ノーブルメイクという言葉を知っていますか?大人な雰囲気のメイクを楽しみたい人にぴったりなメイク方法です。ノーブルメイクの特徴やまとまりのある仕上がりにするためのコツについて詳しくご紹介します。
ノーブルメイクとは、品のある仕上がりのメイクのことを指します。ノーブルとは「高貴な」「立派な」というような意味がある言葉です。女性らしい洗練された印象のメイクがノーブルメイクと呼ばれています。
ノーブルメイクは、濃すぎず薄すぎないのが特徴です。比較的どんな場面でも好印象を与えるメイクとなっています。ナチュラルメイクとは違い、洗練された雰囲気に仕上げる必要があります。
ノーブルメイクは、素材を活かしたメイク作りが大切になります。眉毛は自眉の形を活かしたメイクに仕上げるようにしましょう。肌も作りこみすぎないようにしましょう。
色味は使いすぎないように注意しながら、ツヤ感はあえて控えめに仕上げるようにしましょう。パールやラメが入っているようなものよりは、マットな質感の方がおすすめです。
ノーブルメイクのベースメイクについてご紹介します。
■透け感を残す
ノーブルメイクは、透け感があるようなベースメイクがおすすめです。素肌が透けているようなベースにすることで、程よい抜け感が生まれます。しっかり作りこみすぎずに、カバーしない部分を作って素肌感を演出しましょう。
■質感はマットかセミマット
ノーブルメイクの肌は、マットかセミマットがおすすめです。ツヤ肌は少しカジュアルな印象になってしまうので、マットかセミマットな質感がぴったりになります。ツヤを与えたい部分はハイライトを乗せるようにして、サラサラなベースメイク作りを心がけましょう。
■アイブロウは自眉を活かす
アイブロウは自眉を活かした作りにしていきましょう。眉毛はしっかりとした印象に仕上げた方が、芯の強さのある女性らしさを演出することができます。自分の眉の形に合わせて、毛を1本1本描き足すイメージでアイブロウを作っていきましょう。
ノーブルメイクのアイメイクについてご紹介します。
■アイシャドウはマット
ノーブルメイクのアイメイクに使うアイシャドウは、マットタイプがおすすめです。パールやラメが入っているものは、派手な印象に仕上がってしまい品が失われてしまいます。マットなものか控えめなパールが入っているものを選ぶようにしましょう。
■ナチュラルに陰影をつける
アイシャドウは目元に陰影を作っていくように塗っていきましょう。マットなカラーを使って、目のキワの部分に向かって色が濃くなっていくようなグラデーションを作っていきます。自然な陰影を作るためにも、色味の境目をしっかりぼかすようにしましょう。
■アイラインは目の形に合わせて
ノーブルメイクでは色味をあまり使わないかわりに、アイラインはしっかりめにメイクをするのがおすすめです。アイラインは目の形に合わせて描いていきます。インラインをしっかり引いて、より目元の印象を強調するようにしましょう。
目尻の部分は少し跳ね上げるようにすると、大人っぽさを演出できます。太く引いてしまうと派手に見えてしまうので、細く跳ね上げラインを引いていくようにしましょう。
■マスカラはしっかり
ノーブルメイクでのマスカラは、しっかり乗せて目元の印象を強調していくようにしましょう。まつげをしっかりカールさせて、マスカラを乗せていきます。1本1本をマスカラでコーティングするように丁寧に乗せていきましょう。
ノーブルメイクのチークとリップについてご紹介します。
■チークは肌なじみのいい色で
チークは肌なじみのいいカラーがおすすめです。チークを目立たせるのではなく、自分が持っている血色感かのように自然に溶け込んでしまうようなカラーを選びましょう。
コーラルピンクやローズ、ベージュ系がおすすめです。発色が良すぎるものは避けて、程よく肌に乗るようなものを使うようにしましょう。チークは頬の高い位置に乗せていきます。笑った時に高くなる部分からこめかみに向かってチークを乗せていきます。こうすることでリフトアップが叶い、表情が明るく見えますよ。
■リップはしっかり
ノーブルメイクでのリップは、ナチュラルメイクとは違い、しっかり乗せていきます。ツヤ系のリップは避けて、しっかり発色するようなものがおすすめです。鮮やかな赤リップは、大人の色気や気品を感じさせるカラーなのでおすすめです。唇にしっかり色を持ってくることで、メイクのバランスが整いやすくなります。
ノーブルメイクについてご紹介しました。ノーブルメイクは品のある印象に見えるので、ここぞという時のメイクにぴったりです。ナチュラルなのにきちんとした印象に見せることができるので、ぜひ挑戦してみてください。