ウクライナに観光に行くときの服装や、過ごし方のポイントは?季節別のおすすめコーデ例や、観光するときの注意点、おすすめの観光地などをご紹介します。気候が日本とは全く異なるウクライナを快適に過ごすための服装ポイントをチェックしましょう。
【目次】
■治安や注意点
“ウクライナ”と聞くと、なんとなく「危険な地域」だというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
確かに危険な地域はありますが、首都のキエフをはじめ治安も問題ないエリアにおいては、普通に観光を楽しむことができます。
ロシアが占領しているクリミア半島や、情勢が不安定だとされる東部地域(ルガンスク・ドネツク・ハリキフ)には行かないようにしましょう。
首都のキエフは近代的な建物も多く、治安も落ち着いているエリアです。
繁華街は夜でもにぎわっていて、街歩きを楽しむこともできます。
とはいえ、物乞いや客引き、置き引きやスリなどには注意が必要です。
日本と同じ感覚ではなく、一般的な海外旅行程度の防犯意識を持ちましょう。
■平均的な気候
(※最高気温/最低気温)
1月 -2° / -7°
2月 0° / -6°
3月 5° / -2°
4月 14° / 5°
5月 21° / 10°
6月 24° / 14°
7月 25° / 15°
8月 25° / 14°
9月 19° / 10°
10月 12° / 4°
11月 5° / 0°
12月 0° / -5°
ウクライナは冬の寒さがとても厳しく、1月や2月の最高気温は氷点下。
冬に行くなら、厳重レベルの防寒コーデを身につけましょう。
10月ごろから4月中旬くらいまでは、日本の感覚で言うと冬くらいの気候だと捉えたほうがベター。
夏は最高でも25度前後なので、過ごしやすい季節になります。
4月~10月くらいが旅行のハイシーズンで、特に5~6月や9~10月くらいが人気の時期です。
■有名な観光地
・聖ソフィア大聖堂
中世ヨーロッパ建築の中でも、最も大きい建物のひとつと言われています。
美しい色彩の装飾や、石やガラスでできたモザイク手法などが見どころで、1990年に世界遺産に登録されました。
・恋のトンネル
写真でも紹介している、草木が生い茂る緑のアーチです。
クレーヴェンとオルツィブを結んでいる鉄道で、 映画『クレヴァニ 愛のトンネル』の撮影場所として有名になりました。
“手をつないで歩いたカップルは永遠に結ばれる”や、“電車が通る時にキスをすると、願い事がかなう”など、さまざまな伝説があるパワースポットになっています。
季節ごとに紅葉などの雰囲気も楽しめて、なんともフォトジェニックで幻想的な場所です。
ウクライナの3月ごろは最高気温が5度程度なので、日本の感覚で言うと春というよりもしっかり冬らしい服装がおすすめです。
ロングコートやニットなどで、暖かい服装をしましょう。
ウクライナの4月ごろは、3月に比べるとグッと気温も上がってきて、最高気温は14度前後。
トレンチコートなどの軽めのアウターやニットなどの服装で体温を調節しましょう。
ウクライナの5月ごろは、最高気温が21度で最低気温が10度とだんだん過ごしやすくなり、旅行シーズンとしても最適な時期に。
軽めのアウターを用意しておき、日中暑さを感じたらアウターを脱いで過ごせる服装にしましょう。
ウクライナの夏は6月~8月を通して、最高気温が25度前後・最低気温が15度前後の気候が続きます。
日中と朝晩の気温差があるので注意が必要です。
ウクライナの夏は、日中であれば半袖の服装で快適に過ごすことができます。
夏としては涼しく過ごしやすい気候です。
日中は過ごしやすい気候のウクライナですが、朝晩の服装には注意が必要です。
半袖の上から保温性のあるカーディガンなどを羽織るなど、冷えないように対策しましょう。
秋に入ったウクライナは、9月になると平均最高気温が5度ほど下がり、19度前後になります。
10月に入るとさらに下がり、12度前後に。
寒いと感じる日が増えてきますので、残暑という感覚はなしに、そのまま秋冬の服装に移行していきましょう。
ウクライナでは11月になると、気温がぐっと下がって最高気温は5度前後に。
最低気温は0度前後とかなり寒くなりますので、しっかり冬を意識した服装がおすすめです。
ロングコートやパーカーなどを重ね着して、風と寒さをしのぎましょう。
ウクライナに本格的な冬がやってくる12月。
最高気温は0度前後、最低気温は-5度前後とかなり寒くなってくるので、しっかりと防寒できる服装を。
寒さに弱い人は特に、登山メーカーなどが出している本格的な防寒着などがおすすめです。
ウクライナは1月ごろになると、常に氷点下であることが当たり前な日が続きます。
大げさすぎるほど防寒できる服装をしておきましょう。
防寒機能の高いダウンのアウターや、保温性があるインナーやレッグウェア、マフラーやニット帽などで最大限の防寒を。
今回は、ウクライナに行くときの服装や、おすすめのコーディネート、過ごし方のポイントなどについてご紹介しました。見どころが満載で、今後の人気がどんどん上がっていきそうなウクライナ。過ごしやすい服装で、観光を楽しみましょう。