お互いにマンネリを感じたり、嫌な部分ばかりが目についてしまう倦怠期は、カップルの別れの危機になってしまうこともありますよね。そこで今回は、倦怠期の上手な乗り越え方をご紹介します。
【目次】
カップルに訪れる倦怠期は、カップルに必ずしも訪れると言ってもいい、マンネリを感じる時期です。
付き合ってすぐは、何もかもが新鮮で、楽しかった会話やデートに慣れてくると、一緒にいることに飽きてきたり、退屈を感じる事もあります。
また、付き合い始めのドキドキわくわくした気持ちが落ち着いてくると、今までは見えていなかったような、相手の嫌な部分や自分とは合わない部分が見えてくるのも倦怠期の特徴です。
倦怠期の症状がひどくなってしまうと、顔を見たり、一緒にいるだけでイライラしてしまったり、他の人に浮気心が出てしまったりすることもあり、別れの原因になることもあります。
■倦怠期の時期や期間は?
倦怠期は、何度も訪れるカップルもいれば、あまり倦怠期を感じないカップルもいて、それぞれの性格や付き合い方によっても、訪れる時期や期間に差があります。
付き合いてたてのドキドキ感が落ち着いてくる3ヶ月や半年の時期や、1年のイベントを一通り済ませて、お互いに慣れてくる付き合って1年の時期が、倦怠期が訪れやすい時期です。また、大人の女性にとっては、結婚を意識し始める、付き合って2年目や3年目などの節目の時期も、倦怠期が訪れやすいタイミングですね。
また、倦怠期の期間も様々で、人によっては1週間程度の場合もありますが、2、3ヶ月続く場合もあります。
倦怠期の原因となる理由で多いのが、相手に慣れてきたり、飽きてしまってマンネリを感じる事です。
デートをしても「楽しい」「幸せ」と感じる事ができない場合は、原因を解消してみましょう。
■デートプランのマンネリを解消
例えば、デートプランがいつも同じようなコースだったり、新鮮味がないと、退屈を感じるのは当たり前です。
お互いの好きな事がわかっているからこそ、デートは二人が気に入っている場所に行ったり、好きな事をしたりと、ワンパターンになってしまいます。
普段インドア派の方は、思い切って近場に観光に行ったり、新しくできた話題のお店に足を運んでみましょう。
外デートが多いカップルは、おうちで二人で簡単なパスタやおつまみを作って、お酒を飲んだり、DVDを観ながらリラックスして過ごすのも良いですね。ゆっくり過ごせる温泉宿でまったり過ごしてみるのもおすすめです。
特に旅行は、近場の旅行先や日帰りでも、カップルの刺激になりますよ。
付き合う前や付き合った最初の頃にデートした場所に行って、ドキドキした気持ちを思い出すのもおすすめです。
■共通点を増やす
スポーツや習い事、ゲームやDIYなど、新しい趣味を始めて、共通点を増やすことも、会話のきっかけになるので良いですね。
■外見をイメチェン
付き合って信頼関係ができてくると、家族のような関係になり、恋愛相手としては魅力を感じなくなることもあります。付き合って行く内に相手に慣れてくるのは当たり前ですが、恋愛相手として刺激がなくなると、マンネリを感じる事もあります。
いつも同じようなメイクやファッションになってしまったり、つい楽な恰好になってしまう方は、思い切ってフェミニンなファッションにチャレンジしてみましょう。メイクを変えたり、ダイエットするのも、定番ですが効果的です。
マンネリを感じてしまうのは、相手への安心感も原因です。イメチェンして素敵になったあなたに、他の男性からアプローチがあるかもしれないと思うと、彼氏の危機感も刺激され、倦怠期の解消にも役立ってくれます。
また、彼氏のファッションをコーディネートしたり、一緒に美容院に行ってイメチェンさせるのも、彼氏にもう一度ドキドキして、倦怠期を抜け出すきっかけにもなりますよ。
相手の嫌な部分が目につくようになり、一緒にいても楽しくないと感じる事も、倦怠期の原因です。付き合っている内にわかってくる相手と合わない部分が気になり、中には、お互いにダメ出しをし合って、お互いを傷つけあってしまうこともあります。
■少し距離を置く
相手の嫌な部分が気になるようになるのは、気持ちが落ち着いて安定してきたことが原因です。
そんな時は、無理にデートをせず、友達と遊んだり、趣味の時間を増やすなど、気分転換する時間を作ってみましょう。
電話やLINE、メールなどで連絡を取る頻度も少なくしてみましょう。
相手の事を嫌だと思うと、余計に嫌な所が目についてしまうこともありますので、冷静になる時間は必要です。
彼氏と会わない時間を作ることで、彼氏の大切さに気付くこともできます。
■彼氏の良い所を思い出す
彼氏の良い所や尊敬できる所、自分と合う所などを、もう一度リストアップしてみましょう。そうすることで、今の彼氏の好きな所を改めて再確認することができますし、誰とでも合わない部分が多少はあることを再認識できます。
また、彼氏の良い所や尊敬している所を褒めたり、感謝の気持ちを言葉に出すような接し方を意識することも、気まずい雰囲気の倦怠期におすすめの対処法ですよ。
また、オトナカップルの場合、結婚話が進まないことも、倦怠期の原因になります。
付き合いが安定してくれば、結婚を考えるのは自然な流れです。
しかし、
・お互いの仕事が忙しかったり、遠距離恋愛などで、結婚話が先延ばしになっている
・彼氏がなかなかプロポーズしてくれない
・彼氏の事は好きだけど結婚したいかわからない
など、人生を決める一大イベントの結婚は、お互いに意見や感覚、タイミングなどが合わないことも珍しくありません。
したがって、「相手の事は好きだけど、このまま付き合っていていいのかわからない」というようなモヤモヤした気持ちが、倦怠期の原因になることがあります。
■結論を焦らない
そうは言っても、結婚については、人生を左右することなので、焦って結論を出すのは危険です。
後悔しないためにも今だけでなく将来も見据えて、自分がどうしたいかを考えることは必要です。すぐに結論を出すことはできなくても、自分の中で期限を設けるのも一つの方法です。
また、彼氏と話し合う機会を作ることも必要ですね。
倦怠期は、うまく乗り越えることができれば、カップルの絆を深めるきっかけにもなります。しかし、言動によっては、お互いの溝がさらに深くなってしまうこともあります。
■意見を押し付けない
例えば、彼氏の嫌な所が目についた時や、彼氏との話し合いをしている時に、自分の意見ばかりを話したり、意見を押し付けてしまうのはNG。
男性の中には、感情的になって言い合いをするのが苦手な人や、話し合い自体が面倒だと感じる人もいます。いつもガミガミ言われるようになると、話し合いや、デート自体を億劫だと感じてしまいます。
もし、彼氏に何か伝えたい場合は、彼氏の考えや気持ちを聞きながら、提案するような形で伝えるようにしたいですね。
■スキンシップを拒否しない
また、イライラしている倦怠期は、彼氏が甘えてきたり、スキンシップをしようとすると、余計にイライラしてしまうこともあります。
しかし、その時の感情で彼氏を拒否してしまうと、彼氏のプライドが傷ついてしまいますし、彼氏の方の気持ちが冷めるきっかけにもなりかねません。
たとえ喧嘩中でも、彼氏を冷たい態度であしらうような行動は控えた方が良いですね。
■「好きかわからない」と言わない
また、倦怠期中だからといって「好きかわからなくなった」「別れたいのかも」などのような、相手を拒否するような言葉を言うのもNGです。
何かあるたびに別れを暗示されると、気が休まらないですし、信頼関係も壊れていきます。
倦怠期は、ある日突然抜け出すことができることもあります。
彼氏と距離を取る場合は「仕事が忙しい」「友達との約束がある」「家族に用事を頼まれてる」などと理由をつけて、必要以上に心配をかけないようにしたいですね。
カップルに必ずといっていいほど訪れる倦怠期は、上手に乗り越えることで、より絆を深めることができるチャンスに変わります。倦怠期が訪れてしまった時は、焦らず、もう一度二人の関係を見つめなおすことから始めてみましょう。