一日着用していたネクタイは、シワがついてしまいますよね。今回は、ネクタイのアイロンがけの方法やテカリを予防するコツをご紹介します。アイロンがけの頻度を減らす方法もご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
【目次】
男性へのプレゼントとして人気のあるネクタイは、仕事でスーツを着用する方にとっては欠かせない物でもあります。ネクタイは、その日の気分によって変えたり、「大事な商談がある日はこの勝負ネクタイ」と決めている方もいます。さまざまなカラーやデザインを揃えている男性は多いですよね。
また、顔の周辺にあるネクタイは、オシャレアイテムとしてだけでなく、相手に良い印象を持ってもらうためのビジネスアイテムの一つでもあります。したがって、汚れやシワのないきれいなネクタイをしていることは、相手に好印象を与えるポイントでもあります。
ネクタイは、1日締めていると、結び目の跡がシワとなってしまいます。ネクタイのアイロンがけは、自宅でも簡単にかけることができますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
しかし、毎日アイロンがけをしてしまうと、生地が熱によって傷むのが早くなってしまったり、テカリが出てしまう可能性がありますので注意したいですね。
■強くかけない
ネクタイのアイロンがけは、毎日行わずに、シワが目立つような場合に行うのがおすすめです。また、シャツにアイロンがけをする場合とは違い、ネクタイのアイロンがけは、ネクタイを潰してしまわないように、ふんわり仕上がるようにするのが理想的です。
したがって、ネクタイにシワがくっきり入ってしまっている場合は、家庭でのアイロンがけではシワの伸ばすことができない場合もありますので、クリーニング店にお願いしてみましょう。
■温度に注意する
また、アイロンがけをする場合は、ネクタイの素材にも注目しましょう。
ネクタイは、ポリエステルのような化学繊維を使用しているものの他にも、ウールやシルク、レーヨン、綿や麻素材を使用しているものもあります。
アイロンがけをする前にネクタイのタグを確認して、適度な温度でアイロンがけをするようにしましょう。
ネクタイは、スーツやスラックスなどと同じように、デリケートな素材でできています。したがって、一般的には、ネクタイの上から当て布をして、できれば低温でかけるようにすると、生地を傷めたりテカらせてしまうのを予防できます。
当て布をしなかったり、高温でアイロンがけをしてしまったり、当て布をしないと、生地を傷めてしまったり、テカリの原因になりますので注意しましょう。
ネクタイのアイロンがけは、自宅でも簡単にできます。
ポイントは、スチームアイロンの蒸気の力を利用するところです。アイロン台がなくてもシワを伸ばせる衣類スチーマーを利用するのもおすすめです。
当て布は、ネクタイと同じカラーの綿100%の無地のハンカチを利用するのもおすすめです。
①まずは、ネクタイの裏側を表にして、アイロン台の上に広げ、軽くシワをのばします。
②ネクタイの上に当て布を重ねます。
③ネクタイのタグを確認して、アイロンの温度を適温に合わせます。一般的には、天然素材やデリケートな化学繊維は低温(80度〜120度)で行います。
④アイロンのスチーム機能を使用して、スチームを噴射しながら、アイロンをネクタイから少し浮かせるようにして近づけます。アイロンの跡がくっきりつかないようにしましょう。アイロンの熱とスチームをネクタイに伝えるようなイメージです。
ただし、スチームの水滴がネクタイに落ちてしまないように、様子を見ながら行いましょう。
⑤ネクタイにスチームを当てたら、アイロンを一度置き、当て布を外して手で優しくシワを伸ばしていきましょう。
⑥アイロンを当てる場合は、ネクタイの両サイドに菜箸を入れます。ネクタイの裏側から軽くアイロンを当ててシワを伸ばすと、ネクタイがふんわり立体的に仕上がります。
⑦ネクタイの表側のシワが気になる部分は、ネクタイの中に丸めた新聞紙を入れて、当て布で多い、上から軽くアイロンを当てましょう。
⑧シワが伸びたら、ネクタイをハンガーにかけて乾燥させます。しばらくしたら平置きで休ませます。
お出かけ先や出張先で、アイロンやアイロン台などのシワを伸ばす道具がない場合でも、ネクタイのシワを軽減させることができます。
まずは、毎日同じネクタイは使用せず、一日着用したネクタイはまずはハンガーに吊るして一日干しておくと、汗も乾燥させることができますし、シワも自然と伸びていきます。
また、ハンガーにかけて休ませたネクタイは、平置きか丸めて収納し、数日程度は休ませるようにすると、お気に入りのネクタイを長く使用することができます。ネクタイをハンガーにかけて収納すると、ネクタイ自体の重さで生地が伸びてしまいます。
その他にも、ネクタイをバスルームに干して、蒸気の力でシワを伸ばすことができます。
お風呂上りにネクタイを1時間ほどバスルームに吊るしておくだけで、ほんのりとネクタイが湿り、シワが軽減されますよ。後はバスルームから出して、乾燥させればOKです。
また、市販のシワ取りスプレーを使用する方法もありますが、シルク素材には使えない場合もありますし、吹き付けすぎてしまうとシミになることもありますので注意しましょう。
サッとスプレーするだけで、アイロンなしでシワ取りしてくれるTHE AUNDRESS(ザ・ランドレス)の「クリースリリース」は、綿、麻、シルク、ウールなどに使用できるのが魅力です。
ネクタイのような頻繁に洗濯できないものにも、リッチな香りもプラスしてくれるのが嬉しいですね。
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ネクタイのアイロンがけは、立体感が出るように仕上げるのがポイントです。低温とスチームの力でシワを伸ばすのがおすすめです。頻繁にアイロンがけをすることもネクタイを傷めてしまう原因になりますので、毎日のケアでネクタイのシワを軽減させていきたいですね。