LIFESTYLE
2018.11.13

壁や壁紙の掃除方法って?油汚れやカビなど汚れ別にご紹介

壁や壁紙の掃除方法って?油汚れやカビなど汚れ別にご紹介 壁や壁紙の掃除方法って?油汚れやカビなど汚れ別にご紹介

引っ越してきたばかりの時は、新しい壁や壁紙だったのに、生活している内に油汚れやほこりがついてしまうのは仕方ないと思いながらも、きれいな状態にしたいと思いますよね。そこで今回は、壁紙のお掃除方法をご紹介します。

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

壁や壁紙を掃除する際の注意点

壁を掃除している女性

壁や壁紙を掃除する際に注意したいのは、壁や壁紙の材質です。

壁や壁紙は、木やビニール、紙、コンクリートや砂、石、珪藻土など、さまざまな材質で作られており、デリケートな素材の場合は、強く擦ったり、強力な洗剤を使うと壁や壁紙自体を傷めてしまうことがあります。

もし、洗剤を使う場合は、必ず、壁や壁紙の目立たない所につけてテストをし、変色や劣化が進まないかどうかチェックしてから全体を掃除するようにしましょう。洗剤で傷んでしまう場合は、水を含ませたメラミンスポンジで壁を擦るのがおすすめですが、擦りすぎて壁紙が削れてしまわないようにしましょう。

また、洗剤や水の吹き付けすぎは、湿気やカビの原因にもなりますので注意したいですね。必ず換気をしながら行い、部屋の湿度が上がらないようにします。水や洗剤を壁につけ、濡れたまま長時間放置しないようにする事と、掃除の仕上げに乾拭きをすることも重要です。

床に新聞紙を敷いておくと、壁を掃除した後の片付けや掃除も楽ですね。

必ず手袋やマスク、ゴーグルを着用し、汚れてもいい服装で行うようにしましょう。

汚れ別!壁や壁紙のお掃除方法【1】手垢やほこり、軽い油汚れ

壁を掃除している女性

■重曹水

手垢やホコリ、軽い油汚れなどがついていしまっている壁の汚れは、100円均一やスーパーでも購入できる「重曹」が活躍してくれます。

重曹は、食塩水や二酸化炭素が合わさったものですので、皮膚に触れるような場所や、食品を扱うような場所でのお掃除におすすめのアイテムです。使い方も簡単で、水100mLに小さじ1杯の重曹パウダーを溶かし、それをスプレーボトルに入れて、スプレー洗剤として使用するだけです。

ただし、重曹水を吹き付けて変色がないか、一度壁の隅の目立たない所でテストしてから壁掃除を始めるようにしましょう。

まずは、壁に付いているほこりを払ってから水拭きを始めましょう。手の届かない高い場所は、クイックルワイパーのような持ち手がある掃除道具が便利です。

壁に大量に吹き付けると液ダレしてしまいますので、重曹水を雑巾にしみ込ませ、拭き掃除をします。壁の汚れを落としたら、水拭きをして、重曹を拭き取りましょう。最後に乾拭きをして終了です。リビングの他、キッチンやダイニング、トイレやお風呂の壁などにおすすめです。

しつこい汚れは、重曹水を吹き付けてしばらく放置すると、汚れが落ちやすくなりますが、放置することで壁が変色してしまう可能性もありますので注意が必要です。


■食器用中性洗剤や市販の壁掃除洗剤

また、食器用の中性洗剤も壁紙掃除に使えるアイテムです。水に濡らした古い布や雑巾に、食器用洗剤を数滴垂らしたら、壁を拭き掃除します。

その後に、水拭きを数回行い、最後に乾いた布や雑巾で乾拭きを行うだけです。

その他にも、「かんたんマイペット」のような、拭き取りのいらない市販のスプレー洗剤も、壁紙掃除に活躍してくれます。

汚れ別!壁や壁紙のお掃除方法【2】クレヨンやペン

壁の落書き

クレヨンやペンなどの油性の汚れは、先ほどご紹介した壁掃除の方法で取れない場合もあります。白い壁紙の汚れは、特に目立ちますよね。

そのような場合は、消しゴムで擦るのもおすすめです。ただし、強く擦りすぎると壁を傷めてしまいますので、注意しましょう。

その他にも、古布に除光液を含ませ、拭き取る方法もあります。こちらは、壁紙が変色しないかどうかテストしてから行うのが必須ですよ。

汚れ別!壁や壁紙のお掃除方法【3】油汚れやヤニ汚れ

キッチンの壁や扉を掃除している女性

■キッチンの油汚れ

キッチンの壁の油汚れの掃除には、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水のスプレーがおすすめです。

セスキ炭酸ソーダ水は、重曹よりも水に溶けやすく、その上アルカリ性が強いので汚れ落ちも良いのがメリットです。安全性も高く、環境にも負担をかけにくいことから、近年、掃除や洗濯アイテムとして人気になっています。

セスキ炭酸ソーダ水のスプレーは、市販されていますし、500mLの水に対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れて溶かせば、リーズナブルに作ることもできます。

「マジックリン」のような市販のスプレー洗剤や、クリームクレンザーを利用するのも手軽に掃除ができますね。

こちらも、最後に水拭きを数回行い、洗剤を拭き取ってから、乾拭きをして仕上げましょう。


■ヤニの汚れにもセスキ炭酸ソーダ

壁や壁紙を水拭きしただけでは落ちないタバコのヤニの掃除には、先ほどご紹介したセスキ炭酸ソーダ水が活躍してくれます。

セスキ炭酸ソーダ水をしみ込ませた古布や雑巾で拭き掃除を行いましょう。
汚れが取れにくい場合は、セスキ炭酸ソーダ水を吹き付け、しばらく放置してから、歯ブラシやメラニンスポンジで汚れを落としていきましょう。

ただし、歯ブラシやスポンジを使用する際は、擦りすぎて壁を傷めないように注意しましょう。

汚れ別!壁や壁紙のお掃除方法【4】水垢

クエン酸

クエン酸を溶かしたスプレーは、水垢の掃除におすすめです。クエン酸水は、水200mLに小さじ1杯のクエン酸パウダーを入れて溶かし、スプレー洗剤として使用します。

まずは、重曹水で拭き掃除したら、クエン酸水で拭き掃除します。どちらもナチュラルなエコ素材ですので、食品を扱うキッチンにはぴったりですね。

最後に水拭きをして、重曹やクエン酸を取り除き、乾拭きをして終了です。

汚れ別!壁や壁紙のお掃除方法【5】カビ

リビングの掃除

カビ汚れの壁や壁紙のお掃除は、必ず換気を行い、マスクやゴーグルを着用します。

重曹やクエン酸でまずは汚れをしっかり落としましょう。ただし、カビがついている部分を壁全体に広げないように注意します。

また、殺菌作用が高い、消毒用エタノールを吹き付けることも、カビの予防になります。

和室の土壁や珪藻土、漆喰の壁の掃除は

和室

和室のザラザラした砂壁や、珪藻土、漆喰の壁などは、拭き掃除をしても、水分を吸収してしまうので、変色や劣化してしまいます。また、拭き掃除をすることで、繊維が壁についてしまうのも困りますよね。

そのような壁の場合には、こまめにはたきを掛けたり、コロコロローラーを使って、ホコリを落とし、汚れがたまらないようにしましょう。

また、残っている汚れは、消しゴムで擦るのが効果的です。砂壁や珪藻土の壁の場合は、サンドペーパーを使って薄く削るようにするときれいになります。

その他にも、掃除用のアルコールスプレーを吹きかけることで、カビを予防することができます。

また、塩素系漂白剤を水で7倍程度に薄め、壁のシミにスプレーし、漂白した後に、サンドペーパーで磨く方法もあります。しかし、色の濃い壁には向きませんので、扱いには十分注意しましょう。

壁や壁紙の掃除は、素材や汚れに合った洗剤や掃除グッズを使うと、入居した頃のようなきれいな状態に近づけることができますし、お部屋全体も明るくなります。ぜひ、ご紹介したお掃除方法を参考にしてみてくださいね。

related articles