シミ取りクリームの効果は？おすすめ商品やシミのメカニズム

シミができるメカニズムとは？

シミは一体なぜできるのか、基本的なシミのメカニズムについてご存知でしょうか？まずはじめに、シミができる原因について詳しくご紹介します。

■シミの元は表皮の1番下で作られる
シミとは黒い色素が皮膚に作られている状態のことを言います。実際にシミができている部分は、表皮の最も下の部分にあたる基底層という所です。表皮は4層でできていて、上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっています。

この基底層の部分には、メラノサイトと呼ばれるメラニンを作り出す細胞が存在しています。この部分からシミは作り出されていきます。

■シミの原因は紫外線がほとんど
シミの原因となるのが、ほとんどの場合が紫外線です。紫外線が肌に直接あたることで、メラノサイトが働きだします。メラノサイトの中にあるチロシンが酵素であるチロシナーゼによって、メラニンへと変化していきます。

メラニン自体はまだ色が付いていない状態で、通常であれば皮膚のターンオーバーによって剥がれ落ちていきます。

■メラニンが過剰に作られるとシミになる
メラニンは紫外線に当たることで、作られていきます。過剰に紫外線を浴びてしまうことで、メラニンはどんどん作られることになります。どんどん作られたメラニンは肌へと居座り続け、そのまま色素沈着が起こってしまいます。

この色素沈着が起こった状態のことをシミといいます。

シミ消しクリームには効果はある？

美白と謳っている化粧品はたくさんありますよね。その中でもシミに効果がありそうなクリームというのも、たくさんの種類があります。そういったシミ消しクリームというのは、本当にシミに効果はあるのでしょうか？

市販されている化粧品の中でシミを消すことができるものは、残念ながら存在しません。きれいにシミを消したいのであれば、医療行為に頼ることが1番になります。

それでは美白と書かれているものや、シミに効果があると書かれている化粧品にはどういった効果があるのでしょうか？美白化粧品とは、肌のくすみを少なくし透明感を上げるものや、今あるメラニンの働きを抑えるものがほとんどです。

シミを消すことはできませんが、中にはシミを薄くする効果が期待できる商品もあります。シミを化粧品で薄くするためには、肌のトーンを上げるか、シミに少しずつアプローチしながら薄くするかのどちらかです。

シミに効くクリームの選び方

シミに効果があるといわれるクリームを選ぶ際には、どういった点を注意した方が良いのでしょうか？シミクリームの選び方についてご紹介します。

■シミ予防ができるか
シミ対策として最も重要になってくるのは、メラニンの生成を抑えることができるかどうかです。美白と書かれている化粧品には、メラニンの生成に特化せずに、肌のくすみを抑えることで透明感を上げる商品もあります。

これ以上シミを増やしたくないのであれば、シミ予防できるアイテムを選ぶようにしましょう。

■コスパはいいか
シミ対策のコスメは、1日2日使っただけで効果がわかるものはほとんどありません。長期的に使用することで、効果を実感できるものがほとんどです。そのため、長期的に使用できる値段かどうか、というところがとても重要になります。

自分が続けやすい値段のもので、選ぶようにしましょう。

■薬用や医薬部外品
シミ対策コスメの中には、薬用や医薬部外品と書かれているものがあります。薬用や医薬部外品というものは、予防に特化して作られているという特徴があります。薬のように治療できるものではありませんが、シミを予防することができる成分が配合されています。

美白と書かれていても、シミに直接アプローチしないものもあるので、必ず表示と成分を確認するようにしましょう。

おすすめのシミクリーム【1】小林製薬(こばやしせいやく) 薬用ケシミンクリーム

小林製薬のケシミンクリームは、ビタミンC誘導体を隅々まで浸透させる美容液です。メラニンの生成を抑えシミやそばかすを防ぎます。血行を促進するビタミンE配合で、健やかな肌へと導きます。

おすすめのシミクリーム【2】POLA(ポーラ) ホワイトショットRX

POLAのホワイトショットRXは、くすみやゴワついた肌を柔らかくするジェルクリームです。医薬部外品でメラニンの生成を抑えます。ジェルのテクスチャーが、肌に気持ちよくなじみます。

おすすめのシミクリーム【3】ASTALIFT(アスタリフト) クリーム(美白クリーム)

ASTALIFTのクリームは、アルブチン配合のクリームです。メラニンの生成を抑えながら肌に透明感を与えます。軽やかなクリームで、潤いのあるもっちりとした肌へと導きます。