オイル美容が注目されている中で、ココナッツオイルというオイルが注目を集めています。ココナッツオイルは食べてもよし、肌に塗ってもよしだといわれています。ココナッツオイルの効果や選び方、正しい使い方についてご紹介します。
ココナッツオイルを使うことで得られる肌への効果についてご紹介します。
■油分のバランスを整える
ココナッツオイルを使うことで、油分のバランスを整えることができます。ココナッツオイルは分子が細かいので肌に浸透しやすいといわれています。そのため、肌の油分のバランスを効率よく整える効果が期待できます。
■エイジングケアができる
ココナッツオイルには抗酸化作用があります。酸化を防ぐことができるので、肌のシミやくすみを事前に予防する役割をします。ココナッツオイルを使ってケアをすることによって、年齢に負けないようなケアをすることができます。
■ニキビを防ぐ
ココナッツオイルには殺菌作用がある成分が含まれています。ラウリン酸というもので、高い殺菌作用があることから、ニキビの原因となる菌を撃退してくれる役割があります。
肌に使うココナッツオイルの選び方についてご紹介します。
■メイク用ココナッツオイルを使う
ココナッツオイルを選ぶ時は、肌用のものを使うようにしましょう。食用として売られているものではなく、メイク用に使えるココナッツオイルを使うことが大切です。
メイク用として販売されているものは、肌への負担を最小限に抑えた作りになっているので、安心して使うことができます。
■オーガニックのものがおすすめ
ココナッツオイルは、できるだけオーガニックのものを使うようにしましょう。オーガニックで作られたココナッツオイルを使った方が、肌には安心です。できるだけ品質が保証されたココナッツオイルを使うことがとても大切です。
ココナッツオイルを使った肌ケアの方法についてご紹介します。
■基本の使い方
ココナッツオイルは20度以下になると固まる性質を持っています。そのため、固まった状態の場合はとかして使う必要があります。ティースプーン1杯分を手のひらに乗せて、両手を使って温めていきます。すると段々とココナッツオイルがとけてきて、手のひらになじんでいきます。
手のひら全体に乗せたら、肌に乗せていきます。優しく顔を手のひらで包んでいくようなイメージで乗せていくようにしましょう。ゆっくり丁寧にプッシュするように乗せると、肌になじみやすくなります。
ココナッツオイル自体はそこまでべたつきを感じないものなので、しっかり浸透させれば、素早くなじんでくれますよ。
■マッサージオイルとして使う
ココナッツオイルはオイルでありながら、重たさをそこまで感じないので、マッサージオイルとしてもおすすめです。手のひらに500円玉ほどのココナッツオイルを取り、手のひらでとかしていきます。
ある程度とけたら、顔全体に塗り広げていきます。ある程度厚みがあった方が、肌への負担になりにくいので、量を多めに乗せてマッサージをしていくようにしましょう。
■ボディにも使える
ココナッツオイルはボディにも使うことができます。手のひらにできるだけ多めの量を乗せて、とかしてから体全体になじませていきましょう。保湿力がとても高いので、乾燥が気になる部分には特にしっかり塗りこむようにしましょう。
ココナッツオイルを肌に使う時の注意点についてご紹介します。
■食用は使わない
ココナッツオイルはできるだけ食用のものは使わないようにしましょう。食用として使えるものなら、肌にも使えると思っている人は多いですがそれは違います。食用のココナッツオイルには少なからず不純物が混ざっています。
食用に含まれている不純物というのは、体の中で消化されるので問題ありませんが、肌に対しての影響はあまり良いとはいえません。肌のことを考えて作られているものではないので、安心して使用できるというわけではありません。
食用のココナッツオイルは簡単に手に入りやすいですが、そういった危険性があるのでできるだけ使わないようにしましょう。
■肌が弱い人は注意
ココナッツオイルはオーガニックコスメだから誰が使っても大丈夫だと思っている人がいるかもしれませんが、それは全くの誤解です。オーガニックだからといって肌に優しいとは限らないのです。だからこそ、肌がもともと弱いという人には注意が必要です。
肌が弱い人でココナッツオイルを使うという場合は、なるべくパッチテストを受けた上で使うようにしましょう。
ココナッツオイルを肌に使う効果についてご紹介しました。オイル美容に関心が集まっていますが、ココナッツオイルを肌に使う方法も人気を集めています。お手軽にできる美容法なので、ぜひココナッツオイルを肌に使ってみてはいかがでしょうか?