避暑地として知られる、観光客に人気の軽井沢。季節や天気によって気温が変わりやすくどんな服装をすればよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、天気別の軽井沢コーデをご紹介します。
【目次】
軽井沢は高冷地気候と呼ばれ、夏は涼しく冬は寒いという特徴があります。比較的高地にあり湿度が低いため、夏でも夕方になると肌寒さを感じます。
シーズン通して、ショールや上着は必須アイテム。こまめに体温調節ができる、羽織やあったか小物を組み合わせたコーデがおすすめです。
避暑地として有名な軽井沢は、涼しいというイメージはあっても厳しい寒さを想像していない方も多いのでは。
軽井沢の冬は最低気温-8度になる日もあるなどとても寒いため、防寒対策が必要です。特にアウターはできるだけ暖かいものを。ダウンのコート、手袋、帽子は忘れずに持って行きましょう。
軽井沢でも山地に行く場合は、スノーブーツなど雪でも歩きやすい靴を用意するのがおすすめ。アウトドアブランドなどで、しっかりと防寒対策で着るアイテムを選んでください。
軽井沢は、春でも4月まで降雪がある地域です。寒さが厳しいため、5月に近づくころにようやく春の気配が訪れます。徐々に暖かくなるのではなく、急激に温度変化があるのも特徴。
平均気温は、3月2.2℃、4月8.5℃、5月13.5℃と上昇していきます。長袖のトップスとロングパンツに、少し厚手のスプリングコートを合わせるのがおすすめです。
軽井沢の春は、昼夜の気温差が13℃前後と寒暖差が大きくなります。特に雨の日は、冷え込みが厳しいため寒さ対策が必要です。雨の日も薄手のコートまたはダウンジャケット、ロングパンツのコーデがおすすめ。
暖かさを感じる日もありますが、まだまだ気温が上がらない時期のためしっかりと防寒対策してください。
避暑地として有名な軽井沢は、夏がベストシーズンです。多くの人たちが軽井沢を訪れ、各地でイベントが行われるなど華やかな雰囲気に包まれます。
夏は過ごしやすいとはいえ、日中の最高気温25度、最低気温16度と温度差が大きくなります。特に夜間から明け方などは10℃近くまで冷え込む日もあるため、基本的には長袖とロングスカートなどを着用し薄い羽織を持って行くと良いでしょう。
夏の軽井沢は濃霧が発生しやすいのが特徴。霧が発生すると、体感温度はさらに涼しく感じられます。
雨の日でも日中は半袖で汗ばむくらいですが、日が落ちると温度が急激に下がります。薄手のカーディガンや長袖の羽織り、レインコートなど、肌寒い時に羽織れるものをコーデにプラスしましょう。
軽井沢の秋は、空気が澄んで気持ちの良い気候が続きます。気温は急激に下がり、10月頃には紅葉も色づきはじめます。
平均気温は、9月17.8℃、10月10.9℃、11月3.6℃と1か月ごとに寒くなってくるため、服装にも注意が必要です。
日中は長袖トップス1枚で過ごすことができる時期もありますが、夜との寒暖差が大きいためデニムジャケットやウールコートなどアウターは必ず持って行きましょう。
秋は雨だけでなく雪が降ることもあります。特に11月は積雪が記録され始めるため、防寒対策は万全に。最高気温がマイナスになる日もあるため、ニットやダウンジャケットは必須です。ボトムスもスカートよりロングパンツをコーディネートするのが無難でしょう。
軽井沢の冬は、平均気温12月0.5℃、1月-3.0℃、2月-1.8℃となり、北海道の平均気温に近い寒さを記録します。
特に1月下旬から2月は、最高気温がマイナスの日もあるため、厳しい寒さに耐えられる服装がベストです。ダウンジャケットやニット帽子、手袋、マフラーなどで、しっかりと防寒対策をしましょう。
寒さが厳しい軽井沢の冬ですが、積雪はそれほど多くありません。ただ、積雪が少ないとはいえ、地域によっては雪の中を散策することもあります。雪道でも安全に歩けるよう滑りにくい靴を履き、裏起毛などのあったかロングパンツに暖かく軽量のアウターを羽織るなど、暖かく動きやすい服装でまとめるのがおすすめです。
軽井沢を訪れる際は、四季を通して体温調節しやすい羽織ものは必ず持って行きましょう。自然豊かな地域のため、アースカラーを取り入れて爽やかなコーデを楽しむのがおすすめです。ぜひ記事を参考に、軽井沢の旅を楽しんでください。