結婚式のドレススタイルに合わせるショールに、お悩みの女性も多いはず。おしゃれなショールを羽織り、パーティースタイルの洗練度をグッと高めたいところです。そこで今回は、結婚式のショールのマナーからおすすめコーディネートまで一挙ご紹介します!
【目次】
結婚式において、スリーブレスのパーティードレスに欠かせないのが「ショール」。肌の露出を抑える役目を果たすのはもちろんですが、さらっと羽織るだけでもドレススタイルをよりおしゃれに、そしてエレガントな雰囲気に導いてくれるところも、ショールの魅力的なポイントだと言えるでしょう。
そこで今回は、結婚式のショールに関するマナーからおすすめのコーディネートまで一挙ご紹介します!まずはボレロとの違いやマナー、基本の巻き方を解説した後に、ショールを取り入れたおしゃれなドレススタイルをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
「結婚式でショールを羽織るのはダサい?」と不安に思っている女性も多いはず。結婚式でのショールスタイルは定番になりつつあるものの、まだまだおしゃれともダサいとも、賛否両論の声が挙がっているのです。そこでパーティードレスにショールを合わせるスタイルは、実際ダサく見えてしまうのか気になるところ。
中には「肩の出るドレスを着てわざわざショールを羽織るのが理解できない」「せっかくのドレスのデザインをショールで隠してしまうのは勿体無い」との声はありますが、ショールを羽織ること自体がダサいわけではなく、好みの問題ですのでご安心を。そもそも日本では、結婚式の場では肩を出すのがタブーだとされているため、袖のないドレスを着用する場合には必要不可欠なのです。ドレスに合ったおしゃれなデザインのものをチョイスすれば、ドレススタイルをワンランク上に導くことができるでしょう。
結婚式の羽織りとして、ショールと肩を並べて人気を誇るのが「ボレロ」。そこでそもそもショールとは、ストールよりも大判かつやや厚手で、肩に掛けるようにして羽織るもの。一方ボレロはショートジャケットの一種であり、しっかりと袖を通して羽織るタイプとなります。
そこで「ショールとボレロのどっちが良いの?」とお悩みの方も多いはず。そこで選び方に関してですが、例えば、さらっと羽織って二の腕やお腹周りなどをカバーしたい、または羽織り方のアレンジを楽しみたいのなら、ショールがおすすめ。動きやすさを重視したい方、肩からのずり落ちが気になる方にはボレロをおすすめします。
さらに気になるのが、食事中のショールのマナー。まず大前提として、食事中のショールの着用に関してですが、外出時の羽織として用いるものではない限りマナー違反ではありませんのでご安心ください。また、ショールはどうしても肩からずり落ちやすいこともあり、お食事中の対処法に頭を抱える女性が多くいらっしゃいます。
そこで結婚式のお食事中には、だらんと垂れてしまった状態ではだらしなく見えてしまいマナー違反ですので、羽織り方に工夫をする必要があります。例えば後ろで結んでボレロ風にまとめたり、飾りを使ってしっかりと裾を結んだりと、ずり落ちないようにきちんと羽織ることを意識すれば問題ありません。
ここでは、結婚式の基本のショールの巻き方についてご紹介します。まず最も一般的なのが、ショールを前で結ぶスタイル。左右の長さが均等になるように肩から掛けたら、みぞおちくらいのあたりで結び目を作り、ひと結びをするだけで簡単に完成します。もしも結び目をしっかりと固定させたいのなら、上にきている裾をもう一方の後ろから持ってきてループに通し、固結びすると良いでしょう。
さらにショールのずり落ち問題が気になる方は、ボレロのように仕上げる後ろ結びの方法もマスターしておくとOK。こちらも非常に簡単で、左右均等になるようにショールを肩にかけたら、裾を後ろに持ってきてウエスト周りで結ぶだけ。飾りなどもいらずに簡単にアレンジできるので、シーンに合わせて結び方を変えてみてください!
ここからは、ショールを使った結婚式におすすめのコーディネートを具体的にご紹介していきます。そこで大人っぽくシックな雰囲気の装いにまとめたい方におすすめするのが、「黒」のショールです。ただし地味に見えることのないよう、華やかなデザインのものを選ぶことをおすすめします。
落ち着いた色合いで上品な雰囲気ながらも、タイトシルエットで女性らしさも漂うネイビーのドレスを主役としたコーディネート。フリルでエレガントな雰囲気の黒のショールをさらっと羽織り、ダークトーンながらも一気に華やかな印象へと導きましょう。さらにパンプスやクラッチバッグも黒で統一すると、洗練度がアップするのでおすすめです。
「白」のショールは、程よく華やかですが清楚な雰囲気たっぷりで、かつ女性らしさも演出できる優れもの。「結婚式で白を身につけて良いの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ショールなどのファッション小物で取り入れる分には問題ありません。
きれいなフレアシルエットが特徴的な、ネイビーのドレスを主役としたスタイル。肌寒い季節には、温かみのある白ショールを羽織って、季節感を演出するのもおしゃれでおすすめです。さらにパールネックレスや白のハンドバッグで統一感を意識しつつ、足元は黒パンプスで品良く決めてください。
ヌーディーで美人見え抜群の「ベージュ」のショールは、印象をふんわりと優しく仕上げたい時におすすめ!肌馴染みが良くカラードレスとの相性も抜群で、さらっと羽織るだけで華やかな大人の装いへと導いてくれます。
ミントグリーンのドレスは、華やかながらも落ち着いたトーンで、大人の女性でも着こなしやすいワードローブ。ベージュのショールは、結ばずにさらっと肩から羽織るだけで、こなれ感を演出するのもおしゃれです。さらにネックレスやクラッチバッグはホワイトで統一し、淡く柔らかな雰囲気に仕上げてみましょう。
ラメ入りのショールは、ドレススタイルを華やかに見せたい時におすすめするアイテム。さらに控えめなラメ感が洗練されたような印象へ導き、ワンランク上のおしゃれなスタイルに仕上げてくれるでしょう。
黒ドレスは、レース使いで程よく華やかさのあるものなら、地味に見えず結婚式の場にもぴったり。そこにラメ入りの白のショールをさらっと羽織れば、エレガントな雰囲気の大人のドレススタイルが叶うでしょう。さらにパンプスは黒、クラッチバッグは白と全体をツートーンにまとめると、統一感のあるおしゃれな着こなしに。
さらにドレススタイルに高級感を加えたいのなら、「ファー」のショールをチョイスしてみてはいかがでしょうか。ただ古くから、ファーは殺生をイメージさせる、毛が抜け落ちやすいというポイントから結婚式ではタブーだとされていたため、年配の方の多い結婚式には不向き。例えば友人中心のカジュアルな結婚パーティーなどで、お食事中などには毛が飛ばないように注意をすると良いでしょう。
さりげない光沢感が美しい、深みのあるグリーンのベルベットワンピースを主役としたコーデイネート。そこにベージュのファーショールをボレロ風に羽織り、エレガントな装いを完成しましょう。さらに深みのある色合いにまとまっているところ、パンプスやクラッチバッグは白でまとめて軽やかさを意識するとgood。
いかがでしたか?今回は、結婚式のショールのマナーからおすすめのコーディネートまで一挙ご紹介しました。華やかに見せたいのならラメ入りやデザイン性の高いものを、品良く仕上げたいのなら無地のシックなものを。さらにドレスとの相性を考慮して、素材感やカラーをチョイスするとおしゃれに決まること間違いありません。ぜひ参考にして、あなたも結婚式ではショールを羽織り、ワンランク上のレディな着こなしを叶えてください!