ホテルランチには、どんな服装で行けば良いのでしょうか。ドレスアップしすぎたら浮いてしまう?カジュアルすぎるのはマナー違反?ホテルランチで失敗しないよう、事前に気になるマナーや服装の例を見ていきましょう。
【目次】
格式のあるホテルでのランチに誘われたら、あなたはどんな服装で行きますか?ホテルでのランチは、カフェやレストランでのカジュアルなランチと違い、服装に悩むという人もいるかもしれません。
ドレスコードを設けているホテルもありますが、ドレスコードに決まりのないホテルでも”暗黙の了解”のような服装のマナーがあるようです。
ディナーではなくランチなので、フォーマルまでいくとやりすぎ、でもカジュアルすぎるのもNG。ホテルランチでは、きれいめで上品な”スマートカジュアル”が好ましいでしょう。スマートカジュアルとは、定義は曖昧ですが普段着よりもきちんと感のあるお出かけ服のこと。
具体的には、ジャケットやワンピース、スカートなどの清潔感のあるきれいめスタイルが適しています。足元はパンプスやローファーといった、かっちりとしたきれいめ靴がおすすめです。夏であっても、サンダルやミュールは、つま先が隠れたものや上品なデザインのものを選ぶと良いでしょう。
料理を取りに行くことを考えて、動きやすさを考慮した服装をこころがけるようにしましょう。伸縮性のないかっちりとしたジャケットやタイトスカートなどは、立ったり座ったりを繰り返すときに動きにくさを感じるかもしれません。そのため、ニットアンサンブルにフレアスカート、ふんわりとしたワンピースなどがおすすめです。
また、袖口がフレアになっているものは、料理を取るときに袖口が料理に付いてしまうことがあるので、避けましょう。毛が抜ける可能性があるモヘア素材やファーが付いたものも、大人のマナーとしてやめておきましょう。
コース料理の場合は基本的に座ったままになるので、上半身や顔周りが明るくなるものを選ぶとよいでしょう。トップス自体はシンプルにして、アクセサリーなど小物使いで華やかさをプラスするのもおすすめです。
ホテルランチでは記念に写真を撮影することもあると思うので、上半身が明るめの服で写真映えも意識しましょう。
荷物は自分の椅子の、自分と背もたれの間に置く場合が多いので、小さめのハンドバッグやクラッチバッグがよいでしょう。
ホテルランチの場合、そのホテルのレストランによってドレスコードの指定が異なることがほとんど。まずはドレスコードをチェックするのがおすすめです。
そのうえで、靴やバッグなどはカジュアルになりすぎずに整えるのがマナーです。
ビーチサンダルやスニーカーなどのカジュアルアイテムは避け、フラットシューズやパンプスなど、きれいめにマッチするシューズをチョイスしましょう。
さらに、バッグもカジュアルすぎず、服装に合うものを選ぶのがマナー。汚れが目立つものは避けるとよいでしょう。
では、どのような服装がホテルランチにNGなのでしょうか。基本的にスマートカジュアル以外の、カジュアルすぎる服装はNGです。
具体的なNG服としては、デニムやTシャツ、スニーカー、カジュアルなサンダル、ブーツなどは避けましょう。動きやすく着慣れている服ですが、フォーマルさに欠けてしまいます。
また、ショートパンツやオフショルダーなどの肌の露出が多い服装もホテルランチには好ましくありません。
さらに、荷物が多すぎるのも野暮ったい印象になるので、ホテルランチには必要最小限の小さなバッグで行くのがスマートです。
買い物帰りなど、荷物が多くなってしまった場合には、事前にクロークに預けるなどして、食事の際には小さなバッグのみにしましょう。
---執筆依頼部分---
まずはホテルランチをする際にぴったりの20代へのおすすめの服装をご紹介します。
きちんと感のあるブラウスの中でも、特におすすめなのがボウタイブラウス。胸元に華やかさがあるので、特別感がほしいホテルランチにはぴったりです。
レーススカートと合わせることで、より華やかかつ品のあるホテルランチに適したスタイルに仕上がるでしょう。
パンツ派なら、タックやセンタープレスが入ったきれいめのものをチョイス。きちんと感のあるパンツであれば、ホテルランチにもマッチします。トップスはシンプルな半袖アイテムを合わせるのがおすすめです。
普段遣いもできるキレイ色ワンピースに、ジャケットを羽織ればホテルランチに最適なスマートカジュアルが完成します。足元とバッグの色を合わせて統一感を出すのがおすすめ。
ジャケットはホテルランチをする際に羽織るだけでかっちり感を出してくれるので1着持っておくと便利です。
シンプルなニットをフェミニンに見せてくれるぺプラムデザイン。気になる腰周りをふわっとカバーしつつ、おしゃれに仕上げてくれます。同系色で揃えることで、統一感のあるスタイルが完成します。
続いて、30代に適した着こなしとおすすめアイテムをご紹介します。
プリーツスカートは、上品な着こなしにぴったり。ドット柄でかわいらしさと若々しさを取り入れているところがポイントです。合わせて、肌寒さに対応できるようカーディガンを羽織っておくと安心でしょう。
夏のホテルランチには、温度調節に適した羽織りのあるアンサンブルがおすすめ。ホテルランチの服装に迷う人も、アンサンブルならサッとコーデが決まりそうですね。
カーディガンは肩掛けにもできるため、脱いだときに荷物が増える心配もありません。アンサンブルは、それぞれを別々に使えるので普段も着回せるのが嬉しいポイントです。
1枚で上品さも華やかさも演出してくれるきれいめワンピースは、ホテルランチには最適。デザインがシンプルなものを選べば、アクセサリー使いや小物使い、ヘアスタイルなどに変化を付けることで、異なる印象の着こなしをすることができます。
秋冬のホテルランチにおすすめなのが、ツイードのスカート。季節感を演出しつつ、エレガントな雰囲気を作れます。ひざが隠れる丈感も上品に見せるポイント。大人女子はひざが隠れる丈感のスカートで、しっとりとした色っぽさを。
続いて、40代の方にぴったりの服装とアイテムをご紹介します。
大人っぽく、かつほどよくセクシーな印象にしてくれるタイトスカート。デートでホテルランチに行くなら、身体のシルエットがきれいに出るスカートで大人な雰囲気を演出しましょう。春らしい色をチョイスすることで、季節感も取り入れられます。
かっちりとした場面でも着こなしやすいテーパードパンツは、40代の方が持っておくべき1枚。薄手のシャツと合わせることで、涼しげなホテルランチコーデに仕上がります。物足りなさを感じる場合は、アクセサリーや小物でアクセントをプラスするといいでしょう。
サッと着られるフレアワンピースは、簡単に上品かつおしゃれに決まる1枚。暗めカラーを選べば、秋口でも問題なく着こなせます。フレアシルエットがかわいらしさを残しつつ、40代らしい落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。
寒い時期には、きれいめのコートを羽織ってホテルランチへ出かけましょう。ワンピースと合わせると、簡単だけどこなれ感のあるコーデが完成します。
冬はブーツを履く機会が多くなると思いますが、ホテルランチにカジュアルなブーツは避けたほうが無難です。
続いて、50代におすすめのアイテムと服装をご紹介します。
花柄スカートは、春らしい印象を与えてくれるアイテム。主役級なので、他のアイテムの色味を抑えても1枚で華やかに仕上がります。落ち着いたブラックのレーストップスと合わせてきれいめにまとめてみて。
夏場のコーディネートは、露出は抑えたいけど涼しげは出したいところですよね。そんなときには、淡めカラーのワイドパンツとブラウスの組み合わせがおすすめ。
きれいめのパンツスタイルはホテルにしっかりとマッチします。淡色でまとめた爽やかな着こなしに、パンプスやバッグで差し色を入れるのがおしゃれです。
コーディネートにほどよい抜け感を加えてくれるレーストップス。エレガントさとレディライクな雰囲気は、上質なホテルの空間にしっかりと溶け込みます。
あえてパンツと合わせてバランスを取ることで、甘すぎない50代の方でも着こなせるコーディネートに仕上がるでしょう。
大人っぽいシルエットに仕上がるタイトスカートは、きれいめコーデの強い味方。ビジネスシーンでのホテルランチにもぴったりなので、1着持っておくとここぞという時に活躍してくれます。
落ち着いた色味を選べば、50代の大人っぽさも演出できること間違いなし。Vネックのセーターと合わせて首元に抜け感をプラスして。
ホテルでのランチに適した、スマートカジュアルをまとめてみました。TPOに合わせた服装で、大人のおしゃれを楽しめたら良いですね。