがポイントです。
■3.プッシャーで二重のラインを作る
アイプチが半透明になったら、プッシャーで二重幅を押してラインを作ります。理想の二重幅になるようにまぶたをくっつけましょう。
■4.乾くまで待つ
完全に乾かしたらOKです。
非接着式のアイプチは膜を作り、その上にまぶたを被せて二重のラインを作るアイテム。折り込み式のアイプチとも呼ばれています。非接着式のアイプチで二重幅を広げる方法をチェックしていきましょう。
■1.二重幅を決める
プッシャーでまぶたを押し、理想の二重幅を見つけます。
■2.アイプチを塗る
理想の二重幅のすぐ下にアイプチを塗ります。ムラなく均一に塗るのがポイントです。
■3.完全に乾かす
透明になるまでアイプチを乾かします。焦ると綺麗に仕上がらないので、注意してください。
■4.完全に乾いたら二重を作る
アイプチが完全に乾いたら、プッシャーでゆっくりと二重のラインを作ります。二重のラインがくっきりとしない場合は、アイプチを重ね塗りして乾かしてからもう一度二重を作りましょう。
アイプチで二重幅を広げる時は、あらかじめまぶたに付いた皮脂や汚れを取っておきましょう。皮脂や汚れが残った状態でアイプチを使うと、粘着力が低下して綺麗に仕上がらず、すぐに二重幅が元に戻ってアイプチだとバレます。
皮脂や汚れを落とす時は、ティッシュやコットンで軽くふくだけでOK。オイリー肌の人は、ふき取り化粧水やリキッドクレンジングを使うのもおすすめです。
アイプチで二重幅を広げたとバレたくない人は、アイシャドウを上手に使いましょう。肌に馴染む色のブラウンやベージュのアイシャドウをのせると、アイプチのテカリや白さが抑えられて、ナチュラルに見えます。
長時間、綺麗な二重幅をキープしたいなら、密着力の高いジェルタイプのアイシャドウを使うのがポイント。指でトントンと優しくのせると、メイクの時にアイプチが取れてしまう心配もありません。
二重幅を広げると、目が大きく見えますが、その分アイプチは取れやすくなります。また、二重幅を目の幅よりも太くすると、アイプチを使っても皮膚同士がくっつかず、自然な二重幅になりません。
半開きのような不自然な目になってしまうこともあるため、二重幅を広げすぎるのは避けましょう。
どこかだけ厚く塗ってしまうとヨレやすくなったり取れやすくなってしまったりする可能性があるため、アイプチは均等に薄く塗るのがポイントです。
本記事では、二重幅を広げる方法について解説しました。メイクで広げてみせることもできますが、マッサージやアイプチなどを使って二重幅を広げる努力をコツコツ続けて二重幅が定着してくれたら嬉しいですよね。注意点も意識しながら、憧れの目元を目指して頑張っていきましょう。