オーストラリアのケアンズは美しい自然を楽しめる場所。日本人からも人気の観光スポットです。ここでは、ケアンズの気候や天気とケアンズ旅行におすすめの服装をご紹介します。
【目次】
ケアンズを中心とするオーストラリア・クイーンズランド州の北部は熱帯モンスーン気候。赤道からの距離は沖縄よりも近く、一年を通して暖かいです。
■ケアンズの季節
ケアンズは常夏の都市で日本のようにはっきりとした四季はありません。ただし、季節は4月~11月の乾季と12月~5月の雨季に分けられます。
雨季は降水量が多いですが、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはほとんどなく、早朝や夕方にのみスコールに似た雨が降ります。現地の人は雨が降っても雨具を使わず、雨宿りをして雨が上がるのを待つことが多いです。
■一年中紫外線対策が必要
ケアンズは一年を通して紫外線が強いです。旅行などでケアンズを訪れる場合は、帽子やサングラス、日傘、日焼け止めなどで紫外線対策を行いましょう。
基本的に、ケアンズ旅行のベストシーズンは雨が少なく、温暖な6月~11月だと言われています。特に、7月~8月はホエールウォッチングのシーズンなので、クジラを見たい人はこの時期に訪れると良いでしょう。
■ビーチアクティビティを楽しみたい場合
グレートバリアリーフでのダイビングなどビーチアクティビティを楽しみたい場合は、4月~5月上旬と10月~11月中旬がおすすめです。11月下旬から3月ごろはクラゲが多いため、海ではなくプールで遊ぶと安全です。
■山や森林を訪れる場合
高地にあるキュランダ村などの山や森林を訪れるなら、4月~12月がベストシーズンです。1月~3月はスコールやサイクロン(台風)の影響で交通手段を利用できないこともあるため、注意が必要です。
オーストラリアは南半球に位置しているので、ケアンズの天気は日本と逆。春は9月~11月までです。春のケアンズは夏に向けて少しずつ暑くなり、最高気温が30度を超える日も増えてくるため、基本的にはTシャツとショートパンツなどの服装で良いでしょう。
ただし、9月上旬は最低気温が20度を下回ることがあるため、長袖のシャツなどを用意してください。
12月~2月の夏は一年で一番暑く、最高気温は35度前後で夜も25度程度までしか下がりません。夏のケアンズは雨季で湿度も高く、ジメジメとしているため、暑さ対策できる服装を心がけましょう。
通気性の良い素材でできたTシャツとショートパンツのコーデは暑さを気にせず観光を楽しみたい人にぴったりです。
ケアンズの秋は3月~5月。最高気温は30度程度、最低気温は20度程度で春と同じような暖かさです。3月はまだ雨季で蒸し暑さを感じますが、4月や5月は乾季に入り、涼しく感じる日もあるため、薄手の羽織を持って行くと、役立つでしょう。
半袖やノースリーブのトップスとミニスカートを合わせた服装にカーディガンを羽織ると、温度差に対応しやすいです。
6月~8月のケアンズは一年で最も気温が低い冬。最高気温は25度程度なので、日中は半袖でも大丈夫ですが、朝晩は15度程度まで冷え込むため、カーディガンやパーカーなどが必要です。
早朝に気球に乗ったり、山間部を訪れたりする場合は、厚手のニットカーディガンやフリースなども準備してください。
ケアンズはカジュアルな雰囲気のリゾート。現地の人はTシャツ×短パンなどのラフな服装が多いです。街歩きをする際は、ノースリーブ×柄パンツの楽ちんファッションで観光やショッピングを満喫しましょう。
ケアンズのホテルやレストランはドレスコードがないところが多いですが、高級店を訪れる時はきれいめな服装がおすすめ。女性はブラウス×スカートやワンピースなどを着ると、おしゃれな雰囲気を楽しめます。
靴はサンダルでも問題ありませんが、ビーチサンダルは避けましょう。
ケアンズはグレートバリアリーフへの玄関口。船で美しいサンゴ礁が広がるリーフまで行き、シュノーケリングやダイビングを体験できるツアーが催行されています。
ビーチアクティビティのツアーに参加する場合は、Tシャツなどの下に水着を着ておくと、スムーズに着替えられるでしょう。船やリーフにはシャワーや更衣室があるため、着替えを持って行くのがおすすめです。
ケアンズでは、キュランダ村やモスマン渓谷などの熱帯雨林を訪れる自然満喫ツアーにも参加できます。熱帯雨林を訪れるなら、Tシャツ×ミリタリーパンツなどの動きやすい服装を選びましょう。足元は歩きやすいスニーカーが最適です。
ケアンズのカジノにはドレスコードはありません。ショートパンツやミニスカートでも入場できますが、ワンピースを着ると、カジノに合う華やかな雰囲気を演出できるでしょう。サンダルはNGなので、パンプスなどを合わせてください。
ケアンズはグレートバリアリーフから熱帯雨林まで大自然を味わえる人気の観光スポット。ケアンズを訪れるなら、季節やシーンに合った服装で存分に楽しみましょう。