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2019.05.27

七五三の内祝いは何がいい?内容や金額の相場、マナーをご紹介

七五三の内祝いは何がいい?内容や金額の相場、マナーをご紹介 七五三の内祝いは何がいい?内容や金額の相場、マナーをご紹介

子供の七五三でお祝いをいただいた際には、内祝いの品物を贈る家庭が増えてきています。そこで今回は、七五三の内祝いのマナーや金額の相場、千歳飴以外の内祝いのおすすめの品物などをご紹介します。

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七五三の内祝いとは?

七五三の子供

■七五三(しちごさん)とは

七五三とは、子供の健やかな成長を願って、節目をお祝いする伝統行事です。11月15日に神社にお参りをしたり、御祈祷を受ける行事です。

七五三を祝う年齢は、地域や家庭によって差がありますが、

・髪置きの儀:三歳の男児・女児のお祝い(髪の毛を伸ばし始める儀式)
・袴着の儀 :五歳の男児のお祝い(袴を身につける儀式)
・帯解の儀 :七歳の女児のお祝い(帯を身につける儀式)

が七五三の由来となった伝統的な儀式です。


■七五三の内祝いは必要?

七五三は、子供の成長をお祝いする行事です。いただいたお祝いは子供に対するものですので、内祝いは必ずしも必要とはされていません。

しかし、子供の祖父母からお祝いをいただいた際には、七五三にお招きしたり、食事会に招いてお返しとすることが多いですね。

高額のお祝いをもらった場合や、七五三の当日に来られない親戚や遠方の家族、知人に対しては、内祝いの品物を贈ることが増えてきました。

七五三の内祝いの金額の相場

七五三の内祝いを包んだ風呂敷

一般的な七五三のお祝い金の相場は、

・祖父母:10,000円~30,000円
・親戚:5,000円~10,000円
・知人:3,000円~5,000円

となっています。

七五三の内祝いの金額は、いただいたお祝いの1/3~半額程度の金額の品物を贈るのがマナーとなっています。

例えば、10,000円のお祝いをいただいた場合には、3,000円~5,000円程度の金額の品物を内祝いとして贈るのがマナーですね。

ただし、七五三は、着物や写真代などの高額なお祝いをいただくことも多いので、いただいた金額の半額のお返しを贈るとかえって気を使われてしまう可能性もあります。1/3程度の金額のお返しをするのがおすすめです。

また、高額のお祝いを子供の祖父母からいただいた場合は、あまり金額にこだわらず、食事をご馳走したり、子供の写真を贈るなどして、気持ちのこもった内祝いを選ぶようにしたいですね。

七五三の内祝いの内容

七五三の内祝いの千歳飴

七五三の内祝いの品物は、おめでたい日の食べ物であるお赤飯と、長寿と健康を願う意味がある千歳飴のセットが一般的です。特に、千歳飴は、七五三の内祝い用のギフトも販売されていますよ。

その他にも、タオルギフトや洗剤のような日用品や、お菓子も人気があります。

特に、お菓子の場合は、

・名入れしたどら焼きやカステラ
・メッセージ付きのパッケージの個包装の焼き菓子
・紅白のお饅頭
・紅白やおめでたいデザインの洋菓子や和菓子

など、七五三の内祝いにふさわしい特別感のあるギフトがおすすめです。

祖父母世代の場合は、ジュースのセット、コーヒーやお茶とスイーツがセットになったギフトなども人気がありますよ。

ただし、日持ちのしないお菓子やお赤飯などの飲食物を郵送する場合は注意が必要です。荷物を受け取れないうちに賞味期限が過ぎてしまうのは避けたいので、日持ちのする飲食物を贈るのがおすすめです。とらやのミニ羊羹の詰め合わせや、有名店のクッキーやお煎餅のような、おしゃれな包装の高級な洋菓子や和菓子なども良いですね。

何がいいのか迷った場合には、贈る相手に品物を選んでもらえるカタログギフトもおすすめですよ。

その他にも、七五三の写真や名前、メッセージなどを入れたフォトブックやフォトフレームなども、子供の祖父母に喜ばれるギフトですね。

七五三の内祝いのマナー

七五三の絵馬

■七五三の内祝いを贈る時期

七五三は11月15日に行われるものですが、最近では、必ずしも11月15日の当日に行うのではなく、10月~11月の間で家族のスケジュールが合う日や縁起の良い大安の日に行われるようになってきました。

七五三の内祝いは、お祝いをいただいたら電話でお礼の気持ちを伝えておき、その後1~2週間以内にはお礼の品物を贈るようにしたいですね。遅くとも12月の初旬までには贈るようにするのがマナーです。


■七五三の内祝いの熨斗(のし)は

七五三の内祝いを贈る際の熨斗紙は、紅白の蝶結びの水引きを使用します。水引きの上には「内祝い」「七五三内祝」と書き、水引きの下に「未来」「蓮」などのように子供の名前を書きましょう。

内のしにすると丁寧な印象になりますね。


■お礼の気持ちをプラス

七五三の内祝いでは、品物を贈るだけでなく、七五三当日の子供の写真だけでなく、メッセージカードや手紙などを添えると喜ばれますね。

「この度は、息子〇〇のために七五三のお祝いをいただき誠にありがとうございました。お陰様で五歳のお宮参りも無事にすませることができました。お父さんとお母さんが温かく見守ってくださり、〇〇がここまで成長してこられました。誠に感謝しております。〇〇の七五三の写真を同封いたします。お体にはお気をつけてお過ごしください。」

などのように、感謝の気持ちや相手の気遣いを入れたメッセージを書くのがおすすめです。

七五三の内祝いは、食事会に招待できない場合や、高額のお祝いをいただいた場合に品物を贈ることが多いですね。内祝いの品物を贈る際には、子供の写真やメッセージカードを添えて、感謝の気持ちを示したいですね。

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