バブル時代のファッションが再来!景気が良く世の中が元気だった時代の女性達は、独特のメイクやファッションに身を包んでいました。リバイバル中のバブルファッションの特徴やコーデの作り方をチェックしてみましょう。
【目次】
■バブルファッションの特徴
一番の特徴はシルエットです。基本的にボディーラインが強調されるようなシルエットのアイテムが人気で、露出も多め。
「ボディコン」と呼ばれるタイトなワンピースを着てディスコで踊るのがバブルの象徴であるように、セクシーな服装が主流。足元はもちろんハイヒール。
肩パットが入ったトップスで上半身を大きく見せることで、ウエストをキュッと細見せするのも特徴です。
アクセントとして、派手めなデザインのスカーフをプラスしたり、ハイブランドのチェーンバッグをこれみよがしに持つのがステイタス。
ヘアスタイルは、ロングソバージュにすだれのような前髪を垂らして。メイクはしっかりした太眉に真っ赤なリップで濃いめに仕上げるのがトレンドでした。
■リバイバルの理由
少し前まではダサいイメージしかなかったバブルファッション。しかし、ブームに周期があるのはファッション業界では「あるある」であり、どんなファッションも一周回ってブームが再来するのはよくあることです。
きっと今の若い世代が母親のクローゼットを見て「意外に可愛いじゃん!」と新鮮に見えたのでしょう。
ただし、バブル時代そのままではなく今風にアレンジしてあるので、リアルタイムでバブル期を過ごした年代にとっては着こなしに注意が必要です!
カラフルなカラーリングが印象的な半袖ニット。肩パッドではなく、パフスリーブが今風の逆三角形シルエットを叶えてくれます。
ボトムはスキニーデニムでスッキリまとめて、ヒール高めのサンダルときちんとバッグで抜け感のないコーデに仕上げましょう。
いわゆる「ボディコン」と呼ばれる身体のラインが出るタイトなニットワンピースは、男性からも人気。
ただしセクシー過ぎるスタイルは旬ではないので、タイトなニットワンピースはシンプル仕上げに。サラッと1枚で着て、靴はスニーカーやフラットシューズでまとめてください。
フリルやパールをあしらったピンクのラッフルワンピースは、昔も今も男性ウケ抜群。肩パットではなく、袖元のデザインでほど良くボリュームを出すのが今風。
ファーやチェーンバッグで、バブリーな表情を垣間見せるのがポイントです。
金ボタンのダブルジャケットは、バブルを象徴するアイテム。リバイバル中の今着こなすなら、メンズライクなオーバーサイズで悪目立ちしないコーデに。
インナーコーデはTシャツ×ミニスカートでタイトにまとめて、着やせ効果を狙いましょう。
ラグジュアリーな表情になるツイードジャケットを、ボディコンに羽織るのがバブリーファッション。
同じツイードジャケットでも、今はラフ感のあるパンツで少々トーンダウンさせるのがおしゃれ見えのコツです。
ボリューミーなタートルニットは、大胆な花柄で周りと差をつけて。同じく花柄のタックスカートは、高級感のある素材でバブリー感を匂わせます。
大胆なデザインの上下でも、地味めのカラーなら嫌味のないコーデに。足元はショートブーツで露出を控えて、バッグもシンプルな黒でコーデに馴染ませましょう。
セクシーなレーストップスを、オールインワンでトーンダウンするオールブラックコーデ。スカーフのワンポイントが、効果的なアクセントになっています。
バブルファッションではスカーフ柄をアイテムで取り入れていましたが、今は小物として取り入れた方が垢抜けしますよ。
デコルテをチラ見せするタイトなトップスは、ボディコンを彷彿させるセクシーさが魅力。ただし、バブルファッションのようにミニスカートとのコーデはトゥーマッチです。
ラインのきれいなワイドパンツをチョイスして、露出を減らすことで今風に仕上げましょう。
バブル時代の制服とも言えるセットアップ。肩パット入りのジャケット×タイトスカートに、足元はヒールが基本でした。
スポーツミックスが流行りの今は、セットアップもカジュアル寄りにシフト。ボトムはショートパンツ、足元はスニーカーではずすのがポイントです。
再び注目されているバブルファッション!昔のスタイルをそっくりそのまま真似るのではなく、良いところを取り入れて今風に仕上げることで、より一層おしゃれ見えしますよ。