時短料理に便利な圧力鍋は毎日使える優秀アイテム!肉料理も魚料理も圧力鍋さえあればあっという間に完成です。今回は、圧力鍋の使い方や圧力鍋を使ったおすすめレシピをご紹介します。
【目次】
圧力鍋とは、一般的な鍋にはない圧力調整機能が備わっている鍋のこと。調理中に鍋の中の空気や液体を逃さない構造により、鍋の中の圧力を大気圧よりも高くすることが可能です。
鍋内で高温、高圧の状態が作られることで、料理が美味しくなったり、柔らかくなったりする効果あり。
一般的な鍋のように蓋を上に置くだけでなく、しっかりと蓋をして密閉状態にするのが特徴。密閉状態では、通常100度で沸騰するお湯が120度で沸騰するので、より高温で調理することができます。
おかげで料理時間の短縮も可能に。通常の半分から1/4程度に短縮できますが、お米だったら5分くらいで炊き上げることが可能。
なかなか柔らかくなりにくい素材でも、圧力鍋を使えば短時間でトロトロに柔らかく仕上がります。
圧力鍋は、蓋で密閉することで加熱した時の圧力を上げるのが特徴。しかし、完全に密閉すると蒸気が内部にたまってしまい、危険な状態に。
「圧力鍋を使うのはなんだか怖くて」という声があるのはこれが原因かもしれませんが、心配は無用。
圧力鍋の蓋には、蒸気の逃げ道となる弁がついています。
「調理弁」と「安全弁」の2つの弁によって内部の圧力がコントロールされることで、安全性を確保。
圧力鍋を使うとシューッという音とともに蒸気が出ますが、それこそがきちんと弁が役割を果たしている証拠です。
■調圧弁とは
蒸気の逃げ道となる穴が開いたパイプ。蓋に刺さるように装着されていて、上におもりがついています。
圧力鍋の内部の圧力を適切な状態に保つ役割。内部の圧力が上がると、蒸気が調圧弁のおもりを押し上げて穴が開いた部分が露出。その穴から内部の蒸気が逃げて、圧力を下げることが可能に。
おもりを持ち上げている蒸気と、おもりの重さのバランスが保たれることで、蒸気が逃げている間中ずっと内圧を一定に保つことができます。
■安全弁
調圧弁は、鍋の内部の圧力を調整する弁。それに対して安全弁は、圧力が上がりすぎて爆発を起こすのを防ぐためにあります。
圧力を調整するための調節弁が何らかの原因で詰まってしまった際に、安全弁のストッパーが外れて蒸気を逃す役割。
最近の圧力鍋は、安全弁の代わりに金属製の線が使用されているものも。一定の温度になると溶け始める金属の栓によって、危険を察知する仕組みです。
購入する前にあらかじめ圧力鍋のメリットとデメリットを知っておけば、より圧力鍋の特徴を活かした使い方ができます。
圧力鍋を使用して作る料理は、基本的に材料を入れて火にかけるだけの簡単な調理方法。
一定時間圧力をかけて、あとは放っておくだけなので、本やネットで材料を調べる手間がかかるくらいです。
ただし、ガス用圧力鍋の場合は、蒸気が漏れる音がしだしたら火を弱める必要があるので、忙しい人には不向き。
また、ガス用圧力鍋は蒸気が出るときにシューっと音が出ます。慣れていない人にとっては不安をあおる場合も。
電気圧力鍋なら驚くほど静かなので、初心者でも安心して使えます。また、圧力や火加減のコントロールも自動で行ってくれるので、料理に失敗する心配も無用。
最初は手間取っても、2、3回使用すれば要領を得ることができるでしょう。
圧力鍋といえば、調理時間が短く済むのが最大のメリット。今や時短料理は働く女性の注目ワードですが、圧力鍋ならバリエーション豊富なメニューが短時間で作れます。
「仕事から帰ってきてからの夕飯準備は手の込んだ料理を作りたくても時間が足りない」「子供が昼寝をしている時間を有効利用して夕飯の支度をしたい」など、様々なお悩みを解決するのが圧力鍋。
普段は仕込みから完成まで1時間ほどかかる煮込み料理でも、圧力鍋さえあれば30分もかかりません。
とはいえ時短料理とは思えないほど本格的な味に仕上がるので、大切な人に喜んでもらえるというメリットもあります。
「骨を取るのが面倒だから」という理由で魚が苦手な人も。
確かにサンマやアジなど、一般的な調理方法では骨が気になります。とはいえ、調理前に骨を取り除くのもかなり面倒な作業。
しかし、圧力鍋で魚を調理すれば、残さず食べられるほど骨が柔らかくなります。骨ごと食べることで、カルシウムを豊富に摂取できるという健康的なメリットもあるでしょう。
日々の調理にかかる光熱費は、バカになりません。節約したい時は、単純に使用する時間を減らすのが一番効果的な方法。
しかし、今までと同じ調理法で時間を短縮するとなれば、1品減らしたり、出来合いのもので済ませる方法しかありません。
そこで役立つのが圧力鍋。
じっくり時間をかけて煮込む必要がある豆料理なども、1/3程度の時間で完成。しかも、でき上がりのふっくり感や味はそのまま。
また、圧力鍋は火を止めた後も、10分間くらいは内部の温度を100℃のままキープ。つまり、光熱費を使わずして調理できるということです。
このような調理法を毎日続ければ、確実に光熱費の節約につながるでしょう。
圧力鍋の調理は、一度蓋を閉めたら出来上がりまで蓋を開けることができません。火を止めても、圧力がかかっているうちは蓋を開けることができない構造になっています。
そのため、途中で味見をすることができないというデメリットが発生。始めに圧力鍋に入れる調味料で味が決まってしまうので、失敗は許されません。
初心者の方は、本や料理ブログなどを参考にしながら感覚をつかむ必要があるでしょう。
また、圧力鍋で野菜を調理する時も注意が必要。圧力をかけすぎると形が崩れて、時には溶けてなくなってしまう場合も。
肉類と野菜を一緒に煮込む場合は、まず肉類のみ圧力鍋で調理。一旦冷ましてから野菜を加えて、再び火にかけます。
圧力鍋は、一般的な鍋よりも大きくて重いのが特徴。中には炊飯器ぐらいの大きさの圧力鍋もあるので、収納スペースが必要です。
ワークトップに置いておくのも良いですが、電気圧力鍋の場合はコンセントが必要。また、蒸気が上がるので、キャビネットの中で使用できないというデメリットも。
さらに、商品によってはかなり重いものもあり、女性にとっては移動させる手間がかかるというデメリットもあります。
最近人気の電気圧力鍋は、予約調理ができると思っている方も多いのでは?
全ての食材を入れてタイマーをセットするだけで自動調理が可能な圧力鍋もありますが、基本的に炊飯以外の予約調理は禁止されている商品が多いです。
そもそも、朝出かける前に肉や魚を圧力鍋に入れたまま何時間も放置すれば、食材が傷む可能性も。いくら火を通すとはいえ、食中毒になるリスクも考えられます。
忙しい方にとって予約調理は非常に魅力的ですが、どんな食材でもできるわけではないということを覚えておきましょう。
圧力鍋のメリット・デメリットがわかれば、次は使い方をチェック。苦手意識を感じている方も、正しい使い方がわかれば安心。メリットを活かした使い方ができるようになります。
ブランドや商品によって使い方に差があることもありますが、基本的には同じ。
料理が完成するまでの流れは「加熱→加圧→蒸らし→減圧」。それぞれの細かい流れや注意点は以下の通りです。
■加熱
全ての材料を圧力鍋に入れて火にかけてから、蓋にロックがかかるまでの流れ。
調理を始める前に、蓋の内側のパッキンがきちんとはまっているか、劣化がないかなどを確認します。
ほとんどの料理が強火からスタートしますが、しばらく経つとおもりが揺れ始めて蓋がロックされます。
■加圧
蓋についているおもりが揺れ始めた時点から加圧がスタート。圧力鍋を使用する際のメインとも言える行程です。
圧力の内部で加圧が始まり、調理が進みます。料理によって加圧時間が違うので、タイマーで計りながら規定時間を守りましょう。
■蒸らし
加圧時間が終了して火を止めた時点がスタート。
蒸らす時間も決まっているレシピが多いので、タイマーが必要。特に、蒸らし時間がポイントになる料理の場合はきっちり計りましょう。
■減圧
圧力鍋での調理の最終段階で、内部の圧力を下げる行程。基本的には何もしなくても自然に下がりますが、商品によっては、自ら圧力を下げるために蒸気が出るものもあります。
調圧弁に触れる場合は、蒸気口から高温の蒸気が出ることもあるので要注意。安全弁が下がった状態で、蓋のロックが軽く外れるようになれば減圧が終了した証拠です。
■水を圧力鍋の2/3以上入れないこと
基本的に圧力鍋は、水分の多い料理向きの調理器具ではありません。
調理中の圧力鍋の内部では水分が沸騰しますが、入れ過ぎることで内部で沸騰した水分が調圧弁をふさいでしまうことも。
一般的には鍋の2/3以上の水は禁物ですが、商品によって許容量には違いがあるので、それぞれの説明書を必ず確認してください。
■無理に蓋を開けないこと
調理中は中身が気になるものですが、圧力鍋の場合は途中で蓋を開けることができません。
最終工程の減圧が終わる前に蓋を無理やり開けるのは禁止事項。シューッという音と共に蓋が勢いよく開いて、中の熱い料理が飛び出す可能性もあります。
100℃近い料理が体にかかれば、大変危険。自然に開けることができるようになるまでは、決して無理やり開けようとしないでください。
上昇していたピンが下がって、減圧が確実に終了したら蓋を開けてもOK。
安全性を重視するなら、減圧が終了しなければ蓋が開かない安全装置がついている圧力鍋がおすすめです。
■入れてはいけない具材や調味法を知っておくこと
圧力鍋の調理では、入れてはいけない食材も覚えておく必要あり。
圧力鍋は、内部を高圧にすることで沸点を上げる調理法が特徴。温めることで膨らむものや蒸気の逃げ道である穴を防ぐ可能性のあるものを入れてはいけません。
食材でいうと、お餅やはんぺん、ちくわなどの膨らむもの。麺類は沸騰する水分が泡立つので、蒸気口を防ぐ危険性あり。また、豆類も膨らむので、規定量以上入れないように注意が必要です。
調味料で気をつけたいのがルーです。カレーやシチューのルーにはとろみがあるので、ノズルが詰まってしまう可能性あり。
圧力をかけて具材を煮込んでから、蓋を外した状態でルーを入れるようにしましょう。
■定期的に点検を行うこと
圧力鍋は、一般的な鍋とは違い、圧力をかけるという機能性を持つ調理器具。故障したまま使用すると機能を果たせなくなることも。また、安全性のためにも定期的に点検を行ってください。
まずは、蒸気口に汚れや食べ物のカスが詰まっていないかを確認します。安全装置が正常に動くかどうかも重要ポイント。
さらに、パッキンの劣化が進んでいないか?蓋や取っ手部分のネジが緩んでいないか?おもりがある場合はしっかりと装着されているか?なども確認。
圧力鍋は、内部を密閉状態にして圧力をかけるので、使い方や調理法、コンディションによって故障する可能性があります。正しい使い方を守りつつ、使用前の点検を癖にしておけば安心でしょう。
通常の鍋料理とは調理方法が異なる圧力鍋ですが、基本的な流れは以下の通りです。
1.まずは火にかけます。圧力がかかるまでは中火か強火で加熱。
2.圧力がかかると反応あり。製品によって違いがありますが、おもりが上昇するタイプが多いです。この時点で火を弱火かとろ火にして、そのまま規定時間加圧します。
3.既定の加圧時間が終了したら、すぐに火を止めて圧力をかけるのをストップさせます。
4.自然に圧力が下がって冷めるのを待ちます。
自然冷却をしている間も調理時間。余熱によって調理が続いているので、火にかけている時間が長すぎると仕上がりがレシピ通りにならない場合も。
また、すぐに圧力が下がるわけではなく、内部は高温のままなので蓋を開けないようにしましょう。
加圧時間が長すぎてしまったり、やむを得ない事情ですぐに加圧を中止したいという場合は、圧力鍋をシンクにおいて水をかけて冷却してから蓋を開けてください。
一見複雑そうに見える圧力鍋ですが、実は単純な構造。
圧力鍋の加熱具合を調整するのは、調整弁による圧力の強弱と加圧時間。つまり、加圧の強さと加圧時間さえ調節することができれば、使い方は一般的な鍋とさほど変わりません。
加圧の強度や加圧時間は、製品によってそれぞれ違います。説明書には必ず加圧の程度や加圧時間の目安が記載されているので、参考にしてください。
もし記載通りに調理してうまくいかない場合は、少し強めに、または時間を長めに加熱することで解決する場合が多いです。
また、圧力鍋を使う料理のレシピにも、目安となる加圧時間が記載されています。製品によって差があるのは仕方がないので、何度か使用して適度な圧力と時間を把握しましょう。
■季節によっても違いあり
基本的な調理法では、圧力がかかった時点で弱火にするのがルール。しかし、室温が低い場合は、とろ火では加圧の状態を保てないことも。
その場合は、加熱中でもおもりが上がりません。再度強火にして加熱するか、既定の加圧時間よりも長めに加熱してみましょう。
加圧時間が変わると仕上がりに差が出る可能性を考慮して、室温が低い時はあらかじめ強火で調理するのも裏技です。
■材料(4人分)
・スペアリブ 600g
・塩 小1
・赤ワイン 150cc
・水 50cc
・トマト 4個
・塩 小1/2
・パセリ 適量
・生クリーム 適量
・胡椒(赤白) 各適量
■作り方
1.スペアリブの仕込みをします。全体的に塩をもみ込んで、ペーパーに包んでからラップでくるみ、時間があれば冷蔵庫で一晩寝かせます。
2.スペアリブは、焼く1~2時間前に冷蔵庫から出して室温にしておきます。
3.熱したフライパンに、油をひかずにスペアリブを並べます。強火ですべての面に焼き色をつけます。
4.焼き上がったスペアリブを圧力鍋に入れます。
5.スペアリブを焼いている間に小さめの鍋にお湯を沸かして、十字に切り込みを入れたトマトをサッとくぐらせます。
6.5.を水を入れたボウルにとって湯むきします。
7.スペアリブを焼いたフライパンの余分な油をふき取って、赤ワインを加えます。ひと煮立ちさせて、スペアリブのこびりつきを剥がします。
8.7.をすべて圧力鍋に入れて、さらに水を加えます。
9.湯むきしたトマトを角切りにして、圧力鍋に加えます。
10.塩を加えてから加圧します。加圧時間は圧力鍋によって調節しますが、一般的には圧力がかかってから3分で火を止めるとスペアリブが柔らかくなります。
11.おもりが下がって減圧が確認できたら、蓋を開けます。そのまま再度火にかけて、弱火で30分ほど煮詰めます。
12.時々混ぜながら煮詰め、煮汁にとろみが出てきたら完成です。味見をして物足りない場合は、塩で調節しましょう。
■材料(4人分)
・乾燥大豆 1カップ(約150g)
・鶏手羽先 12本
・にんじん 1/2本
・昆布 長さ5cm
・水 1カップ(200cc)
・みりん 大2
・砂糖 大2
・しょうゆ 大4
■作り方
1.乾燥大豆を水洗いして、ひと晩水につけておきます。にんじんは皮をむいて、1cmの角切りに。昆布はサッと水洗いして水気をふき取り、3mmほどに短冊切りします。
2.圧力鍋を蓋をせずに中火にかけて、鶏手羽肉を入れて両面を焼きます。余分な油はペーパータオルでふき取りましょう。
3.1.と水、調味料をすべて加えてから蓋を閉めます。強火で加熱して、圧力がかかったら火を止めます。
4.完全に減圧したらでき上がりです。
■材料(4人分)
・豚バラ肉(かたまり) 600g
・水(下ゆで用) 2カップ(400cc)
・酒(下ゆで用) 1/2カップ(100cc)
・きぬさや(ゆでたもの) 適量
・からし 適量
・水 1/2カップ(100cc)
・砂糖 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・酒 1/2カップ(100cc)
■作り方
1.圧力鍋に豚バラ肉と下ゆで用の水と酒を入れて蓋を閉めます。強火で加熱して、圧力がかかったら弱火にして20分加熱してから火を止めます。
2.完全に減圧できたら、蓋を開けます。
3.豚バラ肉を取り出して、適当な大きさに切ります。ゆで汁は使いませんが、別の鍋に移してスープなどに使っても良いでしょう。
4.豚バラ肉を圧力鍋に戻して、調味料をすべて入れます。蓋を開けたまま弱火で煮汁が少なくなるまで煮詰めます。
5.お皿に盛りつけて、さっと塩ゆでしたきぬさやとからしを添えてでき上がりです。
■材料(4人分)
・ぶり切り身 4切れ
・塩 少々
・大根 1/2本
・しょうが 薄切り6枚
・水 300cc
・酒 100cc
・粉末昆布 小1
・砂糖 大4
・みりん 大4
・しょうゆ 大4
■作り方
1.ぶりは食べやすい大きさに切ります。塩少々をふって10分ほどおいてから、サッと熱湯にくぐらせます。熱湯につけ過ぎるとぶりの旨味がなくなってしまうので、表面が白くなったらすぐに取り出します。
2.表面を水洗いしてから水気を切ります。
3.大根は1/4程を残して、皮をむかずに半月切りに。残りはすりおろします。
4.すべての材料を圧力鍋に入れて、蓋をして強火にかけます。圧力がかかったら弱火にして、5分間加圧してから火を止めます。
5.完全に減圧できたらでき上がりですが、一旦冷ますとより味がしみ込みます。
■材料(4人分)
・イワシ(小) 12尾
・梅干し 2個
・水 1/4カップ(50cc)
・酒 1/4カップ(50cc)
・みりん 1/4カップ(50cc)
・しょうゆ 1/4カップ(50cc)
・砂糖 大1
■作り方
1.イワシは頭を落として内臓を取り除き、水洗いしてからしっかり水気をふき取ります。
2.圧力鍋に水と調味料をすべて入れ、蓋を開けたままひと煮立ちさせます。
3.2.にイワシを並べ入れ、梅干しを上にのせて蓋をします。
4.強火で加熱して、圧力がかかったら弱火にします。
5.5分間圧力をかけてから火を止めます。完全に減圧したらでき上がりです。
■材料(4人分)
・じゃがいも 小10個(400g)
・玉ねぎ 1/2個
・セロリ 1本
・バター 5g
・ブイヨン 2カップ(400cc)
・牛乳 1カップ(200cc)
・塩 小1
・こしょう 少々
■作り方
1.玉ねぎは皮をむいて、セロリは葉を取り除いてからそれぞれ薄切りにします。じゃがいもは皮をむいて乱切りに、パプリカは縦半分に切って種を取り除きます。
2.圧力鍋にバターを入れて、玉ねぎ→セロリ→じゃがいも→セロリの葉の順に入れます。最後にパプリカを、皮を下にして入れます。
3.ブイヨン1カップ分を加えてから蓋を閉めて、強火で加熱して圧力をかけます。
4.加圧されたら火を止めます。
5.完全に減圧されたら蓋を開けて、セロリの葉とパプリカを取り除きます。
6.圧力鍋の中身をハンドミキサーなどで滑らかにします。
7.6.に残りのブイヨンと牛乳を加えて、ひと煮立ちさせます。塩・こしょうで味を調えてから火を止めて、粗熱を取り除いてから冷蔵庫に入れて冷やします。
時短料理が美味しくできる圧力鍋。普通なら何時間もかかる料理も、材料を入れて加圧するだけで完成!ご紹介したレシピをうまく活用して、今まで料理にかけていた時間を有効利用しましょう。