指先にささくれができたことがある人はほとんどだと思いますが、一体何が原因で起こるのでしょうか?さらにささくれができてしまった時にはしっかり対処する必要があります。ささくれの原因や予防する方法までご紹介します。
ささくれの原因としてもっとも考えられることは、指先の乾燥です。手先は他の部分に比べると水に浸かる機会が多く、水分や油分が奪われやすいです。そのため、しっかり保湿ケアを行わないとささくれができてしまいます。特に洗濯や料理など、水を使う機会が多いと指先が乾燥しやすくなります。
また、ささくれはネイルケアが原因で起こることもあります。マニキュアやジェルネイルを落とす時に使うリムーバーは脱脂力が高いため、頻繁に行うことで手先が乾燥しやすくなってしまいます。乾燥してしまった指先をそのままケアせずに放置してしまうと、ささくれができることになります。
さらに、ささくれは食生活が影響してできてしまうこともあります。爪を作るたんぱく質が不足したり、再生を助けるビタミンやミネラルが不足してしまったりすることでささくれができてしまいます。
ささくれができてしまったら、一体どのように対処すればいいのでしょうか?おすすめの方法をご紹介します。
■無理矢理引っ張らない
ささくれができてしまった時にもっともやってはいけないことは、無理矢理引っ張ることです。ささくれ部分は皮膚が剥がれた状態になっているので、そこを無理矢理引っ張ると傷になってしまう可能性が高いです。血が出てしまい状態が悪化してしまうことが考えられるので、絶対に無理矢理引っ張らないようにしましょう。
■キューティクルニッパーで切るのが1番
ささくれができてしまった時は、余計な皮膚まで引っ張らないようにするためにカットするのが1番です。もっともおすすめなのは、ネイルで使用するキューティクルニッパーです。キューティクルニッパーは甘皮処理などに使われるはさみのようなもので、細かい部分まで正確にカットすることができます。
キューティクルニッパーがない場合は、爪切りでもOKです。皮膚から剥がれているささくれ部分を根元からカットしましょう。ささくれが残っている部分が長すぎると引っかかって出血しやすくなります。深くまでカットしすぎてしまうと皮膚から血が出てしまうこともあります。ささくれの根元の部分からしっかりカットするようにしましょう。
■絆創膏などで保護する
ささくれを根元からしっかりカットしたら、絆創膏などで保護するようにしましょう。ささくれの部分は傷と同じです。この部分にばい菌が入ってしまうと、さらに悪化してしまう可能性があります。傷が治るまでは絆創膏でしっかり保護するようにしましょう。
ささくれの原因をなくすために日常生活の中で気をつけたいことについてご紹介します。
■水仕事は手袋を使う
ささくれの1つの原因でもある洗剤や水仕事の負担を減らすためには、手袋を使うのがおすすめです。食器洗い洗剤は洗浄力が高いので、指先の負担になりやすいです。ささくれを予防するためにも、できるだけ水仕事をする時は手袋を使うようにしましょう。
■パソコンを酷使する人も注意
ささくれは乾燥が原因で起こりますが、乾燥した状態で指に刺激を与えることもよくありません。特にパソコンを使った仕事をしている人は要注意です。指先にたくさん刺激を与えることによって、指先の乾燥は悪化してしまいます。パソコンを頻繁に使うという人も、しっかり保湿ケアを行うようにしましょう。
■お風呂にしっかり浸かる
ささくれを予防するためにはお風呂にしっかり浸かることも重要です。体の血流が悪いと、指先までしっかり栄養が行き渡らないこともあります。それを防ぐためにも、お風呂にしっかり浸かり指先まで温める習慣をつけることがおすすめです。
ささくれの原因をなくすためのネイルケアについてご紹介します。
■ネイルを頻繁に変えない
ささくれを作らないようにするためには、ネイルを頻繁に変え過ぎないことが重要です。ネイルを落とすという行為は指先にとって負担になります。指先の乾燥が起こりやすくなるので、使用頻度に気をつけるようにしましょう。
■手を洗ったらハンドクリームをつける
ささくれを作らないようにするためには、ハンドクリームをつける習慣をつけることが大切です。指先は手を洗う度に水分や油分が失われるので、手を洗ったら必ずハンドクリームをつけるようにしましょう。
■ネイルオイルをつける
ハンドクリームでのケアは日常的に行う必要がありますが、それ以外にもネイルオイルでケアをするのもおすすめです。ネイルオイルはハンドクリームよりも保湿力があり、指や爪などに特化して作られているものです。1日に1回~2回でいいのでネイルオイルをつける習慣をつけると、ささくれができにくくなりますよ。
ささくれの原因についてご紹介しました。いつも何となくできているささくれですが、ほとんどの場合は乾燥が原因となっています。指先を保湿する習慣をつけて、ささくれのない美しい指先を保ちましょう。