サラッとしたつけ心地が人気の日焼け止めローション。しかし、自分に合うものを選んで正しい使い方をしなければ効果も半減!今回は、日焼け止めローションの塗り方やおすすめアイテムのランキングをお伝えします。
【目次】
数ある日焼け止めアイテムの中でも、さっぱりした使用感が人気の日焼け止めローション。
化粧水感覚で使える日焼け止めで、ちょっとそこまでお出かけする時などのうっかり日焼けを防ぐのに役立ちます。
紫外線防止成分は少ないので、SPFやPA値は低いものが多いです。しかし、その分他タイプの日焼け止めよりも肌に優しいと言えます。
日焼け止めローションは、サラッとしたつけ心地で肌への負担が少ないのが特徴。クリームタイプやミルクタイプの日焼け止めとは違い、白浮きする心配もありません。
肌なじみも良いので、顔だけでなく全身の紫外線ケアにも○。ほとんどの商品が洗顔やボディソープで落とせるので、手間も省けます。
日焼け止めローションのメリットと言えば、以下の通りです。
・サラッとしたテクスチャー
・厚塗り感なし
・白浮きなし
・美容成分配合やメイク下地を兼ねるタイプは化粧水やスキンケアとして使用可能。
日焼け止めローションの最大のメリットは、そのテクスチャー。サラッとしていて軽く、違和感のない塗り心地。厚塗り感もないので、デイリーケアに取り入れやすいのがメリットです。
UVケアは夏だけでなく一年中マストですが、塗り心地の良い日焼け止めローションなら日々のケアも苦になりません。
塗り心地だけでなく、スキンケアからメイクまでの工程を減らすことができるのも大きなメリット。日焼け止めローションには、美容成分が豊富な商品や、下地効果のある商品もあります。
通常のスキンケアといえば「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム」さらに、この後のベースメイクは「日焼け止め→化粧下地→コンシーラー・コントロールカラー→ファンデーション」の合計9ステップ。
さすがにすべてのステップを毎朝晩こなしている人は少数派ですが、日焼け止めローションを取り入れることでかなりの工程を省くことが可能。
「洗顔→化粧水→日焼け止めローション→コンシーラー・コントロールカラー・ファンデーション」の5ステップで完了です。
スキンケアに使うアイテムが減っても同じ効果が得られるとなれば、コスパ的にも優秀と言えるでしょう。
日焼け止めローションは、テクスチャーを重視するために、紫外線防止成分はあまり多く含まれていません。
他タイプの日焼け止めよりもUVカット効果は低く、真夏のお出かけやアウトドアなどには使用がおすすめできないのがデメリット。
また、水分が多く油分が少ないので、水分に弱く落ちやすいです。
日焼け止めと言えば、SPF値やPA値が高い方が効果があるに違いない!というのは間違い。
使うシーンや用途、肌タイプに合わせて選ぶことが、最大限に効果を発揮できるポイントです。
日焼け止めは、少なからず肌に負担がかかるアイテム。
確かに、SPF値やPA値が高いほど紫外線カット効果もアップ。しかし、その分肌への負担も大きくなります。
ちょっとそこまでのお出かけや、日当たりの良い室内で過ごす場合はSPF20程度で十分。
敏感肌の方は紫外線によってダメージを受けやすいので、SPF30くらいの日焼け止めローションを使いましょう。
日焼け止めローションをデイリーケアに使用する場合は、下地やファンデーションもUVカット効果があるものを選ぶのがおすすめ。単品の効果だけに頼るのではなく、複数アイテムで効率よく対策します。
真夏のアウトドアシーンの場合は、SPF値やPA値が高い日焼け止めローションが必要。紫外線カットを優先させた方が、肌ダメージを防ぐのに効果的です。
日焼け止めローションは汗や水分に弱いですが、こまめに塗り直しをすればしっかりガードが可能。落とすのも簡単で、オフする手間もかかりません。
日焼け止めローションは、比較的肌への負担が少ないアイテム。しかし、敏感肌や乾燥肌の場合は、しっかり成分を確認してから選んだ方が安心です。
日焼け止めローションにはSPF値やPA値の記載がありますが、数値やプラスの数が多いほど日焼け止め効果も高いことを示します。
紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類あり、UV-Aから肌を守るのが「PA」。UV-Bから肌を守るのが「SPF」の値です。
普段浴びている「生活紫外線」の場合は、両方をカットする必要あり。とはいえ強い紫外線ではないので数値自体は最高値でなくても効果があります。
うっかり日焼けを防ぎたいだけなら、肌に負担をかけないためにも数値の低い商品を活用して肌を守りましょう。
日焼け止め効果がある成分は「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類。
紫外線吸収剤は、UVカット効果には優れていますが肌への刺激が強いのが特徴。紫外線散乱剤は、UVカット効果では劣るものの、低刺激で肌には優しいと言えます。
■「紫外線吸収剤」使用した日焼け止めローション
紫外線吸収剤には化学合成物質が含まれているので、肌荒れの原因になることも。しかし、保湿効果に優れていて、サラッとしたテクスチャーを実現。
最近は、極力肌への負担を抑えた製品もあるので、口コミなどを参考にしてみると良いでしょう。
■「紫外線散乱剤」使用した日焼け止めローション
紫外線散乱剤は、ノンケミカルで低刺激のため肌が弱い人におすすめ。しかし、乾燥が進んだり、白浮きするという弱点あり。
こちらも最新の技術により、デメリットをカバーした商品が販売されています。ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されていたり、分子をナノ化して美容成分を浸透させやすくしてある製品なら問題ないでしょう。
■オーガニックの日焼け止めローション
上記の2つに属さないタイプ。ナチュラル志向の女性が増えているせいか、日焼け止めローションもオーガニックタイプの人気が高まりつつあります。
確かに肌には優しく成分的にも安心ですが、伸びが悪かったり白浮きするという難点も。中には使い心地にこだわった優秀な製品もあるので、オーガニックがお好みの方は要チェックです。
製品によっては、肌への刺激が強い合成着色料や合成香料が含まれる日焼け止めローションもあります。
できる限り肌に負担をかけたくない方は、パッケージに「敏感肌用」「子供用」という記載がある製品を使いましょう。
日焼け止めローションは、テクスチャーをサラッとさせるため、また、品質保持のために「エタノール」が配合されている製品が多いです。しかし、エタノールは乾燥や刺激の原因となるので、配合されていない方が安心。
石鹸で落とせるタイプであれば、肌に残ることもなく刺激も抑えることが可能。日焼け止めローションは、元々水分に弱いという特徴がありますが、その中でも特に落ちやすいものを選んでください。
肌が潤っていれば、バリア機能も高くなるので紫外線による刺激を受けにくくなります。
ところが、乾燥などで肌の潤いを失った肌は、外部からの刺激に弱く少し紫外線を浴びただけでも肌トラブルが発生。
敏感肌もそうでない方も、普段から肌の保湿を行うのが理想的。そのためには、保湿成分が配合されている日焼け止めローションが必要です。
ヒアルロン酸やプラセンタ、アミノ酸、セラミドなどの保湿成分に注目して、紫外線から肌をガードしつつ潤いをキープしましょう。
日焼け止めローションの中には、化粧下地としての役割を果たすタイプもあります。
メイク時間を少しでも短縮できれば、忙しい朝に便利。休みの日は日焼け止めローションのみで過ごすこともできるので、かなり優秀です。
日焼け止めローションは、水分で落ちやすいという特徴があるので、こまめに塗り直す必要あり。そのためには、持ち運びしやすいものが役立ちます。
パッケージにはボトルやポンプ、チューブタイプなど様々ありますが、携帯用として便利なのはボトルとチューブ。小さめサイズを選んでバッグに入れておけば、メイク直しの時にササッと塗り直すことができます。
手軽に使えるポンプタイプは、自宅での使用にぴったりでしょう。
日焼け止めローションは、正しい使い方をしなければ意味がありません。
紫外線は、肌にとって大敵。今は何も症状が出ていなくても、年齢と共にシワやシミが出てきたり、皮膚がんの原因になることも。
また、紫外線を浴びすぎることで、コラーゲンが低下して肌のハリや弾力を失い、たるみの原因となります。
美白はもちろん、エイジングケアのためにも紫外線からお肌を守ることは非常に大切な習慣。
夏場はもちろん、冬場でも、曇っている日でも紫外線は降り注いでいます。正しい塗り方をマスターして、大切な肌を紫外線から守りましょう。
■適量を守ること
日焼け止めローションは、塗る部位に応じた量をその都度塗るのが効果的。多すぎるとベタつきの原因になり、少なすぎると効果が半減するので気をつけましょう。
■ムラなく伸ばすこと
比較的塗りムラができにくい日焼け止めローションですが、雑に塗ると均一に伸びません。少量ずつ使いながら、丁寧に伸ばしましょう。
■こすらないこと
日焼け止めローションを肌に浸透させようとして、こすりながらすりこむのは間違った塗り方。肌への刺激が強く、トラブルの原因になります。指の腹を使って、優しくポンポンと叩くように塗るのが正解です。
■こまめに塗り直すこと
数ある日焼け止めアイテムの中でも、水分に弱く落ちやすい日焼け止めローション。仕事の日は昼休みを利用して塗り直しを、休日にお出かけする時は、2~3時間おきに塗り直すのが理想的です。
日焼け止めローションを顔と首に塗る時は、とにかく優しく丁寧に。塗りムラができないように、肌になじませながら広げるのがポイントです。
1、記載されている規定量を手に取り、おでこ・左右の頬・鼻・あごの5か所につけます。記載がない場合、ローションタイプなら1円玉硬貨の大きさを目安にしましょう。
2.まずは面積の広い左右の頬から、指全体を使って優しくなじませます。
3.次におでこの中心から、髪の毛の生え際に向かってなじませます。
4.鼻筋の上から下に向かってなじませます。
5.あごの中心から、フェイスラインに向かってなじませます。
6.目元の皮膚は薄いので、目頭から目尻に向かって特に優しくなじませます。
7.すべての部位にまんべんなくなじませた後、もう一度同じ量を摂って手のひらで伸ばしてから、重ねづけしましょう。
日焼け止めローションを塗る範囲が広い腕は、特にムラになりがち。そこでおすすめなのが「ストロー塗り」です。
日焼け止めローションを、肌の上に直接ストローの幅くらいのライン状に垂らしてから伸ばす塗り方。使用量が多すぎるのでは?と思われがちですが、それくらいの方が効果を発揮しやすく、塗りムラを防ぐこともできます。
水分が多いローションの場合は垂れてしまうので、素早く伸ばすのがポイントです。
1.日焼け止めローションを、ひじから手首までライン状につけます。
2.手のひら全体を使って、大きな円を描くように回しながら伸ばします。
足も腕と同様ストロー塗りがおすすめ。裸足でお出かけの場合は、足の甲や指にも丁寧に塗りましょう。
1.日焼け止めローションを、スネ部分の膝から足首までライン状に垂らします。
2.手のひら全体を使って、大きく円を描くように伸ばします。
3.ふくらはぎや太ももの前側と裏側も、手のひらをフィットさせて同じように伸ばします。足の甲や指の間など、細かい部分にも塗り残しがないように丁寧に塗りましょう。
日焼け止めローションを使う時にはいくつか注意する点があります。部位によっても注意点に違いがあるので、気をつけるポイントもそれぞれ。
また、塗り直す時の注意点もチェックしておきましょう。
■塗る前の保湿はマスト
肌が乾燥している状態で日焼け止めローションを塗ると、水分バランスが崩れることも。皮脂の分泌が活発になり、テカりやメイク崩れの原因になります。
洗顔後は、化粧水と乳液で肌を整えてから日焼け止めローションを塗りましょう。忙しくて時間がない場合は、乳液と日焼け止めがひとつになった「日中用乳液」が便利です。
■手の平になじませてから塗るのは重ねづけの時だけに
日焼け止めローションは、ムラなく塗るのがポイント。顔に使う時は手のひらにとってすり合わせてから顔を包み込む方も多いですが、これでは全体に行き渡りません。
最初はチョンチョンと5か所につけてから丁寧になじませて、2度目は手のひらでOKです。
■使用量はケチらないように
「もったいないから」「ベタつくのが気になるから」という理由で、日焼け止めローションの使用量を減らすのはご法度。その分効果も減少します。
■塗るタイミングに要注意
日焼け止めローションの効果は、塗ってすぐに表れるわけではありません。一般的には15分後と言われていますが、製品によって差があります。
出かける直前ではなく、朝の洗顔後すぐに塗るのが正解。
また、出かけない日でも洗濯物を干したり、日の当たる部屋にいれば紫外線を浴びます。毎朝の習慣にしておけば間違いないでしょう。
■薄く伸ばさないこと
広い部位に日焼け止めローションを塗るときは、あまり薄く伸ばす必要はありません。UVカット効果が薄れてしまうので、こすってすりこんでしまうのもNGです。
■手のひらで伸ばすこと
顔とは明らかに塗る面積が違うので、指を使って伸ばしてもムラができてしまいます。広い部分は、手のひらを使って効率よく伸ばしましょう。
特に体の側面やわきの下、足や手の甲部分、ひざ裏などは塗り残しに注意してください。
日焼け止めローションは、2~3時間おきに塗り直すのが理想的。また、シチュエーションによって塗り直しが必要な場合もあります。
スポーツなどで汗をかいた後や、スイミングの後は、日焼け止めローションが落ちてしまっている可能性があるので、必ず塗り直します。
肌が濡れていると意味がないので、水気をしっかり拭き取ってから塗り直しましょう。
紫外線に弱い敏感肌の方や、特に日に焼けやすい鼻やおでこ、ほほ骨、肩などの部位には、こまめな塗り直しが必要です。
セラミドやユーカリエキスなど、潤い成分がたっぷり配合されている日焼け止めローション。SPF50・PA+++と、頼りになる紫外線カット効果も魅力。
そもそも敏感肌や乾燥肌向けのコスメブランドなので、日焼け止めによる肌荒れが心配な方でも安心。スキンケアと日焼け止めを両立してくれる優秀アイテムです。
また、植物由来の消炎成分配合のため、外部からの刺激に強く、うっかり日焼けをしてしまった際のほてりを防ぐ効果もあり。
さらに、メイク下地としての機能も果たすので、スキンケアの時短にも○。白浮きが気にならないサラッと肌なじみが良いテクスチャーで、しっとり肌が完成します。
4歳以上から使用OKという、低刺激の日焼け止めローション。ウォータージェル処方で、肌にのせると水のようなサラッとした質感になるのが特徴です。
ハチミツやローヤルゼリーなど、8種類のオーガニック保湿成分が配合されているので、乾燥を防ぐ効果もあり。ほんのり香るハチミツレモンの香りにも癒されます。
180gと日焼け止めアイテムにしては大容量のポンプタイプで、こまめに塗り直すのも苦になりません。ボトルもかわいいので、洗面所や玄関に置いておくのも良いでしょう。
深紫外線までブロックしてくれるSPF50+・PA++++は、国内でも最強クラスのUVカット効果。「焼かない」ではなく「焼けない」日焼け止めローションと言えます。
ナノレベルのヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、ビタミンC誘導体をはじめとする美容成分が10種類。緑茶エキスや汗吸着パウダーなど、ベタつきを抑える成分も配合されています。
スプレータイプなので、シュッとひと吹きするだけで使えて便利。メイクの上からや髪の毛にも使いやすいです。おまけにパッケージもかわいいので、インスタでも大人気。ウォータープルーフで、汗や水分にも強いです。
Parasola(パラソーラ) フレグランス UVスプレー / ¥1,100
紫外線ケアに加えて虫よけ効果もある日焼け止めローション。100%天然由来成分で、生まれたての赤ちゃんでも使える低刺激が魅力です。
SPF値とPA値は低めなので、ちょっとそこまでのお出かけ時に便利。スプレータイプは、こまめな塗り直しが必要な時に役立ちます。
ぬるま湯で洗うだけでオフできる手軽さも、人気の理由でしょう。
ALOBABY(アロベビー) UV&アウトドアミスト / ¥2,585
スキンケアアイテムにも定評があるMUJI(無印良品)の日焼け止めローション。紫外線吸収剤やアルコール不使用、無着色で、肌に優しい処方なうえに化粧下地としても使えるので、毎日の紫外線対策にぴったり。
うるおい成分のヒアルロン酸のおかげで、肌のしっとり感もキープ。爽やかなシトラスハーブの香りは爽快感があり、つけ心地も○。
機能性に優れているにもかかわらずプチプラなので、ケチらずに使えるのが一番のおすすめポイントです。
MUJI(無印良品) 日焼け止めローション シトラスハーブの香り / ¥750
耐久性に優れた日焼け止めローション。塗ったとたんに薄いUVブロック膜が肌を包み込んで、水分やメイクのヨレに左右されることもなくしっかり効果を発揮。
気温40度、湿度75%という過酷な環境でも耐えることができる効果は見逃せません。SPF50+・PA++++と、紫外線カット効果も最高クラスで、顔にもボディにも使えます。
落ちにくいのが売りにもかかわらず、オフは簡単なのも画期的。洗顔料で手軽に落とすことができるので、特にクレンジングの必要もありません。天然香料によるナチュラルな香りで、つけ心地の良さにも定評があります。
化粧水のようなみずみずしいテクスチャーで、肌に負担を与えることなくサラッと伸びる日焼け止めローション。SPF50・PA+++と紫外線カット効果も十分期待できます。
浸透力の高いヒアルロン酸が配合されているので、肌のうるおいもキープしつつ乾燥対策も万全!角質まで浸透する美容成分のおかげで、バリア機能の働きをサポートして内側からもアプローチします。
140gと大容量のポンプタイプ、詰め替え用ありと至れり尽くせりのコスパ優秀商品。手軽で低価格なので、日々の日焼けケアにぴったりです。
日焼け止めローションは、肌質や使うシーンによって選ぶのが賢明。肌への負担をかけないようにするためにも、正しい使い方をマスターしましょう。